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' Z3 |8 M e* S; A( ]【天声人語】楓紅 2005年11月07日(月曜日)付 * T& k, c+ }$ x$ z6 F T
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朝晩、ひんやりしてきた。なんて思っていたら、きょうはもう立冬である。でもまだ、冬の気配を探しあぐねる人も多いのではないか。 C) [1 V0 w% A! f! U
7 z; V: S, K& {* D* ]7 D. t 啓蟄(けいちつ)や立秋など、もともと中国で生まれた二十四節気は、日本の気候とは微妙にずれている。それが近ごろ、いっそう目立つ気がする。きのうの本紙「日曜be」に、日本の紅葉は50年前より2週間以上も遅くなったと書いてあった。気温の上昇が原因で、西日本では師走紅葉も珍しくない。
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読んですぐ、明治神宮外苑のイチョウ並木を見にいった。樹齢100年近い木々は、ほとんど緑色の葉に覆われていた。わずかに色づきかけていたが、「山吹色のトンネル」になるには、あと15日ほどかかりそうだ。
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並木の一角で、結婚式の記念撮影をしていた。花嫁の両肩もあらわなウエディングドレス姿が、冬までの距離を感じさせた。傍らで仲間とスケッチをしていた男性は、葉を濃淡2種の黄色に描いていた。「見たままの緑色じゃ、秋らしくないもの」( t$ L( D+ e% m" T4 R, @' d
* `/ q/ p3 h2 b" J 並木をじっくり見ると、車道沿いの方が黄葉がやや早い。排ガスなどの悪影響があるのだろうか。紅葉とともに落葉の時期も遅くなるから、樹木の成長や年輪の幅にも変化が表れるに違いない。そんなことを、ぼんやりと思いながら、都心を歩いた。; a4 I( x9 X+ U" u7 P7 \
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30分ほどで国会議事堂の前に出た。敷地の外周は100本を超すイチョウの大木で、ぐるりと囲まれている。外苑のより少し黄色みがかって見えた。この議事堂が完成したのは二・二六事件があった昭和11年、1936年のきょう、11月7日のことだった。 ) I; D( C, c" W3 G/ R
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