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楼主 |
发表于 2009-9-30 22:49:06
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次から次へと作業順序をきめていくとき、自動送りの破線が最初に引いた赤線につきあたるものがでる。この場合は、自動送りの破線をスタートの位置から不足分だけ引く。これは組み合わせが成立するかどうかを見るためである。もし、この破線が前に記入した手作業の実線にぶつかれば、この組み合わせは成立しないことになる。
(9)予定の作業範囲とサイクル、タイムとの関係を調べる。
はじめに予想した工程までの手作業を図示しおわったら、最初の作業の欄へもどす。そして、そのもどった点が最初に引いた赤線と、どのような関係にあるかを調べる。
(10)適正作業量かどうか確かめる。
赤線ともどった点がちょうど合致すれば、適当な組み合わせである。
もし、赤線の手前で作業が終わるようであれば、作業量が少ないのであるから、もう一台の機械が持てないかと検討する。
逆に、赤線からはみだした場合には、どうしたらはみだした分だけ短縮できるだろうか、と個々の作業をもう一度みなおしてみる。
たとえば、粗材置場や治工具の位置は作業しやすい位置として適当だろうか、あるいは、作業しやすい置き方になっているだろうかなどを検討する。
さらに、機械の間隔は離れすぎていないか、どこか一台、加工されたワークを自動取り出しにできないかなど、改善点を追求していく。
あっさりと機械の持ち台数を一台減らしてしまっては、せっかくの改善の芽をつぶしてしまうことになる。
(11)作業順を記入する。
組み合わせができたら、最後に図示したものに基づいて、作業順の棚へ作業順序にしたがって番号を1、2、3、、、と記入する。
このようにして作成した、標準作業組合せ票により、自分で実際に作業をやってみる。そして、その順序で、そのサイクル、タイムで作業ができるかどうかを確かめる。
組合せ票どおり、うまくやれるようになったら、作業者が納得するまで、その作業をTWI「仕事の教え方」(JI)を活用して、効率的に教えこんでいくことが大切である。
2-4設備能力と作業の組み合わせ
車を構成しているどの部品も、多くの人たちの手を経てできあがったものである。当たり前のことであるが、エンジン1台、ミッション1個、ボデー1個などと、1台分を構成する部品さえあれば、立派に1台の車ができるのである。
たとえば、4気筒のエンジンは、ブロック1、クランク1、カムシャフト1、コンロッド4、ピストン4などの部品で構成されている。ところで、仮に、シリンダーブロック加工ラインが故障を起こして、ブロックの生産が止まったとしよう。
このとき、クランク、シャフトその他の加工ラインの人たちは、どのような動きをするであろうか。
このときとばかりに、それぞれの部品の生産を続けるのではなかろうか。
きめられた置場に、きめられた個数まではよいが、1個でも多く加工しておこうと、どこからか箱を持ってきて、その箱の中に積み込み「大分手持ちがふえたわい、これで一安心…」と喜ぶようなことをしてはいないだろうか。 |
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