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发表于 2006-3-11 15:15:57
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2006年03月11日(土曜日)付
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9 y8 c! F0 Z8 a+ C7 O- J 量的緩和を解除し、ゼロ金利は当面維持する……。この日本銀行の政策変更によって、日本はどうなってゆくのか。専門家の間でも、「役割は終わった」、あるいは「当面続けた方が良かった」と見方が分かれた。
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: ]% W/ K! g: K$ f 先月93歳で亡くなった都留重人さんは、経済の「平熱」を計ることの難しさを説いていた。人間には平熱があり、体温計を使って危険信号を読める。「経済のばあいには、平熱とは何かということについて、専門家のあいだでも、なかなか意見が一致しないのだ」(『経済を見る眼』岩波新書)。$ b1 r2 e* P# Q$ t) ^* T, O
& n+ A8 i3 e9 F9 p1 j( E" i6 o 日本の戦後を代表する経済学者の一人で、リベラルな論客だった都留さんは、一橋大の学長などをつとめた。1947年、昭和22年には、最初の経済白書を執筆している。当時は「経済実相報告書」という題だった。日本をどう再建するのかを世に問うた異色の白書として読み継がれ、後年『第一次経済白書』として講談社学術文庫に収録された。0 ]0 x1 I1 X! K
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こんなくだりがある。「経済が危機に立ったときには、われわれは否応なしに、ものごとをいままでになく透明かつ直接的につかむことを余儀なくされもするし、またそうしなければならない」
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2001年の経済財政白書は、小泉内閣のキャッチフレーズ「改革なくして成長なし」を副題に掲げた。そのころ都留さんは「成長それ自体を目的とすべきではない」と語っている。
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「成長」という言葉に振り回されることなく、ものごとを透明かつ直接的につかむようにとの思いが込められていたのだろう。改めて、かみしめたい。 |
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