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发表于 2006-3-28 09:47:57
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2006年03月28日(火曜日)付( [& A9 l5 C& o8 a7 g
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明治期から昭和にかけて、文明批評に健筆を振るった長谷川如是閑に、こんな言葉がある。「生命は刹那(せつな)の事実なり、死は永劫(えいごう)の事実なり」(「如是閑語」)。死の永遠性に比べれば、生きている時はあっという間だと、生あるものの切なさを述べる。
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. F7 I% U; U, W) G( c0 o9 J3 H 刹那の側から永劫の方へと移る境目を、どんな状態で迎えるのか。自分の意思はどう扱われるのか、果たして意識はあるだろうか。死というものを考える時、そんな思いもよぎる。
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富山県の射水市民病院で、7人の患者が人工呼吸器を外されて死亡していたことが分かった。病院によれば、患者は意識が無く回復の望みがない状態で、治療の責任者だった外科部長はいずれも家族の同意を得て外したという。7人とは別に、呼吸器を外されかけた患者があり、その家族は「取り外しについての説明はなく、外すようお願いしたこともない」と語る。生と死の境目の場面での証言が食い違っている。9 E r V! w, [0 g
4 b H$ S4 P3 ~ 病院側は、外科部長の行為が「延命治療の中止措置」だったとして「倫理的、道義的に問題があった」と謝罪した。延命中止についての国の指針は、まだできていない。% ]& L: A: Q7 v1 o
# N/ X+ V5 o9 Z( o 厚生労働省の02年度の調査では、自分が末期がんなどで痛みを伴い、余命に限りがある場合、単なる延命治療は中止して欲しいとする市民が7割強を占めた。前もって延命治療を拒否する考えを文書で残す「リビング・ウィル」に賛成する人は初めて半数を超え、6割となった。
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死は直視し難い。しかし、いつかは訪れる。あらかじめ対応を考えておくのもいいのかも知れない。 |
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