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发表于 2006-8-27 23:37:35
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【天声人語】2006年08月27日(日曜日)付 $ N( }% O, f' \! o
「すっか、すねがだ、なじょすっぺ」。シェークスピアの「ハムレット」で最も有名なせりふを東北学院大教授の下館和巳さん(50)は、こう訳した。5 R! Z6 m! {( w
, d5 \ R. m, \1 N, b, m f, n 手元の岩波文庫では、「生きるか、死ぬか、それが問題だ」(野島秀勝訳)とある。坪内逍遥訳を始め、50種類はあるといわれる日本語訳に、新たに仙台弁が加わることになった。4 r9 H" `0 M- I$ m( I! ?
* G( m2 C7 A, Z( }: H 下館さんは、東北を中心に活動するアマチュア劇団「シェイクスピア・カンパニー」の主宰者で、脚本と演出を手がけている。95年の「ロミオとジュリエット」以来、今回が7作目になる。来月の東京公演に向けて、追い込みに入ったけいこを見せてもらった。' q* [7 Z6 d# R; a
2 [6 ?% Z* ^9 m 仙台弁を使うだけでなく、設定をデンマークから戊辰戦争下の仙台藩に変えている。東京のことばに慣れた者にとっては、なかなか聞き取りが難しいが、音楽のように耳に快いせりふだ。
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宮城県塩釜市で生まれ、仙台、そして東京の学校に進んだ。何度もことばの壁に直面し、子どものころのことばを使わなくなっていったという。劇団をつくるにあたって、まず地元のことばを使うことにした。「西洋の古典劇は、東京で、共通語を使ってやるのが常識でした。でも仙台でやるからには、自分たちのことばでやりたかった」
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3 q. w) B7 {9 f U* ?, G 今年春の仙台公演の後、東京公演のために脚本を手直しして、共通語を2割ほど微妙に交ぜ合わせたそうだ。来年には関西や九州での公演も計画中だ。「関西弁や九州弁、いろんなことばのシェークスピアがあっていいじゃないですか」。下館さんは笑顔で、そう話した。 |
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