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发表于 2006-11-8 00:14:40
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【天声人語】2006年11月05日(日曜日)付
メダカより少し大きめの魚が、水槽の中を群れになって泳ぎ回っている。作家の開高健さんが「幻の魚」と形容したイトウの、今年生まれた稚魚だ。北海道の南富良野町で、イトウの養殖施設を見学した。5 n" c0 ?0 i7 T( E+ D" v
, M( I3 p& J% u1 }( t+ q7 M7 S 成魚では1メートルを超えるものもいる。日本最大級の淡水魚で、天然には北海道の限られた川にしかいない。環境省から絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。漢字ではサカナへんに鬼と書く。それもうなずけるほど、重厚な面構えだ。「個体数は少なく美味で、釣り人の垂涎(すいぜん)の的」。広辞苑も辞書としては異例のほめようだ。. C8 n0 q) a+ ?5 d
; o4 y8 \! N f# k( f* i! b* } 81年に町の職員に採用されて以来、養殖を任されている浪坂洋一さん(44)によると、当初は失敗の連続だった。獰猛(どうもう)で、警戒心が強い。エサを食べなかったり、病気にかかったりして、全滅したこともあった。# `& [6 r3 z4 T- P4 r, w) j
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8年ほど前からようやく軌道に乗ってきたが、今でも出荷できるのは、年に100匹から200匹ぐらいだ。そのため、町民しか購入できないことになっている。
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1匹約4千円だが、採算は合わない。成魚になるまで7年以上かかり、経費がかさむからだ。東京や札幌に出荷できるほどの生産量は今後も難しいという。生きたままでの出荷はしない。河川に放流されれば、生態系を崩しかねないためだ。
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開高さんは根釧原野で2匹を釣り上げた。刺し身について、こう書いている。「肉は淡紅色で、美しく、とろりとした舌ざわりである」(『私の釣魚大全』文芸春秋)。町のレストランで刺し身数切れを食べてみたが、大家の筆に付け加えることはなかった。 |
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