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发表于 2006-11-16 20:30:58
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【天声人語】2006年11月14日(火曜日)付
「力が弱い・無抵抗だから」「いい子ぶる・なまいきだから」「よくうそをつく」「動作が鈍い」——。いじめによる事件で昨年検挙・補導された児童・生徒326人について警察庁が動機を調べると、こうした答えが目立ったという。やはり弱い者に対する攻撃が、いじめの中心にあることがうかがえる。3 b( ^! B6 H) w. |, H/ i( ^
: \, E% h8 w% N. f いじめられている子どもの声に耳を澄ますことが肝要だが、被害者203人について調べると、誰にも相談しなかったのが35%あった。01年の7%から急増している。9 C# J. \* c) r, F# G$ l# `
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被害者が孤立する傾向がみえるが、一昨日埼玉県で、「同級生から金銭を要求された」と学校に相談していた中学3年生が自殺した。大阪府では、学校側が中学1年生に対する別の生徒からの嫌がらせをつかんでいたのに自殺に至る事件があった。
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深刻さを増すいじめだが、絶つ手だては無いのだろうか。弁護士で、江戸川乱歩賞を受けた作家でもある中嶋博行さんが新著『君を守りたい』(朝日新聞社)に、茨城県の筑西市立下館中の「君を守り隊」の活動を紹介している。1 |; v, m$ O+ B' K8 K& B
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10年前に教師が呼びかけ、生徒が自主運営する「守り隊」ができた。生徒一人ひとりが隊員となり、いじめの情報収集やパトロールを始めた。やがていじめは見られなくなり、4年前にパトロールをやめても変わりはないという。
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「いじめをしない、させない、許さない、そして君を守りたい」。この発足時のスローガンから隊の名がついた。どの学校でも可能とは言えないが、いじめの深い闇を照らす一条の光になり得ると思いたい。 |
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