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发表于 2006-11-16 20:34:59
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【天声人語】2006年11月16日(木曜日)付
「サクラ」と言えば、聞こえはそう悪くないが、要するに「回し者」だ。商売では、客のふりをして他の客を買う気にさせる役を言う。官製のサクラが、列島のあちこちで咲いていたことが分かった。
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/ J( n$ j, I0 A0 V, l, m$ F 政府主催の教育改革に関するタウンミーティングの「やらせ」に端を発した問題が広がっている。内閣府が事前に発言を依頼していたサクラの質問者には、謝礼が支払われていたという。8 w ~' G$ v0 k. l/ S* e
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このサクラの問題や、全国各地の高校で発覚した必修科目の履修漏れで、教育基本法の改正を審議するはずの衆院の特別委員会は揺れた。採決を巡る綱引きが続いていたが、与党は昨夕、野党が欠席したまま可決した。; K2 h9 a. a+ a7 ~* o& P/ J
# _1 x" e- Z' V9 s) B9 ^) V$ h サクラへの謝礼について、政府は「議論の口火を切ってもらう役割を担ってもらった謝礼」「全く問題視していない」という。しかし、あたかも自然な発言のように装ったという問題は残るのではないか。サクラよりも悪質なやらせが、教育基本法の改正という国の未来にかかわる重要なテーマを論ずる場で繰り返されていたことも深刻だ。$ f+ n |, G& h1 A% x
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履修漏れにしても、なぜ起きたのか、これからどうして防いでゆくのかについて、国会では深い論議が見られない。この原因は、個々の校長の間違いなどといった段階の問題ではない。全国の教育の現場に「組織的な狡(ずる)」を誘いかけるような仕組みが問われている。
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; c6 o% B: j; C! k8 a 今の教育の根本を見つめ、より公正な姿や仕組みを求めて審議を尽くすのが、本来の国会の役目ではないか。採決は、やらせやサクラのない会議を開き直してからでも遅くない。 |
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