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发表于 2007-2-13 00:07:27
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【天声人語】2007年02月11日(日曜日)付
「ヨコタテ」といえば、翻訳を少々揶揄(やゆ)した言葉だ。横文字を縦に置き換えるだけではないか——。だが中村吉広さん(48)の『チベット語になった「坊っちゃん」』(山と渓谷社)を読むと、翻訳が、言葉の置き換えを超えた異文化のぶつかり合いだと分かる。 P3 F- @ g$ r4 r
7 }; `1 q- V: z! r# x& b) t 中村さんは98年から4年間、チベット仏教を学ぶため中国青海省の民族師範学校に留学した。最後の1年は請われて日本語講師となり、チベット人教師や教え子と、漱石の『坊っちゃん』の翻訳に取り組んだ。
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題名は、貴族の子息への敬称をそのまま使えた。だが冒頭の「親譲りの無鉄砲で……」で早くも思案する。名調子は結局、「父母の慎重さを欠く気質を受け継いでいたので」と律義な訳に落ち着いた。 H1 E* F( G) Q# P1 A! x5 K6 _. G
( U, r: J; C5 ^/ O7 c* G 以降も山あり谷あり。「赤ふんどし」とは何?「茶代」って賄賂(わいろ)? 「猫の額程な町内」も、無辺の地に暮らす人には分かりづらい。「漢学教師」は「中国語の先生」とは違う、などと互いの文化、風土を行きつ戻りつ、全体の3割まで訳した。だが中村さんの帰任で中断する。
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その中村さんと、日本に留学中の当時の教え子7人が来月、小説の舞台の松山市に集う。著作を読んだ愛媛大学の有志らが、完訳を支援しようと「翻訳合宿」を企画した。「道後温泉」や「坊っちゃん列車」など、ゆかりの文物を見つつ翻訳を進めてもらおうとの計らいだ。2 m: a6 D3 x: \9 }- L p
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有志はチベット語対訳版の刊行をめざし、合宿中に公開のシンポジウムも開く。教え子たちは、『坊っちゃん』がどれほど市民に愛されているかも、肌で感じることだろう。 |
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