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发表于 2007-3-17 21:30:09
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2007年03月17日(土曜日)付
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東京の都心に遅い初雪が舞った昨日、超高層の六本木ヒルズの展望台に行った。眼下に、かすんだような街並みが広がる。この高層階に居を構えたライブドアの前社長、堀江貴文被告は、天からの視座を楽しみ「天下取り」を心に誓ったという。
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, P$ T; I) }' b, F4 ^ 堀江被告が裁かれた東京地裁らしい建物も遠望できる。そこで言い渡された判決は起訴事実をすべて認め、被告に厳しいものだった。粉飾した業績を公表し株価を不正につり上げた、あるいは証券市場の公正を害する悪質な犯行などと断罪し、執行猶予を付けなかった。2 {, k) c! m8 F, _
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まだ一審の段階で、上級審でも有罪になるとは限らない。それはそれとして、判決は、本業の業績が上がっていなかったのに粉飾し、有望企業に見せかけたと指摘した。% ^7 _8 V; h$ F: D" g$ }* l; |
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堀江被告は、逮捕される前年の05年に『僕が伝えたかったこと』(マガジンハウス)を出した。「現代のビジネスでもっとも大切なのはスピード」と述べる。自分たちがナンバー1になるために、どこで差をつけるかといえば、突き詰めればスピードしかないともいう。
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: O! _% E9 u5 n) O 常に他を出し抜こうとして、ひたすら突っ走る。そんな傾きがうかがえる。企業が成長してゆくのには、ある程度の時間がかかるはずだ。その必要な時間を極力省き、成長の速さを世間や市場に強調しているうちに、スピードが「法定速度」を超えてしまったのだろうか。3 v* c* h" v( u6 w# D
. }% v }$ [! G1 a ライブドアは、まるで映像の「コマ落とし」のような異様な速さと動きとで膨らみ、はじけ、しぼんだ。天からの視座を頂くあの丘には、冷たい風が吹き渡っていた。 |
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