|
发表于 2007-7-4 09:50:07
|
显示全部楼层
2007年07月04日(水曜日)付
芝居に出てくる馬は、前脚と後脚を別の役者が演じる。何かの拍子に馬がこけ、役者の体や顔がのぞいては興ざめだ。一度でもみっともないのに、あっちでゴロリ、こっちでポロリと続いた日には、もはや進退窮まり、幕を下ろすしかない。
( x, n5 o3 n ^. S# t; s2 _. i3 W- s4 x2 n# J# H* Z2 M$ h
久間防衛相が、原爆投下をめぐる「しょうがない発言」の責任を取って辞める。過去にも不用意なコメントで物議を醸してきた人だ。そういう軽めの人物が初代防衛相となり、自衛隊という重い組織をきょうまで預かっていたかと思うと、何やら背筋がひんやりする。8 v4 H" p4 I8 E ~& L$ R
7 z, t/ q, ^! z. ~7 h. r) k 安倍内閣では、すでに何人かの閣僚が馬から転げ出て、姿丸見えで右往左往するの図。首相はそんな馬脚大臣たちをかばおうとしたが、もう3人がいなくなった。- G6 ^, r* N: [3 M* v, r
e) @7 _5 N# m; H9 {9 B
この内閣には、政権誕生までの論功で登用された人も少なくないと聞く。「産む機械」「ナントカ還元水」「しょうがない」。問題発言や問題行動がこう続くと、首相の任命責任に触れざるを得ない。
# s* e7 P" q4 S7 r% k+ z
T/ b! [8 r; P$ A( ^' P 「投げたことのない人をピッチャーにしたり、三塁手だった人にキャッチャーをやらせたりしたから、うまく回転しなかった」。森元首相はおとといの講演で内閣をそう評した。だが守備位置の前に、そもそも試合に出る資格はあったのか。安倍監督の見る目も問われる。
4 i% K2 O* w6 z- |9 g: C) U9 R% P/ j+ B* k5 c0 g3 T* F
山道が険しくなり、乗ってきた馬を降りなければならない地点を「馬返し」と呼ぶ。富士山や日光の地名にも残る。参院選という尾根を控え、馬は脚から消えていく。自ら挑んだ山登りとはいえ、安倍さん、いよいよの徒歩ですよ。 |
|