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发表于 2007-7-6 10:53:32
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2007年07月06日(金曜日)付
何が暑いってこれほど暑苦しい様はなかろうという戯(ざ)れ歌である。〈西日さす九尺二間(くしゃくにけん)に太っちょう背(せな)で子が泣く飯が焦げつく〉。真夏の夕日がべったり当たる裏長屋で、子守と炊事に追われる肥えた母親。わずか6畳分の空間で「ママ」が二つも熱くなってはたまらない。3 m7 Z! _7 m* S+ f ]( @& Z+ O
& E S1 S; [' r+ n) X, B, c 気象庁の予報では、この夏は暑く、残暑も厳しいそうだ。冷房機器が行き渡っても、日本の盛夏はなお「しのぐ」季節である。とりわけ、ふくよかなご同輩は夜間がつらい。この皮下脂肪を脱いで、枕元に畳んでおくわけにはいかない。( f7 J: s# D- k5 T1 X4 l1 u" k
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国立環境研究所によると、20世紀末の東京では、気温が27度を下らない夜はひと夏に4、5回だった。それが、2011~30年には3倍に増えるとみる。気温35度以上の昼も5割増しだ。 u% i0 J# l5 Z! v$ X, H1 T0 P4 Z) ~
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極地の氷が解けて沿岸部が水没するといった警告には、実感がわかない人もいよう。しかし、蒸す夜が遠からず3倍になると知れば、話は違う。うだる熱帯夜が嫌なら、今夜から省エネに努め、温暖化を遅らせるしかない。
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「西日さす」が枕に振られる落語「青菜」では、屋敷で働く植木屋が暑気払いの酒肴(しゅこう)にあずかる。井戸から出した直し酒と、氷に盛ったコイの洗いだ。酒食や怪談で涼が取れた時代はいい。ほかに手がない事情はあろうが、気温も少しは低かったはずだ。/ c7 g7 R4 X& R8 u4 C( B2 `, L) ]
( \5 b8 Y3 J8 c. Q 環境研は、冬の「零下の夜」は3分の1に減ると予測する。寒がりは助かるなと、のんきなことは言うまい。この夏の冷房を絞れば、来年が少し楽になる。生涯の寝苦しさを均(なら)すつもりで、心したい。 |
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