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发表于 2007-7-13 19:51:50
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2007年07月13日(金曜日)付
1万円札の平均寿命は3~4年だという。1000円札の1~2年より長生きなのは、釣り銭の役回りがないためだ。お札は国立印刷局で生まれ、日銀から浮世に出て、ぐるぐると商いに立ち会う。日銀に里帰りした折、傷んでいれば裁断され、使命を終える。
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9 f, s1 e, |3 }! K4 b8 ]# f, X& _ どなたが、何のつもりで置いたのか。役所の男子トイレで、紙に包まれた1万円札が続々と見つかり、総額は400万円を超えた。たまたま物好きと縁ができたがために、お札たちは便所からメディアに登場する運命となった。
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5 P, h( q X0 d; J+ i8 g0 Q' h 添えられた手紙には「修業の糧としてお役立て下さい」とある。筆跡や状況から、同じ人物が全国を回ったようでもある。珍しく死傷者ゼロの事件とあって、連日、罪のない推理が花盛りだ。
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. r, c! |7 m- I モノやサービスと交換され、お金は初めて、本来の役割を全うする。ぼろぼろになって、親元で切り刻まれる最期こそ本望だろう。その意味で、便所の万札たちは薄幸この上ない。持ち主が使う前に、お役人の管理下に置かれてしまった。
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# L" W$ U7 N# U* X いやいや、はなから騒ぎを「買う」つもりであれば、見事に使われたと見ることもできる。この騒動、視聴者や読者に小口転売され、いましばらくは消費され続けるはずである。7 ]7 U$ H1 T. W( M1 C% G
. W: r' e% ^1 V 福沢諭吉は「黄金は愚を智にし、醜を美にし、非を直にして向かうところ敵無し」と書いた。「よく積み、よく散ずべし」と盛んに寄付もした(福田一直『素顔の諭吉』)。金の力を知り尽くし、役立て方を説いた諭吉翁。便所に置き去りにされた札の右端で、何を考えていたろうか。 |
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