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日本語の物語

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发表于 2006-8-10 06:04:18 | 显示全部楼层 |阅读模式
1.星取り
. {' ^5 y' T5 Z" h: `ある夜のこと、お寺の庭で、小僧さんが、長い竹竿を、あっちこっち振り回しておりました、5 @* {9 v2 }9 |: y% U( V3 ~  e
和尚さんがこれを見つけて、
& P, L, Y: ]* z# V3 W「これこれ、そこでなにをしているのじゃ、、、、。」6 K; O+ ^: A# E- E, N9 ?1 ]3 I
とききますと、小僧さんは、「お空の星が欲しくって、打ち落とそうとしているのでございますが、一つもおちてまいりませぬ。」
6 n0 @3 ?! h% m/ n$ [7 Sすると、和尚さん、「ばかなやつじゃ。考えてみれば、わかることではないか。そこかれでは、ほしにとどけくわけがない。やね
; [& Q$ c+ m! \8 i% Q) Gにあかるのじゃ。」
( h5 r8 `7 ^2 `7 g4 M8 E) E0 {% }" B# u' k; @

0 I2 z- |, \/ V2.4 {5 d" z4 S5 L& P
貧乏で筵をかぶって寝ている親子、こどもがよそでも「むしろ、、、、」というので、「人前では布団と家」としかる。( i. W7 A, J1 r' ]& t
ある日、客に会いた目でかけようとする親父に「父ちゃん、ほっぺたにふたんがついてるよ」。
. w3 K- p. Y: N$ [1 ]4 Q+ o  H. o" U; J: R7 ?+ _( ]
  P! Z# n  H- F' V7 l' S
; v, U0 Y2 N( s$ E0 T/ y3 H$ u0 d
3.貸家の札を行くたびはっても、子供がいたずらをしてすぐはがしてしまう。そこで、みんなはいろいろと考えた末に、厚い板に
+ c* K: H3 d1 a" U* b% P% b「貸家」とかいて、それをくぎでじょうぶにうちつけていった。「これでにさんねんはもつ。」; d3 i6 F: N( }* E2 L7 H

. \3 j! n; D. n: r
" n, d; F4 C  k  Q' q* w
- C1 M  M: c* J+ E# `4.用心
* ~/ ?7 i- A& t' E7 Q植木の大好きなだんなが下りました。
' p( b& Z# Y0 a6 `: Bある日、柳の木を十盆ばかり庭に植え込みましたが、どうも子供が来て、いたずらをするような気がしてなりません。そこで、用
, D, \* L1 R7 e3 n9 D7 M1 d- L心に、小僧を一人、植木の番につけました。「子供が来て、夜、やなぎの木を引っこ抜いたりしなかったかい。」
( b% v& r- U9 }「はい、そういうことがあると困るので、用心のため、夜は、抜いてしまっておきました」$ m3 B1 m9 m7 z

& S, v& e' H' ~( S3 @" W2 I* t& |; P3 _- q4 _3 c
% `+ j3 F$ _" Z- K7 T
) r. a# v$ S8 g
5.やぶ医者
9 b$ Z* Q) H: a2 H: d: M' |向こうから、お医者がやってきました。
8 x. _. N4 a; _2 W; L. o. tそこへ店の小僧が、かけて来てぶつかり、医者は、弾みで転んでしまいました。
) H7 c* P9 n- T! g「ああ、危ないではないか、これ。」6 l& u* H4 e+ g  B/ p
医者は立ち上がって、小僧の襟首を捕まえ、手を上げてたたこうとしますと、こぞうが、
) @( ?% b: g$ j7 h( _- [" c/ r「足ですくるのはがまえいませんが、手でぶつのだけは、ご勘弁ください。」2 E, L5 Q/ B. j
と言います。
1 X. w7 I" p& p0 H' `! \$ `9 @. o医者は、おかしなことを言うものだと思って、
+ Z, f1 h; Z; v! \  P+ q「はて、なぜ、そのようなことを言う?」
1 G" ~1 K% B8 l3 ?' r6 qと聞くと、小僧、
+ b; f( M. w4 D9 s「足でけられても、命はなくなりませんが、おてにかかると、とても助からないと、もっぱいの評判でございますから。」
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 楼主| 发表于 2006-8-10 06:05:08 | 显示全部楼层

つづく

6.馬に聞いてくれ% [0 R9 C- Y" p+ |7 \1 ]
きゅうべいという、臆病な武士がおりました。3 P. A: v5 }, h1 N
ある日、殿様の命令で、馬の遠乗りのお供をすることになりました。; R* q5 g0 D5 C
命令とあっては仕方なく、怖いのを我慢して、馬に乗りますと、急に馬が走りでしてしまいました。: l; O- }' t* f1 X- |" e
きゅうべいは必死になってうまにしがみついていますと、むこうからしりあいのぶしがやってきた、こえをかけました。
  |+ L6 ?1 O' ?# u, c  }「やあ、きゅうべいどの、どちらへおでかけです?」
5 r( j) v' v4 i$ f) u6 M& {すると、きゅうべいは、
5 \- `6 w3 b- ^6 E, S「去れば、、この分では、どちらへゆくのやら。行く先は、うまにきいてくだされ。」
$ [6 L7 f+ D. s( B8 _& S2 w: Z
. N: _8 }& m% j4 V: _0 {5 X
3 t4 G, O& ]" s4 v- R5 q' N+ I' Z) L+ ^
7.もっともいやなこと
' S! ]- i. n) A6 u6 T先生:りんごをかじったとき、りんごの中に虫があることを発見したことより、いやなことがありますか?0 {5 v. Y- o( @* K3 f/ ~+ Y
生徒あるよ。虫が半分しかのこってないとわかったことなど。) q  _! ^0 ~, `, j' |3 l. `! J

2 y+ U( K8 N! T0 j" i6 k; g& ]1 w5 E& ~9 R( a8 p' f
( y, ~9 C- M7 U  i! F0 J. N$ s
8.条件反応
7 u6 q6 [& E0 a' M1 s* Z5 z7 j% N夜、夫婦二人が寝ているところ、突然、つまがとびおきて、「しまった!うちの主人がかえってきた!!」% g6 U' i. E) M' y5 o
おどるかされた夫考えずに似即座に窓から逃げ出した。' F8 ?+ |3 k: V
2 d& I, r6 W; J4 h! r6 `* B

+ ~/ r% p* X( |9 H+ @8 i, g. v" S( p4 e) D
9.孔子の決まり0 C9 j6 o$ w5 R, T# T+ ^) k
孔子は世界で始めて補修学校をつくった人である。孔子は教えることだけではなく、受講料、それによる待遇も詳しく設定してい
; ?4 _: n5 z+ t% J- A! L1 C# q5 a+ r' ?8 r
た。0 x: @3 }  O% D8 u
$30 三十両払った人はたって受講することができる8 L8 H3 H7 A/ G
$40 四十両払った人は疑問点がなくなるまで質問していい。
6 j* M8 u9 ~, M( q$ c$50 五十両払った人は翌日のテストの命題を知ることができる。
" Y2 a+ S3 g. \2 h: x) e" N$60  六十両払った人は先生からよろこばしいことばをきかせたもらうことができる。
( ]2 Q( |$ o* O7 m7 _% q$70 七十両払った人はよこになって受講したり、授業にきなかったり、お好きなようにすることができます。% }4 G+ h2 D( |

3 `4 P% g8 m( P  Y5 w0 M
  f. t' m) f8 `6 R: O* `2 D
0 ?1 P8 F  N6 z) ]10.他人に取り押さえ6 G' U' T' l- V6 Z2 x6 q) B; G
ある日、妻は自転車、僕はスクーターで、並んで走りながら帰宅中のことです、ふざけて追い越しざまに妻のお知りを触ってにげ
, v1 q- K1 m1 Y8 B8 _) i8 B$ w8 ?5 j$ A  h
ようとしたら、他人にとりwさえられました。( m; R" B" Q$ I5 `0 z( d* P
' o0 W& r) ?8 |9 z2 E& c

% F* T$ c6 \6 @! n0 x9 {11.小さな看板
; a+ D% f8 i5 ]/ N3 H( {+ B* s: R工事現場のフェンスに小さな看板があった。きになったのでちかづいてよんでみると「ここにちがづいてはいけません!」とかい
) O9 ]% N+ N  t) d) y! o. U
0 b2 X" p" U0 \" a' Zてあった。
! E  _9 Y+ k+ t4 I1 y6 v1 i& v. q) C
- T' q$ a# [9 [$ W; X. u% l* o0 ]! m$ G7 B; e% t

% }& a: [4 s% S" L2 a9 w( P1 H! _; o12.すべて無料になります, S8 v& t, y' E. ?
友人の話です。家電屋で買い物ヲしてレジで支払いをするとき、「お客様、大当たりです!本日のお買い上げ商品全手無料になり
4 c- V2 S. d9 w4 ?& F5 ~) T+ y$ ^2 L& j& k+ }
ます」といわれました!店長が来て「おめでとうございます!」といわれたり、店内放送で大勢の人が集まってきて大変でした。
# i! R. F/ Y% k" S  ?, ]  Y; @: \% A4 E" N- E& X$ x
そのとき友人が買ったものは乾電池4個パック1個でした。
0 P0 `  C' S5 y4 O7 c3 S% c( L' w" p& ~1 K) O. ~) @
; y' l' R' i4 E* k/ P+ Q. \
& z  ?# Q! R# m" [7 s: Y

/ @- I7 g, @$ J1 G; E6 O: m13.痴人1 h4 f4 w& {* H- _
うレなる者は幼児から勉強の虫ですが、性質はおろかでした。ある日、朝起きてから、女中のところへ行ってたずねました。「お
0 J, @+ Z1 ]  z7 C$ D: }+ p- V0 \2 I# M! t( n
前は昨晩、私の夢を見なかった会。」女中が「いいえ」とこたえると、かれはしかりつけていいました。「私は夢の中ではっきり
( a  }$ I# Y0 g, k
7 j+ @/ i! V: U3 Wお前を見たぞ。どうしてうろをつくのだ?」そして、立ち去り、ははにうったえていいました。「あのおろかなじょなかをなぐっ7 o$ f) S2 D8 g9 c- c2 z% G: o1 y

  M! Q" _' [1 x# x5 i% ~! d* ^てください。僕はさくばんかのじょのゆめをみたのじ、彼女は縛の夢を見ていないと強情(ごうじょう)にいい張るんです。どう
/ b7 Z# e2 F( }: E5 i! q9 r
' o- N, a* Z2 _  Y1 G% q3 z: xしてこんな理窟が通りましょう。」. K7 t( s* T/ n; w* H

1 t' b' I- D( K; }; K( i5 x$ H: n( U" E$ g
14.5 Q' i2 A  K- L6 N& I% t; l+ v8 \
ある日は医者へ行った。診察台へ上がると、助手のおねえさんがやってきて、「口笛を吹いてください」とおっしゃった。私はこ
. r5 V, _& c2 V$ u7 `; v2 s, l. x' L- S5 \
の年で口笛がふけないので、困りながらも唇ろとがらせて、不利だけでもと努力した。巣路とお姉さんはいぶかしげな病状で私に$ W; J: P- g3 D" S

  x2 D7 U4 A& j; bてぃっじょをさしだしながら「口紅をういてください」といった。
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 楼主| 发表于 2006-8-10 06:05:38 | 显示全部楼层
15.
, p" R5 `5 W* m' l( S. Z8 w夜、娘の具合が急に悪くなり、救急病院に行こうということになりました、髪がぼさぼさだったわたしが、ちょっとドライやーをかけていたら「そんなことしてる場合じゃないだろ!」と夫に怒鳴られました。「髪より娘の命のほうが大事だわ!」と心底反省し、すぐ家を出ようとした矢先、「あっ、ちょっと」と夫は天気予報を聞きにに部屋へ戻っていきました。私のさっきのはんせいはいっしゅんにしてきえさりました。7 z" o2 u, F) m4 r& C! r* [8 E
8 A& S7 `' E8 h( C& D

( }3 B( l9 q8 L1 i' [
) M2 g$ W$ _+ K; a16.* [) b  H) U/ ]$ W( F( j
面接の練習をたくさんし、たくさんの会社の面接を受けたため(落ちまくった)大体のしっもんが予想できるようになり、神部黄な粉手絵を用意して受けた在る会社の面接での終わり、面接官から「なじか質問はありませんか?」と聞かれた。そんな質問!答え用意していない!!と思いながら何か質問しなければならないと重い「こちらは何をしているところなんですか?」ときいてしまった、、、。もちろんその会社も落ちました。6 W, s! _$ s* t4 K! P
# i* R. l" `# Q$ O. t
[ 本帖最后由 jun-hua 于 2006-8-13 15:15 编辑 ]
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 楼主| 发表于 2006-8-13 00:54:14 | 显示全部楼层
17.「地球の増え続ける人口問題について思うか?」と面接官に聞かれ「地球にはもう解決策はあり) D" h) c  b/ ?. w7 m

6 J/ L. P. G) X" [7 _ません。宇宙コロニーの建設を!」と答え弟は、斬新なはつそうをかわれて見事に内定ゲット。前日、
! O0 L0 O! K. |& w1 Q
# r* P9 ]; L0 @  f, Q% n" c6 f: ]夜遅くまでビデオを見ていて、その中のせりふが頭から離れれなかっただけなんだけどね。/ g) e6 L+ x$ N7 ?2 P- l" v
$ ?& Q9 |  ]: T7 F' p( k$ C0 p2 X
18., |% @' s$ f& G2 |9 o6 _7 M
ことしが町中で琴を弾くというので人々が集まったが、びわや三弦ほど面白くない、と散っていく。
% k- ?2 {  Z/ l  O% m/ aただ一人かえら名者がいて。9 ]# f1 Q) z& W& h) y4 A+ M  Q
「幸い、お一人での私のことをわかってくださる方がいたので、私も弾いた甲斐がありました。」; u5 l  Z! p- q8 a. @6 P
「いや、あなたが演奏のとき琴を載せて台が私の家のものなので、、、」
8 }. i  S  _6 I" ^/ v
4 c( |- L! x: {) I
/ d' I; N; r0 u8 P0 T# S8 X9 `19.
2 h7 u: H: m5 Z4 W2 W5 d団子売りの声がしゃがれているので、ある人がわけを聞いた。「腹が減ってるんで」
$ h" r" O, ~/ a「じゃあ、売るものの団子を食えよ」
; ?/ N7 ?# _1 H. S「この団子は饐えております」
, n' S2 k/ m4 @5 C$ |# s
# s; R, V7 T( [1 r+ E' c" q; r1 y
, A- s6 F+ P, D: ^' m: e
4 T6 B: K! P3 ^( Y6 h9 Q20.  p; C1 d( p0 l  d
主人が試験を受けに行くのにお供した下僕、たまえま頭巾がずれてしまって「あれ、頭巾がおちました3 [1 x9 S( I- K, r: M8 S

. D$ x6 q7 m" ], O2 N」。
  \) B4 v: X5 X# A1 ]6 [主人苦い顔で「これから試験を受けるというのに落ちるのは縁起が悪い。換わりに受けるといいなさい$ m" x" \7 \6 u6 E. R/ J

5 {3 }9 y" p# W) `7 w! [% e」。下僕うなずき、頭巾を結びなおして「これで、もう絶対受かりません」。+ |" j$ J, g% `8 s1 _2 v

; N- S, p$ W+ l1 `& w% e+ Z21.東西南. i5 N" j  A; V+ }7 t& w) H, G+ F+ V
奥さんが、子供を抱いて、表でひなたぼっこをしています、道を通る人が、子供指差し、「ほんとに、+ B9 W( ^% H2 I( a

$ C/ L6 O" Z7 ~- w8 ~  Oこの子は、東西南じゃなあ」といってとおってゆきました。
  v( A2 l; t3 E奥さんは、ほまれめられたと思い、嬉しそうに家に入ると、ご主人にいいました。
# p! R# U' a; t「のうのう、おまえさん。どこの人か知らないが、この子のことを、東西南じゃと、とても褒めていか
& L* g3 Q) v8 w" t# i4 s0 M, {9 C- Q- X/ D
れましたぞ。」というと、ご主人、「風呂にでもいれて、ひょうへつれてでな。東西南とは、きたない
* P# ~: R& O! g
" g$ n8 P8 H# Q' Y' fということだぞ。」
2 \5 j7 X3 o$ B- D4 Q; x
. Y1 u# C: r$ c8 s* y0 c! D- _, \( c7 L  |& ]3 }8 ]( I
22./ D* S& O  v1 y& g/ t: }
兄弟が百姓仕事をして、兄が飯を炊きに先に帰る。炊けたので弟を呼ぶと、大声で「鋤を畔に隠してか
2 v7 C6 E- r6 a! t6 Q9 n. _" j9 P* [. l% i: I) K
らいく」こたえる。「大声でいうな」と注意された弟、飯の後で田んぼに戻ると、鋤がない、弟、急い/ y. A7 B$ P6 M" H. g
# y* {$ w* h2 I) B! U. M- ?( s/ f
で帰って、兄の耳元で「盗まれてた」とささやいた。
. D9 t& S- r* `8 h7 ^, ?
% u1 J+ w6 M6 v
2 Z2 s% P% A- d- U+ H23.
' y3 m& d# ]- v- O5 e) S静かな所が好きなのに、家が二軒の鍛冶屋にはさまれている男。かねがね「この二軒が引越してくれた) [, ?# u- z7 y; X# f
4 m4 w; ?7 T4 m/ R6 o% v2 A) f
ら一杯おごるんだが」といっていた。
2 ]. S5 q- m9 r1 Vある日、鍛冶屋が揃って引越しの挨拶に来た。
+ l: S4 E( w" p5 c# J3 |( \「いつ?」「明日」というのでよろこんでさけをふるまった。6 k9 w. ?- z+ h; U% I$ Z; y/ {
「して、どちらへ」「わたしはこのひとのいえに。この人は、私の家に」% T; v) n( h/ h. `) s& g  c

1 K9 w, Q' y9 ~: Z/ U/ Q
' v& {- B$ s  `5 J' T24.& n! ?5 Q; o. x5 u- }4 d2 F
気の長い男、友人と火鉢にあたっていた。. |4 v* i$ B1 T5 K1 U& l+ a
「どうしょう、いったほうがいいかな。での、君は気が短いから怒るかもしれないしな、でも、言わな
; O  @3 {5 y0 q  g! ]' ~4 I7 T4 R. S& H
いと君がけがをするかもしれないし、、、どうしたものだろうかな」「いったいなんだ」
; J3 O* |2 u  n" T* @. y$ k「いや、着物の裾が火鉢にはいって、焦げてるんだよ」「なぜ、それを早く言わない」- x: I* W7 g6 o! ?# [. f
「ほら、怒った」: `9 f6 k% I/ d7 S$ n/ D
9 F8 i* p8 b) M
25.( b! @* L- W$ S9 L( ^
ある男、女房に殴られ、寝台の下へもぐりこむ。「さあ、さっさとでてきな」「いや、俺も男だ。でて
# G) Z* r% c; r  S/ h  ^8 M+ a' x5 ?
いかぬといったら、でないぞ」。
/ p; f& Q* t# B& [8 l) c% p) W, [/ j: ~8 R% N) I( f1 w
" L" C7 P6 z1 c* ]8 p

' W( P* R8 r% i( {, e' L- S26.* _1 g" r( X: y
坊主が罪を犯し、護送された、宿で護送役をよいつぶし、髪をそって逃亡した。目が覚めて坊主を捜し
' S4 Z# I& I5 P- |5 D! [; Q
  ?' x  b' N, H$ M( H9 Dた護送役。自分の頭を触り「坊主はいるが、俺はどこだ」。1 S. C$ p% M$ r4 w* B1 l+ m
5 {3 z9 m5 o9 b* S" N( j- L3 _
9 A8 V7 }) w( o  ~: i% d. S
27.% o) d6 m: ]7 p+ U/ z) k0 U; m
けいをぬんで門をでようとした泥棒、帰ってきた主人とでくわす。「だんな、けいをかいませんか」
  }6 _# U4 y+ F" W% m「うちにもあるから、いらんよ」
% J* Y/ g0 U6 q$ w4 O泥棒は、まんまと逃げでした。
8 V' i% b; C( q- ]) N
/ t' ?. Z1 e) D6 c7 b$ P) S# h
28.
% \+ l% V( ]+ G3 F和尚が団子と蜜を隠し「蜜は毒だ」と小僧をおどろかす。
& ]- E6 \8 k" J/ y- g! w帰ってきてから、団子も蜜もなくなっているのをなじられ、小僧「つい団子ヲ食ってしまい。毒の蜜を
+ [3 E4 j  v6 \, `5 z: {( ~
# W5 }# X7 x6 j. {) w+ ?2 g; dのんでしんでおわびをしようとおもった」。
* ?9 |6 [1 ~$ S; x8 W. m# D
% r, l2 C2 g$ G5 n6 P+ |2 a5 G) H. i0 c9 ?$ @% x$ B

, v4 ?" C2 E2 g* X1 r& K1 l29.: X* V2 m- G2 H) D
帰宅すると、祖母が「ゴキブリをしとめた」というので、みてみると、殺虫剤でゴキブリがしとめられ
* I$ m. s9 v! P- ]+ H
8 z% X. d9 S& r! qていた。ただし、殺虫剤のすプレーかんでおしつぶされ、かんのしたからあしだけがのぞいていた。お
  f+ F. f- j! q2 L  T, k6 S1 [4 X8 A9 T, G# }
ばあちゃん、使い方がちょっとちがう。
3 c  `4 e& o' ^8 n- r1 [
1 _5 y" m' E- H3 h8 L$ _( k( h% d+ x/ S* b5 P- A$ y1 R4 Y
30.1 \0 U1 `; h: |
うちの子の幼稚園面接試験でのこと。ひとみしりがとてもひどく、何を聞かれても固まってしまい無言. ~5 J  f3 p7 t" R3 }8 Q
$ |8 a( A' E, X' h1 N& N  \
。最後にやっとことばをはっしたのですが、、、
: j* U$ h3 g6 Q8 g- z* Q- nうちのこ:「僕、きになることがあるんだけど、、」
. Y0 L1 ?$ l9 V0 O8 c3 N& \- z先生:「あら~、おはなしできるじゃない。な~1に」; U* r- _$ f  h) D) `0 X" {
うちのこ:「あの電気、切れそう」
! Z" `8 B% k4 w) F) Q% N先生:「~~~直しておきます」7 X# Z6 K7 U/ C$ I; T
両親、あきらめたことはいうまでもない。
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 楼主| 发表于 2006-8-13 00:55:29 | 显示全部楼层
31.小学生だったころのはなし、休み時間にみんなからからかわれていたA君が、いきなり「俺自殺3 U0 i: a1 @) G, r9 p5 N
  X$ R) l6 v2 t  q6 L0 G! H' R
する」マジな顔で教室のあった3階のべべランダ二でようと勢いよくドアをあけた。他の同級生は息を
3 \, m7 E1 E. X' u3 t- h5 _+ S+ {4 M) }0 C) ~
呑んでそれをみていたが、Aくんはドアを開けた瞬間、ドアに指をはさみ、「いってー!」といいなが
& P- f" N- c, [" ]+ \& r
) Z3 Z6 r3 U  v5 jら保健室に走っていった。自殺するのはもっといたいぞ~!
: P5 _) \- p2 o% ?, X7 H4 P
: _: a* g0 D8 \4 ~  Q1 v
# h8 B, d) c: X, Z" N32.: s- B% v/ k. ]
高校3年、進路を決める大事な面談。順番がまわってきて、「どうぞこちらにかけください」と先生の
9 ^8 z1 W. S0 M  u# O! _: ^5 y' X
差し出した手に握手をしてしまった。; `* i5 S. {* }; k' O( a
6 W) r, j  A- k
5 u2 v- q4 g: V8 d( j
, P. S9 a  N. R2 F+ O
33.
' k  ^( [1 m. M+ {: s$ f) iある日、エス副部長は、秘書の女の子に「私、今日コレですから!」と、しきりに自分のベストをひっ
1 H7 Y) R  d# j1 t* l; t' C/ m- ?( _+ B: A* t- V/ _
ばっていた。何かいわなきゃと思った秘書のこは、「素敵なベストですね」といったのだが、「違いま
  T' m3 J4 F5 L4 G( j  Q. }$ ~& N: r6 \
すよ、コレですこれっ!」と更にベストをいんっばっている。何がなんだかわからず秘書のこがこまっ  {6 x1 O; m2 {! p# @% c

# p1 Q: ~4 v, Jてると、「これ、チョッキですよっ!」とほこらしげにいいはなった。「直帰」だと理解するのには、% i- y% S, M& J( [& G# o4 Z% m

6 I& m8 z- S' c1 _( F2 Mそれから5分かかった。5 n/ }3 ]8 [) M, P4 L! y: I

' ?0 ^2 o; J. r5 W- t! d  |) }! O! p" a+ u
34.6 }" }; I4 ?/ M& C7 Z
身代わりで鞭打ちを受けることになった男、あまりに痛いので、謝礼金を役人ヲわたし、勘弁してもら( i! P2 R2 v- m

8 Z! e% x: U. `# W2 \4 Dう。
3 v2 V% j9 |+ A& k頼んだ人間にあって「あなたのお金のおかげで、命がたす借りました」。
4 _; Z2 A4 O7 D
: a) Y# |  K# P; w7 _
4 p* G4 Y/ x8 {9 b% @
. u0 L' {# k) E+ @  ~* k5 H  V5 N- B! h" e! y! Y% R* \
35、, ?$ d+ a, M6 M# ?4 c9 R3 X& l
貧乏な漁師夫婦、ふゆにあみをふとんがわりにしたがら、しみじみと「こんな寒い晩に、ふとんのない
( N0 P3 e6 S& D/ L5 N1 e' m- u, z# t4 \) I; L  b% |, J5 L
ひとたちは、さぞつらかろうな」。
( F7 q/ p8 L7 d5 `* r+ S1 q$ ~. i9 U0 ?. F1 a* r2 D
& C( O' V1 l' f
36.
+ L- b/ b' g. B! {  M( B酒好きの男、酒一升の徳利を拾い、燗ををつけているうちに夢から醒めてしまった、「ええい、ひやで3 b" V  _) w) {& a2 Y" Q9 \$ W

7 Z# l( ?+ ~* h* M+ f7 Dのめばよかった」" z% W$ U+ g( l

1 w9 {! A# b* T4 ?
" E* ]" H+ g) T9 q0 v4 L) g37.$ m+ ]2 i8 P, ]' N8 A. Q; g/ t
トラに加えられた親父、息子が弓を取っておいかける。親父「足を狙え。皮に傷がつくと値打ちが下が
, e- J. h3 O9 [3 c! |+ }, T% w% P. T. _7 r7 i) e
る。」7 j6 t$ y7 R6 G- L5 E" V
$ O  {7 l- O+ i. c6 ]6 v  o4 g" U1 ^
5 s9 k/ B8 V) ?: m- I
6 j8 }# h# S* Z7 Z& N$ o  K
& _; Y/ q' `7 ?/ R
38.
" u2 y, \$ U9 g腹のへった男、饅頭屋の前で大声をあげてぶっ倒れる。8 R# B* e! [( c
主人がわけ聞くと「生まれつき饅頭がこわい」
0 W4 [7 s; Z7 v- ]( k主人、饅頭をいれたへやに閉じ込め笑い者にしてやるうと考えた。
5 L5 a# Z/ G& {. s# Tところが、だいぶ立ってもひっそりしているので様子をみると、饅頭をぱくついている。
# n3 u0 z! d2 t. a- I% W, E「ほんとうにわいものは何なんだ」となじる主人に「茶が二、三杯にわい」
/ `; k. Z8 V# Q3 p9 s# V  }; B/ }( m2 \

8 m2 P  }8 i) ^  b5 H. z
* k9 c" a2 r* {8 i39.
& X/ _& f- {1 K% }( p" {金持ちの若旦那、外で倒れているこじきをみて「この男はなぜたおれているんだい」
" J3 B4 \- x& J「飯を食ってないんで、ひもじくてたおれたんでさ」5 d( j' l( }1 g5 X9 f: x1 W
「飯を食わないんなら人参湯をのんでおかなかったんだろう。そうすりや半日はもつのに。」& {9 ]3 P& }' {; B2 `" S5 b2 Z
6 k0 U$ Z, _' C0 v" k8 E
/ r" b) L4 t5 n. f. t

8 X* S5 n5 R$ c; n5 a1 m9 Y40./ X& z" B; x. I6 ]
牛を盗んでかせをはめられた男に知人が「いったい何をしたんだ」「僕は、道を歩いていて、縄がおち* j: |3 Y% l- O. V5 D+ A' `- r
/ r5 w. S2 R5 h" r0 j8 ?. d
ていたので拾っただけなんだ」「それで、何で罪になるんだ」「たまたま、そのなわのさきにこうしが& H( \8 P8 O$ p: J9 {" f7 E# M

, W- [2 \- w0 X2 `3 a8 sつながってたんだ」' y8 r2 y: ^# A, j+ ~  a" D& @& s
+ w, u+ e3 `- K  T1 }& O$ i

$ x/ @! j! {% S/ p/ s
2 E- W$ f$ r( R" ?% t. H41.ととの目
. f  v1 p* e# H+ p1 I. E5 g昔、三太というばかな息子がおりました。
$ s  [, _0 `9 @2 iある日、親父の留守に、ひとが訪ねてまいりました。
) c) r' b: E; i- |( Z, R三太は、玄関にでると、「親父は、ただ今、留守でございます。お前様は不知人だから、家にあげるわ
% y6 V2 E4 b5 S+ p6 {0 o4 S8 T
3 K3 L3 K  d% O4 mけにはいきませね。」6 h! F) Q. K2 l
「そうかそうか。三太さんとは、知り合いではないがね、親父様とは、知り合いだから、しばらくまた0 J- T# |9 L5 U3 T# M3 k+ v0 Q5 K

& N3 t$ z* d/ `& ?" qしてもらいましょうか。」' M) w/ i7 s& T* Q3 z: R
といいますと、息子の三太、しばらく考えていましたが、すっと奥に引っ込むと、親父の眼鏡をかけて
! u' V! f( G$ Q, K- ]7 o; R) V9 \: g3 k7 Q
出てきました。9 J: c3 T, a9 V, y1 O7 d2 F
それでよくよく、客をみてから。「この、ととの目でみても、お前は、やっぱり知れぬ人だ。」
; C7 t' H6 R( g7 t) P- d: G% q
1 c( v  b  U# T% O0 o9 H3 w: H, ]& v) P. g" A! Q1 L: d7 I
42.小鹿の バンビ
% z' Y( c  J6 E9 }, c太陽が、森に木々の上に、ひかりを投げかけた。朝がやってきたのだ。
2 B6 i9 i+ O5 a0 R4 G8 i' a. ~/ M早起きの小鳥たちは巣方飛び出して、小枝にとまって、すがすがしい空気を吸いながら、歌を歌いはじ$ ]) S: E$ J0 K5 u" \

3 m" h, }; ]) @' j! B. P; K( B; @めた。
; V* f- H: o6 \9 D9 h5 z「おや、あの声は何かしら」
) l/ d. R6 n( p( Y! sわかいカササギは、不思議そうに首をかしげた。低く、うめくようなこえだ。
5 T3 n' {8 k* O( G; R「あんな歌は、はじめてだわ」% z' d) a/ g! p
カササギはこえをたずねて、枝から枝へと飛んでいた。
+ C$ ^! |1 G9 G- ~7 X6 ~0 |声は茂みの奥のめすじかのうちからきこえてくるのだっだ。/ V' R0 N! x+ u+ z% ^  _4 t" m
人目につかない、その小さな部屋の中には、母さんじかが、ほっとしたようにすわっていた。そして、/ |. a) y' O! M$ y, l0 D9 h- G

  o7 P, F8 Z$ ?3 {9 N! v! l6 `. ^  Y* x3 vそのそばには、生まれたはかりの小鹿がたっていた。( `2 b3 B8 R' j. h8 a- ^) Q
「まあ、なんてきれいなこだろう」  V- }2 J+ g, R! m3 L0 j+ N0 a
カササギは思わず、おおきなこえでいった。- Q. d+ W/ c7 ^5 s9 S* h" {

) ]4 x! K1 j' ~# ~8 y4 W5 s/ Z/ q5 b

" O: k6 u  [+ M43.きつねとからす" \4 y& G8 T0 H8 [8 T7 ^; ], Q
カラスが大きな肉をくれえて、木の上に止まっていました。木下を一匹のきつねが通りかかりました。' `1 p1 Z  U) ^+ @6 f0 l
2 V1 d6 w& D7 Y4 W  E% i$ }
きつねはふと立ち止まり、木の上のカラスを見上げました。そして、カラスが加えていた肉をしだにお4 I) a" b3 [- F9 a3 `1 U
0 s- R# O" ^# d+ C. I, J
とさせてやろうとおもいました。3 n/ q3 }" Z0 r1 p/ z+ p+ C7 Y
そこで、狐がカラスに声をかけました。「からすさん、こんにちは」1 u5 U& r4 s0 b% g$ O8 K
とことが、カラスは黙って何も答えません、もし、なんとかいうと、せっかく加えていた肉が、地面に
, I: J; B8 m* @8 n9 ^' N3 M
( {" |2 @3 J. G% [, D落ちてしまうことをちゃんとしっていました。
. w& v! [4 N# Z$ e0 O狐は何とかして、カラスをだましてやろうと思いました。
8 H8 v& X9 e. G& }「からすさん、あなたはとてもよい姿をしていますね。それにとても美しい羽ですね。もしも、その姿6 p0 |! Q8 N, O2 A2 ]5 w! S

/ u/ C* r0 X. I0 `" Kや羽の美しさに、よく似合った声さえあれば、きっと鳥の女王さまになれますよ。さあ、ないてごらん' R: o% h" d; G  m% w5 k( R
1 W  @% M/ F& M$ W7 K2 C8 ~& K
。」
) i9 v3 A$ T/ N" @3 s1 Gきつねがこんなにほめるのは、うそをいっているのだと、からすは思いました。カラスは自分のはねが
. j  v  S0 v4 v5 v( C7 ~/ _% Y
+ q( b5 g: y. m# Q6 `+ z$ kまっくるで、うつくしくないことをしっていました。また、こえもよくないこともしっていました。か+ A5 L5 r+ L& G  z- V4 K. v3 Z4 j
2 U5 G% `4 L5 ^. i* Q
らすはきつねがうそをいっていることが、よくわかっていましたから、それをはっきり見せてやろうと
, y) ]/ ^' F' B' w# r( j
- I1 e7 l. `6 U0 d考えました。からすは狐のうそを見破ってやることばかり考えて。声を出せば加えている肉が落ちてし0 `' W+ d0 n% T1 I9 S( @, K: h7 |
5 x* c% z8 }  \' V' W/ {
まうことをけろりと忘れてしまいました。0 F2 M4 z8 }" F! }- }/ I3 ^
からすは大きな醜い声で、「ガア、ガア、、、。」と、ないてみせました。& W/ @) ]8 ~7 S) G
木下を狐は落ちてきた肉を拾い、「からすさん、あなたの声は確かに女王さまになれないほど、みにく
, p6 U0 x1 y, y2 x) B: {9 A
" L) ]! i. [0 }5 A" m; Hいですよ。けれども、あなたは少し知恵が足りませんね。このおいしい肉は、わたしがいただきますよ
. N) T$ z5 A" w- r8 f" U$ N
( Y+ R1 p# j5 w8 m0 l% `$ O。」といって、おいしそうにたべました。
* N& |4 c' f2 x/ M* c/ q
* J6 b  i/ w! x7 ]8 _0 p; q
  [5 H% f4 \1 w( E4 m, _2 j6 g$ A" y3 S5 e- p
44.ありときりぎりす9 e+ Q  q  b" J( T& ?
木々の葉は、もう散ってしまいました。あきもおわりかけて、かなり寒くなりました。珍しくお日様の
8 v% s# R6 Y9 e2 U5 h0 Q- h$ d  C9 y' E2 v3 @2 Z) c
照った秋日和でした。
, T& u6 a" W. _7 x# K/ I9 [) Lたくさんのありたちが、夏の間せっせと蓄えた食べ物を、外に出してお日様に干していました。
# n! q2 b: O( K8 m% U0 z" Bそこへ一引きのキリギリスが通りかかりました。つえをついて、よろよろ倒れそうな様子です。おなか
! z2 W; u5 H% A) k2 X  ^4 e* W, a* k$ S, E' d& k3 C/ e/ U0 N
がすいてからだがよわっているのです。きりぎりすはありたちが、食べ物をお日様に干しているのを見) }' Z  d* Y+ U% ~

3 @7 A. m/ @! q1 b. C4 ~+ x; q* |' Pて、「ほう、こんなにたべものが、、」7 b7 ]/ a1 O. d7 Y  k9 N3 ~
とめを丸くして驚き、そばにいたありに、「ありさん、ありさん、すみませんが、食べ物を少し恵んで
  ]9 u& z( A: R  S: z7 B- S' A" ?0 H7 J
ください、私はおなかがすいて歩けないのです。」) K! F- F7 x: n# Q! ~
とたのみました。
" H1 {2 `; a* g; ^( fすると、ありは不思議そうに聞きました。
2 ~: u  z+ {! v$ }$ n3 O1 ]* K「それはお気の毒なことです、でもきりぎりさんは、夏の間に食べ物を捜して、たくわえておまなかっ
0 ^3 @* x  Q' E9 v: ~
1 d, D+ o- c+ Q' A+ r% bたのですか。」  z6 U9 ~0 g# o6 _2 k# O: ?
「私たちは夏の間、食べ物を捜す暇なとありませんでした。毎日うたをうたってくらしていました。」
5 R6 x7 X9 H: qとキリギリスが答えました。# q% o% I- I# h6 U4 X5 J& ^* ?. S8 `
それをきいたありは、「そうですか、じゃ、冬になって食べ物がなくなっても、何も食べないで歌を歌7 y2 O3 f& R3 s" e9 B) C' d
' p# r; l' {4 C7 ]+ ^4 b! F$ m
っていたら、いかがですか。」
" T2 N0 H* g  k, T% Y& mといいました。
$ N) ^. V' L' V; w. ]( E' v& x7 X: I; J! q. V
" x/ A$ b3 w( |. t8 l% X' I% B6 O* Y

& ^, F* e2 r, Q. f( J7 m% S45.二匹のかえる8 s# G+ H. O% Z1 t- T( d& O
池の中に二匹のかえるがすんでいました。1 p& G% U9 C- r0 Q1 y
夏になると、暑い日が毎日続いて、池の水がだんだんすくなくなっていきました。そしてとうとう水が
- ^# g, o  M+ I  T# Q" F2 l3 c( l: E$ H: i& N5 J
なくなってしまいました。! ~( U# B3 e' ~6 j" }) N
そこで、二匹のかえるがほかの水のある池を捜しに出かけました。しばらくいく取る甲斐井戸がありま1 k- [: I- u4 y5 h9 J5 w. U. O
, O6 n* c  f4 b  s( o* Y9 m
した。井戸のなかにきれいな水うがたまっていました。; E& p. l, H( ?9 ?' T, t
一匹のかえるがいいました、「きみ、この井戸の中で暮らそうではないか、あんなに水がたくさんある$ t6 K0 f# V# V' N8 {' U6 j. F
2 h# E& B; v- E
からあんしんだよ。」* ^( J7 g; u8 s
もう一匹のかえるは、いどのなかをのぞいていましたが、
  W% N1 A- o" B1 r「君の言うとおり、いかにのきれいなみずがたくさんあるね。けれども井戸の水だって、いつなくなる
2 o! G9 Q1 f' P) R" G
8 s6 ^1 G) j* j2 U8 A) ^+ qか知れないよ。なくなったときはどうするかい、こんな深い井戸のなかからあがることができないじゃ
! q! f8 E  ]& W: L
( T& v3 f" }' _, Yないか。」といいました。
2 [! _# x( o* j4 {- b! D9 l/ w1 n; |, T) E
+ D3 Q6 D: s6 }! h" e' I$ C+ a
* F4 W$ z% K3 y
3 _7 ]4 i* f! z9 e, v: J. p$ Z
46.白雪姫9 ~" j) D+ P, k
黒檀の窓辺で、縫い物をしていた王妃が、針で指を突くと、真っ白の雪の上に真っ赤な地が滴った。王
: c6 ]# U9 B8 q/ D; ?; M3 M
  A2 U0 o2 z) p& b  `8 ]: {( }妃は「雪のように白く、血のように赤く、窓枠のように黒い子供がほしい」と願う、やがて、皮膚が雪
' n1 _8 a0 F0 @8 z' \/ P1 ]1 U6 p& U
のように白く、唇勝ちのように赤く、髪がこくたんのように黒い白雪姫がうまれてくる。, T4 W8 a# p( E6 V' M
母が死に、継母がやって黒と美しい白雪姫は嫉妬されて殺されそうになるが、森に逃れて七人の小人と
' C7 H9 C/ j8 p! u$ t: ~3 m6 z/ r" S
暮らす。継母は物売りに変装し、毒りんごで姫を殺す、小人たちは姫をガラスの棺にいれ、朝夕眺めて& i; y& \0 X- u4 \
  N$ r4 J: U1 C3 b
泣き暮らすが、やがて王子が現れた姫は再生するという物語である。
8 B$ z1 @8 r7 _2 B8 B「かがみよ、鏡。世界中で一番美しいのは誰?」と、継母が鏡に問う文句はよく知られる。白雪姫は、6 r& [+ G5 n( p" g7 J" e! f
$ {0 Q# K  \9 I! e3 w& F2 t+ I
清純な美と魂の象徴、継母の魔女は女の業の象徴とされている。ガリム童話の代表的傑作である。/ T& B9 ?! J+ H- t+ o; j+ }

# `# k$ e9 ]8 m& r$ |$ ~0 `" l% {6 c7 p0 z* V+ N

3 J, `; ^# P! C8 \7 {* m) A5 d
  e6 Y/ ~0 O4 o; _" X0 _. v; r$ S1 L47.赤頭巾
4 a5 @% z2 p/ Qある日、おばあさんのお気に入りの赤頭巾が、おかあさんのいいつけで、森を通っておばあさんの家ま9 G' i- C" C  p& ]

7 p1 O' R3 `- b& ]でお菓子とぶどうしゅを届けに行く。それをしった狼は、先回りしておばあさんをのみこみ、おばあさ
' X1 n# t' U6 C
. b) Y" v7 c, V- W* h( qんに化けて、赤頭巾をも飲み込んでしまう。幸い通りかかって猟師が、満腹をしていびきをかいている2 {0 W2 P# g0 f$ i
5 ]3 A; G! g0 J
狼のはらをさいて、おばあさんと赤頭巾を助け出してくれる。  ^5 U2 g+ P; G  s1 ?3 z
十八世紀、ドイツのグリム兄弟が収集した、いわゆるグリム童話集のなかでも。もっとも有名な話のひ/ W8 V/ F; M, F5 E  ]# o

4 \0 |# M4 @1 Q3 T2 `* pとつである。赤頭巾に迫る危険の緊迫感、めでたい結末などが子供のこころをしっかりとつかんではな
& H5 s# A2 n7 q' z$ I' d  F# g! }
7 Q* J/ Z% R3 E( K% Aらない。
2 m+ d- F4 ]1 p# S* b/ U
! q1 X+ c3 d4 o9 m/ U$ U3 x3 y# a4 S- B. q8 U( V) G7 C) }
- a" g' b% y7 c3 M$ \% n) ?; T0 w
48.かぐや姫
2 A, s6 ?4 d; T. p昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは毎日竹やぶに行って竹を取り、! \6 L3 i$ e1 y3 {4 N+ ^$ Z
/ h( Y) u! v' l6 m% n) J
竹からいろいろなものを作って、暮らしていました。ある日、竹やぶに行くと、不思議な竹を見つけま
7 B. }- e+ G0 e7 q. L9 w" G* T7 v; {
8 ]# }0 C' Z7 C2 N: C, rした。その竹元か光っていました、おじいさんは「何でこの竹は光っているんだろう。」% J/ S$ H$ r9 N
とおもって、たけをきってみておどろきました。切った竹の節の間に、とてもかわいい女の子がいたの
3 Z4 ^) p, |1 W) H1 V. P. f: ?! M" C# l' a  S
です。おじいさんは小さな子を手のひらに乗せて、急いで家に帰りました。4 p8 f1 h2 n7 x& E5 l5 Z1 P' D
「おばあさん、見てくれ。」* U5 a" \% N. e1 y0 |
とよんで、おばあさんにたけのなかでみつけたおんなのこをみせました。おばあさんは、「かみさまが( n% t2 q' f6 C* Y9 U. B, M- {
- }8 t+ \; i; u: j0 p) n2 }3 d
さずけてくださったのでしょう。」
% x, Z! D. @8 Q& U  a' e" b! pといいました。おじいさんとおばあさんはおんなのこに「株や姫」という名をつけて、かわいがってそ( [4 p4 G/ ~2 A( m" G* a( j7 D

& y; u/ i1 d8 a6 M+ |* Gだてました。; [3 A1 d- t/ C5 X: U
かぐやひめはとてもはやくおおきくなって、光り輝くほど美しい娘になりました。
9 h5 |# b+ [; v) H$ R/ c) J* s# k. y
( A* X8 ^  `2 w, j7 m" c1 j
% Q8 X: e0 k7 ?% e0 r4 A$ v
# \5 g) H. N: K, @) V! C  e5 l' z, Y6 x) P
% L5 k* D2 o  H7 K5 }+ L5 v
49.五色鹿# B- f1 {, Y; ]- W6 ~
昔のことです、ある国に、一匹の鹿がいました。体は五色の毛に包まれ、白い過度を持った大きな鹿で+ x' ^/ m1 q: ~& J/ u/ n+ B
" n# q4 P! b& b+ F# V+ |3 r
した。この鹿は誰にも見つからないようう、人里を離れた奥山の川岸の洞穴にすんでいました。友達は5 U: _, A# S; z9 |
& `6 w/ X+ L9 L& r
一羽のからすだけでした。
8 K- e; ?' n6 y" g& p+ Q; N4 eある日のことです。; j7 H5 R' B: S+ U' H/ G3 b9 ]* {
鹿が川岸を歩いていると、「助けてくれ、助けてくれ。」
0 e; i- u' X* Z6 F& d: M& N# @: qという苦しそうな叫び声がしました。
, L1 |7 T3 p& _$ Q6 x見ると、川の中ほどを、一人の男が、浮いたりしずんたりして、流れていきます。かわいそうにおもっ
- A' W; x8 A* v( V5 Q0 N
% V. G0 K) z- U' e2 Oった鹿は流れに飛び込んで、おばれている男を助けてやりました。
8 g; ]: f! g  a& b( k' r& a男はたいそう喜んで、手を合わせながら、「ありがとございました。なんとおれいをいっていいか、わ3 A7 f% q1 u- S6 x& @$ W  q/ J

5 K! H5 u1 l1 q: Fかりません。」と言いました。
: r) x2 t9 \" Y- O; a鹿は「いいえ、お礼の言葉など、そんなご心配はいりませんよ。それよりも、私にここであったことを: Q" J, a4 m2 B

3 r" w1 u6 W( ~誰にも言わないと約束してほしいのです。私は五色の鹿です。ひとが知ったら、皮を取ろうとして、わ; n0 z# K9 H9 W9 l2 a+ ^; K8 Q2 a

$ q: |$ W- ]- S* `7 q' Q& C7 y/ x9 Rたしをころしにくるでしょう。わたしは、それが怖くて、こんな山奥にすんでいるのです。」といいま+ V- u) f7 [' z. f( i$ I( G

, E& Z, u* Q1 M! L% [した。4 \9 P4 O  J* Z: s3 c
男はうなずいて、「どんなことがあっても、あなたのことは、決して人には話しません。」と、かたく
7 P8 j/ N3 Z( @: x9 \5 K
/ S- w7 N3 W& B+ y& \約束をしました。# V9 M5 s5 H0 h2 F* i
鹿は安心して、洞穴に帰っていきました
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 楼主| 发表于 2006-8-13 00:57:12 | 显示全部楼层
mataasita
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 楼主| 发表于 2006-8-15 19:13:30 | 显示全部楼层
50.桃太郎1 C7 C" r: b3 W. }
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
0 b8 P+ J8 j" i8 t' l7 fいつも、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行っていました。ある日おばあさんが洗濯をしタイ
* v$ L3 k; m9 D# Y& I2 \# i1 J: bルと大きな桃がどんぶらこどんぶらことながれてきました。おばあさんはその桃を見て、おじいさんにおいしい桃
8 r6 p4 v8 @0 J( Q4 P, w9 }を食べさせてあげようと桃を家へ持って帰りました。お昼になっておじいさんが山から帰ってきました。そしてお/ H" u& X0 q4 {6 l  Z
いしそうな桃を見てたいそう喜びました。おじいさんとおばあさんはももをきろうとしてびっくりしました。桃の0 }5 x4 g/ Y$ \  v
中から元気な男の子がとび出してきました。  @7 h" |2 P: `6 r+ r7 I2 {- t# k
おじいさんとおばあさんにはこどもがいませんでしたので。この桃から生まれた子供を神様の贈り物度と思って喜
# r+ j$ h# _6 E6 h# h( p, Kびました。そしてそのこを「桃太郎」と名づけました。おばあさんはごはんをつくって桃太郎にたべさせるとびっ
+ ^9 Y5 D* e1 Y, ]$ P' w4 h5 l9 jくりするほどもりもり食べました。そして桃太郎はどんどん大きくなりました。. |1 W  I; [$ l, B
$ T: A4 A! g4 b3 n. T6 K( J9 M
) C) D$ K- ]& \) c
51.鶴の恩返し
8 Z: y4 C& I/ M. V昔々、貧乏で一人ですんでいる若い男がいました。6 z5 R0 x3 n2 i6 E
冬になり、雪がたくさん降っていました、ある日、深い雪の中を家に帰ると途中、へんな音が聞こえました。その
4 C' J! L% g* M+ i7 M; Dうめき声のような音がどこから来たのかを探しに、向こうの畑にいってみました。泣いている鶴を一羽見つけまし
: p6 f9 Z/ W1 ]9 E" |た。その鶴は、羽に矢を受けていました。苦しんでいる鶴を助けようと思って、矢を抜いてやりました。助けら桁3 u/ ?: `2 z& c; h
鶴は空へ飛び立ちました。
( a3 Z+ |) l* p; Q2 t7 P; rそして、その男は家へ帰りました、一人ぐらしの貧しい家なので、生活はさびしくて苦しく、普段は誰も尋ねてき; r4 [+ E: t( \  u8 z( r
ません。しかしその夜、家の戸をとんとんとたたく音が聞こえました。
. N: l: s. b" ^' F  ?+ q( V% z/ b% i( {* H) g$ V

; ~/ S, F9 w) E$ a  N% \. h8 |: s! b* _& c* ]* P5 T+ z
52.浦島太郎
9 |1 Z/ O9 W7 y' j6 g$ u1 ~+ }" h* cふるさとについて、浦島太郎は家に帰ろうと思いましたが。村を歩いたら何か不思議な感じがしました。むらのよ
$ I3 b6 X% H! |& M0 W( \' ?うすがなんとなくかわったみたいで、村の人も知らない人ばかりでした。
& k4 N- i1 x0 D1 ?, c家があるはずである場所にいってみると、いえはかげもかたちもありませんでした。村の人に聞いたら誰も浦島太) {' j2 Y7 |- z  R# o+ t  N
郎の家がどこにあるのか知りませんでした。最後に村の一番上のおじいさんに聞いてみると。「浦島太郎という人' Q& f# I1 d8 s: |! r. h
は、海に行ったまま戻らなかった若者の話だと思うけれど、それは三百年も前の話だよ。」とそのおじいさんが話
# Q9 H3 ?6 P3 U; a) g5 _りました。- K+ v2 W/ }" B3 J4 T/ d% m
8 }! Z1 G+ y7 x8 c  b
; _! |/ ?+ u: O5 _8 o0 @
53.舌切り雀& J" o  ?. X4 k
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
+ J1 v8 Q) d, c; lおじいさんは毎日山へ芝刈りに行きました。山でおじいさんはおばあさんが作ったお弁当を木の枝につるして仕事
1 q- o' v# C3 \& ?をしていました。7 L+ i0 |( F# L/ O
ある日、お昼になっておじいさんが弁当をたべようとして、ふろしきをといてみてびっくりしました。その中に雀1 Y% K% u7 y8 T. v# l: y2 s6 }) g
がいちわいねむりをしていたのです。お弁当がなくなっていたので。雀が全部食べて昼根をしていたわけだとわか
( w6 B# ]' t, d" f$ bりました。おじいさんはそのかわいい意雀をもっていえにかえりました。
7 I$ s* f2 v, r  [. m+ uおじいさんと雀はとても仲良くなって、いつもいっしょにいました。仕事のときも、食事の時も雀はおじいさんの
; S, F3 c7 o8 H! e1 x# j- c; ^& W周りを飛んだり、おじいさんのかたにのったりしていました。おじいさんは祖のおお好きな雀に「ちょん」と名づ
3 }' z( S9 w5 p  ~3 w2 T% f$ ~/ p- Z6 c1 ^% Mけてかわいがって、あそんであげました。
& n$ L# f) @6 D$ ]" cある日、おじいさんはいえにちょんをおいてやまへでかげました、おばあさんはのりを作って、川へせんたくにい
/ ]& r3 x$ c0 L" l5 J5 x3 zきました。ちょんのりがおおすきで、少しだけなめてみました。きっとおばあさんにおこられてしまうとおもいま
+ j* K* A9 E, w9 l! Gしたが、のりがうまくてもうがまんできずに、雀は全部なめてしまいました。0 b8 k: P, K* k- b  K7 D

8 |3 |7 }% d3 E; T% T+ H
$ d" r  r* W( d8 h0 e. |5 h5 ]2 e3 S* W. L' L3 ^# A2 p" f3 _/ j" l; }
54.一寸法師
+ A: N2 N0 ~; r: f$ V" v昔々、あるところにおじいさんdとおばあさんがいました。子供がいなかったのでおじいさんとおばあさんはさび
% x7 k* k( W; ?しくて。; [. s! W# r2 u% Y4 g9 @. p& V; b
「手の指程の小際子供でもいいからお授けください。」
  E$ f4 ~7 {% g) \  Qとお天道様におねがいしました。
& a2 i" q! Q, r' W" Kある日、本当に手の指くらいの子供が生まれてきました。おじいさんとおばあさんは喜びました。とても小さい男; m2 U& i6 w! n) F2 h6 N% u" o
の子だったので、一寸法師という名をつけ、かわいがってそだてました。7 K6 p2 n* a$ o/ Y
けれども、三年たっても一寸法師はちっともおおきくなりません。五年たっても、大きくなりません。十年たって* n+ ?$ H% }( d; r  r
も、一寸法師はまだ埋めれた時と同じ用に手の指のたかさのおとこのこです。おじいさんとおばあさんは心配にな
' p' y1 k+ r0 R& ^りましたが。いくらだいじにしても、いくら食べさせて一寸法師はおおきくなりません。
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 楼主| 发表于 2006-8-15 19:14:04 | 显示全部楼层
あした つづく
$ g, R0 h7 ^$ F* U/ K! R# ]* j- x1 g  {
[ 本帖最后由 jun-hua 于 2006-8-15 11:15 编辑 ]
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 楼主| 发表于 2006-8-15 21:46:00 | 显示全部楼层
55.蜘蛛の糸
& C! P  |+ f. nある日のことでず。お釈迦様は極楽の蓮池の縁を、ひとりでぶらぶらお歩きになっていらっしゃました。池の中に
3 Q+ _9 S, ]) ^1 W( V聞いているはすの花はみんな、玉のように絶え間なくヘンリヘア不和手下ります。極楽はちょうど朝なのでしょう。
; l, T: G" l7 q& pやがてお釈迦様はその池の縁におたたずみになって、水の面を覆っていつ蓮葉の間から、ふと下の様子をご覧にな* G  @! Q) w8 j. U2 ^6 X
りました。このごくらくのはすいけのしたは、ちょうど地獄の底にあたっておりますから。水晶のような水を透き
' m  Y  v) n: n3 J2 L通して、三途の川や針の山も景色がちょうど、のぞきめがねを見るように、はっきりとみえるのです。
  }7 u" k( Y+ [; ]* O, bすると、その地獄の底に、カンダタという男が一人、他の罪人と一緒にうごめいている姿が、おめにとまりました
: h) E4 X) Y" C# Q。このカンダタという男は、人を殺したり、家に人をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥棒ですが、それでも& ?' G- n7 V0 X, }8 U
つた一つ、善い事を致した覚えがあります。と申しますのは、あるとき、この男が深い林の中をとおりますと、
3 P& F; A; \, ~+ Q小さなくもが一匹、みちばたをはっていくのがみえました。カンダタそこでは、早速、あしをあげて、踏み殺そうと致しましたが、「いや、いや、これもちさいながら、命のあるものにちがいない。5 _5 Y& B  G% Q% B6 Z  r' j
他の命をむやみにとるということは、いくらなんでで、かわいそうだ。」とこう急に思い返して、とうとう、その
' o1 U6 P# ]. V$ ]蜘蛛を殺さずに、助けてやったからです。# r8 ?* l3 V: k1 ~" d. K
お釈迦様は、地獄の様子をごらんになりながら、このかんだたには、くもをたすけたことがあるのをおおもいでし
6 i' `+ v0 H# d4 Z0 _" B( ^になりました。そうして。それだけのよいことをした報いには、できるなら、この男を地獄から救い出してやろう
* T9 L, n! b" }8 M; N0 Zとお考えになりました。幸い、そばをみますと、ヒスイのような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美し2 z# k0 t2 G8 {! K
い銀色の糸をかけております。おしゃかさまは、その蜘蛛の糸をそっとお手におとりになって、たまのようなしろ2 ^: m- _6 A& z( |" U
はすのまから、はるかしたにあるじごくのそこへ、まっすぐに其れを降しなさいました。; h+ V( _, W: D
: [4 h! O* t4 C/ i4 W" z5 u( i

$ w7 C$ l3 m2 Z. r
# Q0 w, Q& p$ Y+ g  w7 n
( R$ D1 n2 j  \; w/ p, o; ~; \4 j5 A$ ^, Q9 b
56.羽衣1 k) P8 C9 x5 a3 E, {  }' x
昔、駿河の国の、三保というところに、伯龍と言う漁師がすんでいました。
0 I1 }' [" f# U0 J2 C; S2 rある日、海は魚を釣りにいきました。9 `9 j0 f( ^8 ?' i" x! z
海には、小船がたくさん浮かんで、海辺の松原に、ざざんざざんと、白い波が寄せています。
% R# f( l. g; F% z遠くに、富士山が見えます。8 E1 k; r! _( i3 ~& a* u: \' i- r  b
:いい気持ちだ、こんな日は、さかなもたくさんつれるだろう。”: c9 T1 E, J/ u* w4 Q
伯龍が、美しい景色を見ながら歩いていくと。ぷうんと、よいにおいがしてきました。2 X4 M, ~. ?5 Y1 d
においは、向こうの松原からしてくるようです。! m: m% |5 O. N' f( f- J. B
伯龍は、松原のほうへいきました。
0 a0 {, J; N5 `  u松のきに、布のようなものがかかって、においはそこからしてくるのでした。
* m5 K; [$ g- X+ _* O, @6 c: r0 J“何だろう、ふしぎなものだ”" d: r# Q3 Q/ p. g: X
伯龍は、まつのきにのぼって、ぬのをてにとりました。あか、あお、黄色、紫などのいろがまじって、とてもうつ7 g" b: N; ~9 u3 B& u
くしいおりものです。3 K" V( e& r6 Z8 S9 u
“こんな立派な織物は、見たことはない、いえへかえって、むらのものにみせてあげましょう、素晴らしい宝物だ
( a+ y$ }7 @6 R4 {6 L% y& @1 f。”
. D8 m) r! {( y  u+ w& q伯龍は、着物を抱えて、一足歩き出しました。' _, a, }0 `0 w0 K# J) {" a  ~5 Y
' G% H9 h+ S8 m& J
% b( a# s: |6 Y0 W% Z
) g% q/ C2 f' P) h

  l* m2 u& ?, t4 j; l# j0 c: I3 T% k6 J6 b* m; p+ z6 y" F
57.狐と熊
+ `" O6 x. k$ ~- L昔、向こうの山に狐、こちらの山に熊がすんでいました。4 o* Y& l, o# o* A3 F
ある日、二匹は道で会いました。" w, ]8 k3 y6 V6 D% t
”熊さん、二人で畑を耕して、野菜をつくをうじゃないが。”
+ r0 t: }; S; p; p  X5 k9 F3 a, qと狐がいいました。( D$ G9 s) i8 f
“うん、つくろう作ろう。”3 Z  v, v; Q/ [& X- o9 J- S
熊は喜んで、きつねについていきまいた。$ \' t' _; n$ @, Y# D" s
木の根を掘り起こしたり、石をのけたり、非引き一生懸命に働きました。2 H, L" N( q5 I- s' {
熊は体が大きくて、宝もちですから、狐の十倍も働きました。
4 T  M1 J# [* |, _4 ?2 R! f立派な畑ができました。狐が、たねをまきました。2 s8 ^, ^4 x/ k. L
“すぐに芽が出て、おおきくなるよ、大きくなったら、君は上を取るだろうね。いまからきめておこうじゃないで
8 D! Z3 E% u& n. D: @2 t/ gすか。”4 F2 V3 j& `* E% Z/ \/ S9 }* N9 W
”きめておこうよ。ぼくはどっちでもいいよ。”2 v- x$ S" I3 Q- X& `+ R: D* S
“じゃ、僕は下を取る。”
6 G% r' U4 Y! W* c' Y4 \6 @2 }狐が下で、熊が上。そういうことにきめました。5 J. [6 g3 }9 q1 a* T- Z
種から芽が出て、はっぱが伸びて、ずんずんおおきくなりました。" t9 \0 K! M* C+ ^6 g% e
% i- s7 o8 u: K' Y
. G5 P+ x7 y- U  i3 D  ^
# w- k: s- G! U1 R+ {1 T8 w, y

6 {2 g8 A) j) I5 S( X& f% b58.かさ地蔵様
  [- Y# w; V( F% z6 o- p4 H昔、村はずれの小さなぼろ家に、おじいさんとおばあさんが、すんでいました。
9 \1 O6 x3 {! a3 R3 g2 F/ }, @貧乏で、てべるものもきるものも、あまりありません、寒いふゅに菜っても、囲炉裏でも巣薪にも、こまっていま8 v4 u* S1 X1 X% L# g2 a
した。- u7 _. h& t7 w% I2 [
明日はお正月と言う、大晦日の夕方です。
) l8 [! H% f6 O1 Z% Z- [“おばあさん、私はまちへいってきますよ。”
8 F1 O1 Z9 \5 `4 t3 Q7 wと、おじいさんがいいだしました。
- w) K6 ^+ y4 K; U. [1 c“まあまあ。このさむいのにおでかけですか。ゆきがあんなにふっています。あしたにしてはどうですか。”
  ^* Y5 O  s  F7 ^“いや、明日では間に合わない。ほら、おばあさん。わたしはおかねをもっている。これで、もちだのかずのこだ
- ]" c4 [7 v  X# R3 Tの。お正月のご馳走を、かってくるのさ。”
9 m) L$ X( y# l" Yおじいさんは、こういっえでかけました。7 [) F0 p: I3 r# b8 Q, q" g
おじいさんは、こうもりがさもがいとうもとっていません。あたまにほかむりをして、ゆきがかからないようにし6 \0 f% g) \( S) ]7 d# m
ました。' ]) ^) A: e2 q, o2 r/ B4 n& g2 o
( e2 ~  R  h1 y& F5 d4 N% k
* P  Y; y0 `! ^4 ^8 ]5 C2 c/ I  V

0 b+ e) ]# M6 W( ^1 S4 m2 r3 t6 o59大江山の鬼たいじ) I' M4 Z0 {  ~9 G; v
昔々、丹波の国の大江山奥に、しゅてんどうじという、ものすごい鬼が住んでいました。
+ K4 E# u) V# w/ W5 y/ E: P; W% \お酒や、人の血を飲むのが大好きで、けだらけで、みるのおそろしいありさです。
$ m+ o3 m1 s& A) h9 v# \人の血が欲しいので、毎晩たくさんの家来の鬼を、都へやって美しいお姫様や、こどもをさらってこさせました。& U. r  Q6 d* l$ {" }7 ?
お姫様や、子供をさらわれたおやたちはかなしんできちがいのようになりました。
. a% X; _! p; `+ _8 S% w4 q7 f7 P天皇様も心配な去れて、源頼光という大将に鬼退治をするように、おいいつけになりました。
5 E; _& _, m9 _- g$ J- ]何しろ、敵はものすごいおにどもです。容易なことでは退治できません。( O( X' F  U) t7 d0 p& Z
より蜜は神様の力を借りようと神様にお参りをして。おいのりをしてきました。そして五人の武士といっしょにや# |3 Y) s! T- E" Y$ f5 z
まぶしのすがたになって。いよいよ、大江山へと、出発しました。
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 楼主| 发表于 2006-8-15 22:14:07 | 显示全部楼层
60.花咲じじい- R5 D/ w2 U. K
昔、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。& H% C& s9 a/ i
おじいさんとおばあさんは、白い犬を飼っていました。$ u0 j* J. C; `) Z0 F
二人は、白や、しろやといって、それはそれは、犬をかわいがってそだてていました。
% J, ^" P8 y( z0 Z- F! @ある日、おじいさんがはたけにいると、白が着物のすそを加えて、畑の隅に連れて行きました、そして、ここほれわんわん。. Q( H3 j8 Y- I
ここほれわんわん。5 t  D7 ?+ W/ ?8 m9 j. J* [$ N
とあしでつちをほりました。
# t( |" X* ~, `3 f6 Lはてな、と、おじいさんがそこをほってみると、ぴかぴかの小判がざくざくと出てきました。
& \, T5 N+ p* S& hおじいさんのうちは、たいへんなおかねもちになりました。+ c* h! a8 J6 L
4 H. H$ [) x% W8 {+ A8 F0 E

! `" I7 `8 V: ]4 O* F3 S- _61.鶯姫
2 Q  Z% |) ~  F) ~4 l昔、ある山のふもとに、きこりのおじいさんがすんでいました。
, Q- n- g9 K" R; R" [働き者の、とてもよいおじいさんです。8 S. V+ Y' |6 U- e4 Y) y
ある日、いつものように山奥へいって、とんと、とんと、枝を切り落としていますと、後ろで
" ~+ p6 o/ H$ Q' f* Q4 D3 i& h+ h“おじいさん、ちょっと。”  t2 c' J# T. m, u$ F4 d0 o9 C( ?
と優しい声がしました。“えっ。”
2 N$ R0 O  P6 cおじいさんは、びっくりして、振り返りました。
2 i5 e( k0 F! G6 ~- M4 X9 ]緑色の、きれいな着物をきた、其れは其れは美しいお姫様が、しょんぼりたっています。
  p& m% m( V6 T“あの、その気をきらないでくださいませんが。其れは、私の大事なきなんですの。”4 h" _3 D0 e" q5 E
“そうかそうか、それはわるかったな。きるきは、はかにもたくさんある、いいとも、これはきらないよ。”! K8 o- n: i; I, M9 Z
“まあ、うれしい、おじいさん、ありがとう。じゃあ、お礼にお茶でもさしあげましょう、いえはいらっしてくださいな。”
9 ~9 h8 g7 c! Yお姫様は、さっさと歩き出しました。
! Q) Q$ k* i- D- ~8 G( ~おじいさんが、あとについていきますよ、谷川のそばに、きれいなうちがありました。
* X  G% J7 f' F
: |( [1 L# L/ }8 F- A
8 q( m$ _7 |/ N4 l- @
' H$ A: V5 j; W62.井の中の蛙
2 r9 A) ?! }4 }8 w/ r  x8 p壊れたいどの中に、一匹のかわずがいた。そのかわずがあるとき、東の海すんでいる大亀にむかっていった。) h) c1 k$ e) \  c! e
「僕は本当に幸せだよ。井桁の上を飛び回ったり、水の中を泳いだり、そらがいやにならば、いどのふちのかけたところで、やすめばいいんだ。このなかのみずはみんなぼくのものだぜ。きみもぜひはいってみたまえよ。」0 j! j* ?/ Q, R$ G
亀はそういわれて、ちょっと足を踏み入れてみると泥が足にくっついて。層にも気持ちが悪くてやりきれたものではない。そうそうにはいでてかわずにいった。
; z& ?' y- E' v- L「よく、広さ千里四方だとか、深さ千尋だというが、海の広さや深さは、とてもそんなものじゃない。黄河の大洪水でも、歴史にのこるようなだいひでりでも、海の水は、ふえもしなければへりもしないんだ。その大海に遊びことこそ、ほんとうのたのしみというものさ。」
0 a3 n. s  I1 ^かわずはこれを聞いてボーつとなってしまった。
$ D# v0 F. p" S) Yこの話から、検分の狭いもののことを「井の中の蛙」というようになった。
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 楼主| 发表于 2006-8-15 22:22:38 | 显示全部楼层
63.朝三暮四* I3 i7 i6 N- P/ @) z8 Z
そうという国にそこうという人がいた。外は猿のことである。
. R3 M3 p: C* n& ?0 B彼はその名のごとく猿好きで、猿をたくさん飼っていたが。費用がかさんでやりきれなくなり、餌を減らすことにして、猿どもにむかってこういった。9 u1 x8 q2 V6 x3 S- m
「お前たちにやるどんぐりをこれからはあさにみつ、暮に四つといつことにする。」! X5 n, U$ k  w" o7 ?6 E* _
其れを聞いて猿どもはみな怒り出した。
7 n' d3 s4 G  }3 ?. v- w4 T3 t+ [狙公が「それじゃ、朝に四つ、暮に三つにしょう」
9 |1 C+ K/ w9 Y7 L/ |: R2 `6 C. C! Zとうとう、猿どもは其れで納得したという。
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 楼主| 发表于 2006-8-15 22:23:48 | 显示全部楼层
疲れた、じゃ、少々待ちください
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发表于 2006-8-17 21:34:53 | 显示全部楼层
いいものですね。お疲れ様でした
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发表于 2006-9-1 07:06:08 | 显示全部楼层
すごい~~~~
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发表于 2006-9-5 03:04:58 | 显示全部楼层
楼主好棒棒啊; `, v: N: Q: c( S
楼主万岁啊
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