上海市のトップ解任 政治局員陳良宇氏「汚職に関与」

光衣

2006年9月26日（火）10:10

　【北京２５日傍示文昭】中国国営通信の新華社は２５日、上海市の社会保険基金をめぐる汚職事件で、中国共産党が上海市トップで党中央政治局員の陳良宇・上海市党委員会書記（５９）を解任したと伝えた。陳氏は江沢民前国家主席につながる「上海閥」の政治家。江氏の地盤である同市の汚職疑惑が党政治局員という幹部を巻き込む事件に発展したことで、江氏の党内での影響力低下は必至とみられる。

　新華社電によると、陳氏の解任は２４日に開かれた党中央政治局会議で決定。上海市では２５日午前、幹部を集めた会議で伝えられ、党委書記代理として韓正市長が任命された。

　解任理由について、党中央政治局は（１）上海市の社会保険基金汚職事件にかかわり、不法企業のために利益を供与した（２）悪質な違法行為を行った周囲のスタッフをかばった（３）職務を利用して親族に正当でない利益をもたらした－と指摘。さらに陳氏の審査を進めるとしている。汚職の具体的な内容については言及していない。

　同事件では、上海市労働社会保障局の祝均１局長が社会保険基金３４億５０００万元（約５１０億円）を不正流用したなどとして８月に解任され、陳氏の秘書役だった秦裕・宝山区長も取り調べを受けた。

　陳氏は１９９２年１２月に上海市党委副書記に就任して以降、副市長、市長などを歴任、２００２年１０月に市トップの書記に昇格していた。

■江前主席の影響力排除狙う

　【解説】中国共産党が上海市トップの陳良宇・市党委書記（党政治局員）を解任した背景には、胡錦濤国家主席（共産党総書記）が１０月の党第１６期中央委員会第６回総会（六中総会）を前に、党幹部であっても容赦しないという「反腐敗」の姿勢を強くアピールすると同時に、指導部内に影響力を残す江沢民前国家主席ら「上海閥」の地盤を切り崩す狙いがあるとみられる。

　江氏も１９９５年、汚職事件を契機に当時北京市のトップだった陳希同・市党委書記（党政治局員）を追放。一気に求心力を高めた経緯があり、胡氏も江氏と全く同じやり方で前政権の影響力を排除した格好だ。

　江氏の「子飼い」とされた前上海市党委書記の黄菊副首相も、夫人が上海市汚職事件への関与を取りざたされ、すでに党内での影響力を失っているとされる。胡氏は党幹部を刷新する来年秋の第１７回党大会をにらみ、自らの出身母体である共産主義青年団（共青団）関係者を中心に人材登用を加速。自らの権力基盤を安定させるとみられる。　（北京・傍示文昭）

＝2006/09/26付 西日本新聞朝刊＝

[ 本帖最后由 光衣 于 2006-10-2 15:53 编辑 ]

旺旺

中国的共产党只能相信70%，，

Professionalman

美国共和党和民主党两党加起来只能相信30％，台湾民进党只有10％

Ume-xie

現在這社會...........

本木雅弦

我老乡啊
宁波的人才就这样毁了

yuki1998

原帖由 旺旺 于 2006-10-2 15:37 发表
中国的共产党只能相信70%，，

有那么多吗?我认为如果有1%可以相信的话,我已经很安慰了.