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[学习网站] [千与千寻]的日文剧本(3)

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发表于 2006-10-10 00:17:23 | 显示全部楼层 |阅读模式
リン へぇーずいぶんいいのくれたじゃん。
: b3 y. B+ ]2 ?" l/ M% c+ ?4 Fこれがさ、釜爺のとこへ行くんだ。混んでないからすぐ来るよきっと。 " X8 \1 r8 A1 ?. N9 ~" L/ q
これを引けばお湯が出る。やってみな。
( j6 @% L1 Q) l千 うわっ!… 2 u  C) i3 I% Y$ E! J* [7 s
リン 千てほんとドジなー。
& f/ T# P$ J3 O2 j/ W千 うわ、すごい色…
' D' G2 }/ _, @: p$ J, R7 n1 T2 C: a" dリン こいつにはさ、ミミズの干物が入ってんだ。こんだけ濁ってりゃこすらなくても同じだな。 & U, H5 e+ R- C
いっぱいになったらもう一回引きな、止まるから。もう放して大丈夫だよ。おれ朝飯取ってくんな! - W& }* ]" C3 P* v$ P9 s
千 はぁーい。…あっ。 2 V: `6 x) o6 g$ r
   # _( t& m: ?0 ^
カオナシを見つける。風呂の縁から落ちる千。
* i, d9 s( K% I   ! |, l) \4 B( R1 w7 l3 ^  x0 O  }
千 うわっ!…いったぃ…った… 8 w6 ^# H* X! a- \
あの、お風呂まだなんです。
# P4 P8 M% ?1 N( m1 v4 s$ [# V6 zわ…こんなにたくさん…   Q# s: ~* v! R
えっ、私にくれるの?
7 g# W, o9 f$ X/ \( a0 o& Pカオナシ あ、あ、…
  d1 c7 z/ H; k4 [! T" x& j% v' B千 あの…それ、そんなにいらない。
; T$ s6 D7 e* f% X" ?カオナシ あ、… - f/ L, J# O! ?; |6 W9 G: ?8 Q5 C
千 だめよ。ひとつでいいの。 $ b! ^* p: W# |' U2 t! ~
カオナシ あ…
4 ]* g) m: Y$ m9 k   , F- o3 X$ O, C( C5 y) y2 L3 _
千 え…あっ! & {1 u: u5 H2 S. y/ }2 |8 J
   $ b% T) d4 b+ _' ?/ Z/ m9 s
釜から水があふれる。
' ]8 x' j/ D( h& v. z/ G" i! I6 g  
( X! U! z* s& B( S" ]( a4 F5 _千 うわぁっ!
- J# e4 m3 K, C   # `' n1 R+ Y  ^! A. a
父役 奥様。
2 L8 [+ M0 q( F6 y湯婆婆 クサレ神だって!?
$ A4 b0 {, ~+ m3 g父役 それも特大のオクサレさまです! / m: {5 \' v+ z2 f# B
従業員 まっすぐ橋へ向かってきます! 1 `6 p8 T9 @" a8 F" e
  
" ]! N) N% w' ?  }) j6 t従業員達 お帰り下さい、お帰り下さい! ) r& X" I5 k/ |1 X1 z; }3 I: U  g
青蛙 お帰り下さい、お引き取り下さい、お帰り下さい! - Q& v, t! F# R
うっ…くっさいぃ~…!
6 u$ ]8 Q# X' {4 M3 ]1 ~% j/ X( M  
/ h3 `0 j& i) _, j; W( f/ J! P湯婆婆 ぅう~ん…おかしいね。クサレ神なんかの気配じゃなかったんだが… 4 i8 I- j- }& ~0 I1 T( _5 ?
来ちまったものは仕方がない。お迎えしな!
2 Y  v7 D1 w- }. @; Yこうなったら出来るだけはやく引き取ってもらうしかないよ!
; A, [# m7 w* w8 j  
, [/ W* G1 {( _2 J兄役 リンと千、湯婆婆様がお呼びだ。
2 k& Z  F# x, G( ~千 あ、はいっ! 1 W- ?3 D, J. c) R6 w! ]8 A4 _2 `# |
湯婆婆 いいかい、おまえの初仕事だ。これから来るお客を大湯で世話するんだよ。 - _# A& ~: g( S. N6 J: P) P  z9 F% D6 i
千 …あの~… " l$ L$ I% f- w( z5 N0 P
湯婆婆 四の五の言うと、石炭にしちまうよ。わかったね! 5 ~3 L0 u1 Q5 Z( x
父役 み、見えました…ウッ…
3 b% I% ?8 G; V5 z) {1 w" i   % s) U5 \) c0 u3 V; M, ?
湯婆婆?千 ウゥッ…!
& W' K6 y( k% k5 x湯婆婆 …おやめ!お客さんに失礼だよ! * Q, X& d; W' x  q4 y
が?が?…ヨク オコシクダしゃいマシタ… 3 a7 Z  A; ?- k3 F; D" q
え?あ オカネ…千!千!早くお受け取りな! " g# }; {# v4 R% D4 Z& G
千 は、はいっ! - y5 G& V6 W  Q# u1 l
(ベチャッ) ( J2 j$ \0 M- K  c, f* T3 [$ v
千 うゥ…! ) W0 x; B" x: t# v) x  z
湯婆婆 ナニ してるんだい…!ハヤク ご案内しな!
2 p' w8 z9 z+ v千 ど どうぞ …
0 Z- Q; _" @0 Z* h  R   & Y6 H1 Y6 y  i8 i4 y: A* _
リン セーーーン!
  i  E# G1 X5 a" `  xうぇっ…くっせえ…あっ、メシが!
) `, {) P* Q3 X  
8 Z' q7 C% m$ ]" c3 j湯婆婆 窓をお開け!全部だよ!
/ ~8 y. p  x2 _; o. K  
  r( m8 i; O' d+ o# @% h; Q' ]+ B8 ]大湯に飛び込み、千に何かを促すオクサレさま。 8 C0 J& o3 J- ]6 R# `. j
  
- G, [, n  Z1 r+ ^千 えっ?ぁ、…ちょっと待って! 5 E+ A  S+ @8 `1 V
   - y0 k1 j7 r* s% ?4 u/ l6 {
上から見ている湯婆婆と父役。 * x# e- J: l: |" ^( s' p8 H  {
  
0 m+ }. z0 t# c6 T* W- Z湯婆婆 フフフフ、汚いね。 4 J& @+ `& v  ^. N8 a/ _6 m1 r
父役 笑い事ではありません。
5 H7 X: ~7 B" q! ~# W: |湯婆婆 あの子どうするかね。
7 G" h: W+ _1 S$ ~3 Z7 e…ほぉ、足し湯をする気だよ。
$ K. v) w% p2 T; }8 q父役 あぁああ、汚い手で壁に触りおって!
) a% W$ y- ^& b! X4 C: T+ P+ A  
/ Y+ r7 V$ _' u) k1 @千 あっ…あっ! 6 o, R: R9 l( v9 o* t+ Y
  
6 Z% W. ?/ s6 R$ M, f( L2 g2 _札を下げようとして落とす千。他の札を取って釜爺に送る。
! d1 v% P4 K# X   ) B; l. a$ o1 T& S4 d. e
湯婆婆 んん?千に新しい札あげたのかい? ( E9 e' f: O$ ]& [0 x/ Z
父役 まさかそんなもったいない…
, V& `& B" j8 ]0 D  f, a   7 V+ H4 g% R, V- _, R! M. e3 n) C
千 わっ! 1 X9 T& ?3 E2 y& z+ ~# k. \4 _" P
  
/ R7 {: u2 b# ]; M湯の紐を引きながら落ちる千。ヘドロにはまる。 ) E! |1 Z/ E! O% k
   * V1 Z4 a9 U. P' `0 J" K# e
父役 あああーっ、あんな高価な薬湯を! - C5 T& X" z* o' `( Q, C, s
  
& F5 w: w* l5 D9 c9 V$ Xオクサレさまに引っ張り出される千。何かに手を触れる。 ; m3 O) J/ P, j4 ]
   " Q0 B- N; d! x
千 …?あっ?
& H! y$ S- n- }5 o6 U$ d* S& i   3 O. e! {7 O8 T- z- a; L
リン セーーーン!千どこだ!
. r3 o' S4 l8 x. C, _! `千 リンさん!
. [  \! |, B" x! l7 wリン だいじょぶかあ!釜爺にありったけのお湯出すように頼んできた!最高の薬湯おごってくれるって!
. ~" h" o' q6 Q( [% B千 ありがとう!あの、ここにトゲみたいのが刺さってるの!
0 `% m( N. N8 D: aリン トゲーー?
* Q5 K; ~9 y- \' A8 M8 f千 深くて取れないの!
: C3 I1 w& x/ A$ Y" |- T   . D4 Z: i% c; @  z  y8 z
湯婆婆 トゲ?トゲだって?…ううーん… ! c& A2 R0 d# ^8 P
下に人数を集めな! * a) G' c  e7 C
父役 えぇっ?
: r1 y5 Q6 w. R5 _湯婆婆 急ぎな! 9 E- R. H$ X8 j4 B% i
千とリン、そのお方はオクサレ神ではないぞ!
1 x" c! [& g2 Q' Yこのロープをお使い!
% n# ?2 \- w% L! A# d千 はいっ! 8 I9 F% s% N. t8 c  \
リン しっかり持ってな!
# O' p$ z0 m# J0 d* `- [千 はいっ!
" Y9 \! i  s9 S  @湯婆婆 ぐずぐずするんじゃないよ!女も力を合わせるんだ! + Y* j2 V; s' H0 ?" N0 y
千 結びました!
( R6 r8 c; p" o' }) S% j% U湯婆婆 んーーー湯屋一同、心をこめて!エイヤーーーーソーーーーレーーーー
9 F/ e8 @2 V) E: M: F一同 そーーーれ、そーーーーれ!
7 @. N+ d- C' e! t/ e8 Jそーーーれ、そーーーーれ!
# ?4 F; n" O% g0 |1 y9 f4 _% ^千 自転車?
% ^8 d0 O$ r. ~. f. Y湯婆婆 やはり!さぁ、きばるんだよ!
0 r1 M. B6 V8 n- E2 k# I   # D8 [) J/ b3 |
オクサレさまからたくさんのゴミが出てくる。
/ O# E& o. s% Y" r! ^  E* T  
# x) {, t4 v' ?5 }河の主 はァーーー… + y+ o, u9 V7 g4 g9 \$ a
  
* U0 V+ \( V! U4 ]3 m$ @千 うっわっ…わあっ!
4 n: Y& V: _" Y/ _; B; T4 W  
3 C9 q- _5 @5 l, r水の流れに包まれる千。 & `- p" K- Z- ~& o9 A; i
  
5 T: P2 ~' T  n: zリン セーーーン!だいじょぶかあ!?
4 c) T2 ?. v+ t) A5 M     ?- x" f/ {4 Z. ~2 g, b
河の主 …佳き哉…
  R* F% H% v& M5 `6 a3 D3 e5 d# s千 あっ…
2 _" b: l2 I5 [   0 O) G* m5 y/ M# Y
千の手に残る団子。
# H& C/ h- w9 N4 U% M   1 h4 W# L* C. Z/ G8 H% q: d6 x
湯婆婆 んん…? 0 c* _1 N6 j$ Q+ s5 w8 U2 f
従業員 砂金だ!
1 I. `$ r" ~' X( e$ g' i( f砂金だ!わあーっ!
- L2 V  Y& i! b5 H% {6 a0 N$ U, T- z湯婆婆 静かにおし!お客さまがまだおいでなんだよ! 4 G9 s% ^% _5 b, W0 N
千!お客さまの邪魔だ、そこを下りな! % z; y) J2 i6 {' F
大戸を開けな!お帰りだ! 7 N8 W% Z" t" A- ^* ^% X9 Z
  
& ?( E& S7 L: j0 P' Q& p河の主 あははははははははは… / O4 g) A2 p3 p3 ^' S/ d$ c$ O0 h' U
   / B. V1 ?6 `& m7 T/ }' V" _$ ^
神様達 やんやーーやんやーー! ! i  {6 n% J) J  q! k7 ^9 c
湯婆婆 セーン!よくやったね、大もうけだよ!
- r2 @/ f" g& Q& ~5 D. Pありゃあ名のある河の主だよ~。みんなも千を見習いな!今日は一本付けるからね。
: M  P1 [/ M* }; F3 O+ Lみんな おぉーー! ! |+ s) r& u+ }
湯婆婆 さ、とった砂金を全部だしな! - U5 j3 a5 ^0 G% Y1 j
みんな えぇーーっ!そりゃねえやな…  o1 c8 v+ y0 }& \  i  F+ g
9 g, ~8 s8 [3 g: v8 D. C
% @& }4 \/ g- d: S& {6 b
, Q3 e% e9 N; u0 T2 a" b) j! c7 R& j
「仕事が終わって、部屋の前でくつろぐ千。」+ a: a# l5 p" |0 Z
0 I" \, H2 G8 s6 m: U3 P
リン 食う?かっぱらってきた。- g4 |. K" ^( k2 Z; i* N
千 ありがとう。% w, T* W4 K! A9 @- a" W3 S4 H
リン あー、やれやれ……
' x2 }. c5 G% ?& W+ ?千 ……ハク、いなかったねー。
& f" R( ]* {- q+ x8 gリン まぁたハクかよー。……あいつ時々いなくなるんだよ。噂じゃさぁ、湯婆婆にやばいことやらされてんだって。: R; S5 ^) O( _9 n4 N
千 そう……
% `* k% h) E) R6 ]女 リン、消すよー。0 f  Q$ R3 Z0 c' `$ I
リン あぁ。
" a2 b/ Z: U; a4 a! {& P千 街がある……海みたい。. n2 W6 k) X8 I3 \" J% E4 q: P  ?" y2 i
リン あたりまえじゃん、雨が降りゃ海くらいできるよ。! |- g6 }* ?" T% i7 ^& [
おれいつかあの街に行くんだ。こんなとこ絶対にやめてやる。
& B9 X( D+ z  m: Y, S  X" I: C7 u
「ふと、団子をかじってみる千。」; |  ]# V6 b9 E! X9 ]2 \1 D- T/ {' T& x
( i, h+ h0 R* V: S6 ~
千 ヴッ…うぅっ……
/ [. B5 R) t  u; Z, iリン ん?……どうした?+ [5 R2 {1 N; ]8 h. P$ K; h/ Q
" l) N  p2 ^% w" r/ h
「人気のない大湯に忍び込む青蛙。」
0 \/ j$ i5 k( L5 \  c
2 ]+ t+ E/ r5 V0 u青蛙 ん?んんーーっ……
" R: ~- X- r. x$ \……砂金だ!……あ。
. o/ S2 {/ L3 K: `$ m2 u. cおぬし!何者だ。客人ではないな。そこに入ってはいけないのだぞ!, t3 m2 g/ J9 j8 Y2 R- k
……おっ!おっ、金だ金だ!こ、これをわしにくれるのか?+ g- _0 n8 b% |* ^' Q" N
カオナシ あ、あ……
- p8 g9 s4 M8 J$ d5 K青蛙 き、金を出せるのか?
9 V9 x0 d. F! T! J$ n( nカオナシ あ、あ、……
& ?+ R( R3 l# ~青蛙 くれ~っ!!
% }6 |* Q! o  Q; w' Q: p3 J4 j$ D  c/ t
青蛙 わあっ!!!. R8 H8 L/ u% z0 \" {
% L* @, \. E  |% W9 [9 ?
「カオナシにひとのみにされる青蛙。」
  z# H$ R% g4 f# }! j; O$ H1 k1 a& h2 v$ Q3 v, [
兄役 誰ぞそこにおるのか?消灯時間はとうに過ぎたぞ。# r3 d8 H# F! u
うっ……?  q) l2 e, h4 b7 a- p& Q7 ]
カオナシ 兄役どの、おれは腹が減った。腹ぺこだ!
( y' C+ |. O  F5 ?兄役 そ、その声は……8 k; i3 c- t: x4 k
カオナシ 前金だ、受け取れ。わしは客だぞ、風呂にも入るぞ。みんなを起こせぇっ!, E+ x3 g" ]  r6 P. h* T

5 L5 j; y, C4 J: _* g6 z, }$ k千 お父さんお母さん、河の神様からもらったお団子だよ。これを食べれば人間に戻れるよ、きっと!: p. A$ _7 o; f' _, U/ N6 m
# a0 v; F/ D+ t3 ~8 Z
「たくさんの豚が一斉にこっちを見る。」0 O3 j/ ~  C0 b
4 s) X* J" s0 [* m
千 お父さんお母さんどこ?おとうさーん……4 R' O* P5 \, q6 s3 \9 Q: v
4 H$ @& X$ d* ]* j
千 ハッ!……やな夢。" k! B$ q" I. w* _) H! L
……リン?……誰もいない……0 \2 Z8 m2 R. X- i' z
3 F* i3 ]: c3 U; J1 n8 [  q6 h  }" @
千 わぁっ、本当に海になってる!
4 x4 s( n# M% S+ j- Z( b& w: u' A0 cここからお父さんたちのとこ見えるんだ。
: m; Q2 G3 a; L) x3 f釜爺がもう火を焚いてる。そんなに寝ちゃったのかな……
! s5 t8 h$ V) o0 S7 V9 u0 p. z6 e9 [
兄役 お客さまがお待ちだ、もっと早くできんのか!?
' B+ m7 m. I* \: n/ _& ?3 ?( ~父役 生煮えでもなんでもいい、どんどんお持ちしろ!" Z/ u* J. B- ~" n( ]+ g6 [: ^1 J
リン セーン!
  h4 F) N6 ?  [  K$ P/ E千 リンさん。
$ y1 j! m. t( @2 U% `$ `: Qリン 今起こしに行こうと思ったんだ。見な!8 m1 n: u5 D3 q
本物の金だ、もらったんだ。すげー気前のいい客が来たんだ。
& G' R. W; _! R7 [. S9 B' S( t6 ]9 E8 @  j# O. Y/ {
「大湯に浸かってごちそうを食べまくるカオナシ。」
! |% q- X% \4 H/ ~6 b0 Z2 ]8 e5 l5 R+ {" s/ ^, M! o; f* `
カオナシ おれは腹ぺこだ。ぜーーんぶ持ってこい!! w7 m) r# x8 P5 V; Q

' G3 P+ p9 p: |& A! R* [千 そのお客さんって……& L! f, f4 \+ f
リン 千も来い。湯婆婆まだ寝てるからチャンスだぞ。
" |- j* j8 }0 d3 v! e千 あたし釜爺のとこ行かなきゃ。
0 M3 e- b/ w* T8 b8 l: ]リン 今 釜爺のとこ行かない方がいいぞ、たたき起こされてものすごい不機嫌だから!! T0 j: ?( G& Z5 W( J9 |2 p6 q6 G3 Q5 x
女たち リン、もいっかい行こ!
, i& s9 C& g, [' s# W7 B3 Nリン ああ!
2 G+ i5 ]7 I- d' w9 T6 }- k* V; Y# i, [1 N9 }
「部屋に戻る千。」
1 o* ~' }8 a+ G6 W7 g
# A5 b# {5 H; U9 d. Z( P8 S# @千 ……おとうさんとおかあさん、分からなかったらどうしよう。おとうさんあんまり太ってたらやだなー。
- `9 t8 U" I& f' c# eはあ……% }: k, V: i- C% I/ j) V

' J6 t" `' `: a5 r# ~「海の中を白い竜が式神に追いかけられていく。」
) H$ [1 q4 O- I% ^6 X0 ?: R
& T8 y" ^! a5 `  q千 ん?……あぁっ!. q% B. _# r7 L/ w
橋のとこで見た竜だ!こっちに来る!
/ o" \/ z3 B/ Y$ Pなんだろう、鳥じゃない!……ひゃっ!
' j/ l% o( Q6 R: M" M$ m, R4 @% Hハクーっ、しっかりーっ!こっちよーっ!!……ハク!?
; T& t/ v7 o  i0 yハクーっ!!8 H. C8 E; _7 d

6 ^2 o2 l" K* N# {" z" b0 y「部屋に竜が飛び込む。窓を閉めようとする千に、式神が飛びかかる。」
, v" Y5 M- v4 T/ O8 R
: m& N; o# M4 X( g) H: j千 うわぁっ!わぁああーっ!!……あっ?
# l/ W, w* x, d/ f; w; F" p5 I- q……ただの紙だ……
9 D/ w  D4 p3 T, G! ]& y) C/ F8 d0 _4 ]1 e
千 ハクね、ハクでしょう?
" P  E- v7 B9 g& l4 Zケガしてるの?あの紙の鳥は行ってしまったよ。もう大丈夫だよ。……わっ!% e5 O8 ]* K8 R
湯婆婆のとこへ行くんだ。どうしよう、ハクが死んじゃう!$ s0 N3 j* I' R* X, x" O
. q4 u! b& s8 J8 Q% |( F! I
「竜を追って走り出す千の肩に式神が張り付く。」
/ A" a+ p9 [2 {% K0 |
8 _. A7 P& d" I! f. [4 d. s兄役 そーれっ、さーてはこの世に極まれる?お大尽さまのおなりだよ?そーれっ
9 }2 ~4 d- k( `みんな いらっしゃいませ!!
4 _' G5 b8 ~8 S: o( n6 W. E兄役 それおねだり?あ、おねだり?おねだり?
0 F1 w$ }) |% T: o3 z3 _
9 p( T) m  t  Q- y! K「騒ぎの中をエレベータへ駆けていく千。」
# O! e' T7 @' ^. B* X( O- m# S; A4 I) X4 j4 b9 M- |) Z! B3 m+ w
蛙男 おっ…と。こら、何をする。# P% ^) P. n% A( F1 R
千 上へ行くんです。
4 Y! o8 U& @& L/ R+ |6 D1 K* i蛙男 駄目だ駄目だ。……ん?あっ!血だ!!' q% x) Z/ n. `8 ~3 ~  K2 d

. d2 y! x8 G7 B- A千 あっ……
9 d0 {( g9 q; v0 g1 ^兄役 どけどけ!お客さまのお通りだ!
4 |1 S* ?9 Q, p; B" X千 あ、あのときはありがとうございます。
* M/ I9 i4 i: z- ]  X- F兄役 何をしてる、早ぅど……うっ!?
; r4 [! i  E; g) {' ^カオナシ あ、あ、あ……
( Y! A, u$ u- r5 [: Q8 G- G) z: Y* N1 B- F" T' s
「千に両手いっぱいの金を差し出す。」! Q  I) b- j, [" l2 J* r& D5 n
2 X7 w) G0 U- R* E. J  w& @' f
カオナシ え、え、……2 d+ u5 I3 J0 \/ f& T( K
千 ……欲しくない。いらない!
) C* L7 Y+ f& G2 b: yカオナシ え、え……; d) @8 n" H. t8 z# {( s
千 私忙しいので、失礼します!9 s8 J$ U* n8 c$ g9 s4 \) M
1 j, t/ _6 n; D$ b0 I, O2 \
「こぼした金に群がる群衆をすり抜けて千が出ていく。」) x" t" B5 w- A& ]% v

7 X3 t3 V9 T5 Q( M" C6 U) d兄役 ええい、静まれ!静まらんか!!下がれ下がれ!& r5 I2 I) y; B6 A% ]
これは、とんだご無礼を致しました。なにぶん新米の人間の小娘でございまして……. a+ I! B2 E9 t+ S3 y! ~
カオナシ ……おまえ、何故笑う。笑ったな。8 x) ?6 X- `# T
兄役 ぇえっ、めっそうもない!
' z5 @# q0 @8 g0 V/ R兄役?湯女 わっ、わっ、わああっ!# s5 r" G! b; c! p
, V1 X) r& Q- R, R5 q
「丸呑みにされる兄役と湯女。皆がパニックで散っていく。」
# ~+ r5 c# E" T" J, |) D
. g; i8 e+ C! [# Q+ O- g$ Q「窓からパイプづたいにはしごへ行こうとする千。走り出すと、パイプが外れて崩れていく。」  b7 g! A/ T' L! d
, p# [7 Z" Y/ d$ t
千 わっ、わっ、わっ、わあっっ!!3 V" e" {2 B8 G5 j
6 L1 x. x" Z" A. Q2 k
「かろうじてはしごに飛びつく千。はしごを登り出す。」
  x+ F. I' s" s# y% z3 V; x3 r
6 o8 W# b; Z3 f1 a4 m, @: i千 はぁっ、はぁっ……あっ!湯婆婆!
' w8 Y' Y$ X5 N* Hうっ、くっ……くっ!くっ…あぁっ!& E. V3 O5 {8 q
9 H& M" e8 k  i5 [* c
「窓を押し開けようとする千。式神がカギを外して中に落ちる。坊の部屋へ。」
/ X/ L# V4 j: I/ ^6 |- p+ `4 F; H& {4 _7 e5 w) T- \
湯婆婆 全くなんてことだろねぇ。; Q0 {, G. k5 u7 V1 v
千 !% f/ h( y" A. y" @
湯婆婆 そいつの正体はカオナシだよ。そう、カ オ ナ シ!
+ X6 q$ ]/ {1 k% _% f欲にかられてとんでもない客を引き入れたもんだよ。あたしが行くまでよけいなことをすんじゃないよ!
8 b4 ~& [# @2 `% m…あぁあ~、敷物を汚しちまって。おまえたち、ハクを片づけな!
. e  V* j& Y+ J4 g8 a0 T千 はっ!0 `) v9 u5 y- T5 {! {" Q
湯婆婆 もうその子は使いもんにならないよ!
3 Z, z0 k- E, R8 Z; _千 あっ……あ、あ、あ……
5 q0 x: L2 n' g7 ?. S2 q9 t+ `# @- H( G: f4 ]! Z% T
「クッションの中に隠れる千。湯婆婆が来てクッションを探る。」8 O4 T+ W( g! \$ n5 a
* d% _: Z) P- N
湯婆婆 ばぁ~。
! N! _; ~2 N& ?6 {+ z( B坊 んんーー、ああー……ああーー……
: a' ~$ h" c. e+ M% `, S湯婆婆 もぅ坊はまたベッドで寝ないで~。5 Z- c3 W% _$ I9 c/ C' K7 W/ h
坊 あ…あああーーーん、ああーん……1 ]; z. s) |" o: u  O6 c
湯婆婆 あぁああごめんごめん、いい子でおねんねしてたのにねぇ。ばぁばはまだお仕事があるの。
' @& k, D! J' J# O7 A$ H& M(ブチュ); ?0 v  S. C* m0 `2 x5 k
いいこでおねんねしててねぇ~。
; X# _8 v+ Z1 V4 P; T
" }- j7 z* s1 T& d) t千 ……あっ!…ぅう痛い離してっ!あっ、助けてくれてありがとう、私急いで行かなくちゃならないの、離してくれる?
, [- n5 C, F# V/ _8 e) v坊 おまえ病気うつしにきたんだな。9 G6 T* E' K& w
千 えっ?
5 e2 m4 L% g) K' p坊 おんもにはわるいばいきんしかいないんだぞ。
* x! v- H$ i. _, W& u  n1 W千 私、人間よ。この世界じゃちょっと珍しいかもしれないけど。2 S2 r3 s/ c* D. \9 h( U
坊 おんもは体にわるいんだぞ。ここにいて坊とおあそびしろ。
& x3 y  g: V: ]4 Q. N8 I千 あなた病気なの?
; R) H: R/ O* \! \坊 おんもにいくと病気になるからここにいるんだ。
; b, @0 w, f; U  ~千 こんなとこにいた方が病気になるよ!……あのね、私のとても大切な人が大けがしてるの。だからすぐいかなきゃならないの。お願い、手を離して!% W7 l2 `. V$ {* n( l5 m' b; P; h
坊 いったらないちゃうぞ。坊がないたらすぐばぁばがきておまえなんかころしちゃうぞ。こんな手すぐおっちゃうぞ。
$ G* d; I" W2 ^' U千 うぅ痛い痛い!……ね、あとで戻ってきて遊んであげるから。# U% Z" H# e  v% G
坊 ダメ今あそぶの!
/ T8 w+ h# i+ J) S7 ^千 うぅっ………; W- M( ?9 _$ Q2 S) V3 g9 k2 W
坊 ……あ?
& ~! x# u5 Y$ G' u& [: i& v千 血!わかる?!血!!/ C* c, G$ F) \6 |3 I1 z  v' v+ P
坊 ……うわぁあーーああぁあぁあーーーー!!!!
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发表于 2006-10-12 16:54:44 | 显示全部楼层
大変勉強になりました。
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发表于 2006-10-26 03:14:25 | 显示全部楼层
済みません、それでは、頂きます。
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发表于 2006-10-27 06:59:00 | 显示全部楼层
我想问个问题; T  |3 ?: h! E' |) o5 I2 J7 u
这台词是网友自己听写出来的还是根据台词书籍抄录过来的呢?
3 {3 ~% m8 j1 B6 {! D* s; D# M如果是后者的话我想利用一下的说' Y3 z$ [) k+ t7 n
谢谢楼主
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 楼主| 发表于 2006-10-28 23:05:52 | 显示全部楼层
是从台词书上摘下来的
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