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「力が弱い・無抵抗だから」「いい子ぶる・なまいきだから」「よくうそをつく」「動作が鈍い」——。いじめによる事件で昨年検挙・補導された児童・生徒326人について警察庁が動機を調べると、こうした答えが目立ったという。やはり弱い者に対する攻撃が、いじめの中心にあることがうかがえる。
警察厅在对去年由于欺负事件而被逮捕•管教的儿童•学生326人调查其动机时,‘因为他很弱小,没有抵抗能力’‘因为他装成乖孩子的样,太狂了’‘他老是撒谎’‘动作太迟钝’—象这样的回答很显眼。可以看出欺负主要还是对弱者进行攻击。
いじめられている子どもの声に耳を澄ますことが肝要だが、被害者203人について調べると、誰にも相談しなかったのが35%あった。01年の7%から急増している。
听听受欺负的孩子的声音很重要,但是对受害的203人进行了调查,受欺负后没有与任何人商谈的占了35%,与01年的7%相比有了急剧的增长。
被害者が孤立する傾向がみえるが、一昨日埼玉県で、「同級生から金銭を要求された」と学校に相談していた中学3年生が自殺した。大阪府では、学校側が中学1年生に対する別の生徒からの嫌がらせをつかんでいたのに自殺に至る事件があった。
可以看出受害者有孤立的倾向,但是在埼玉县,一位因‘被同学敲诈钱财’与学校商谈过的3年级中学生在前天自杀了。在大阪府有一个1年级中学生,别的中学生都嫌弃他,学校已了解到这一情况,但最终他还是自杀了。
深刻さを増すいじめだが、絶つ手だては無いのだろうか。弁護士で、江戸川乱歩賞を受けた作家でもある中嶋博行さんが新著『君を守りたい』(朝日新聞社)に、茨城県の筑西市立下館中の「君を守り隊」の活動を紹介している。
对愈演愈烈的欺负行为,难道没有杜绝的的方法吗。律师、同时也是获得江户川乱步奖的作家中嶋博行先生在他的新作《想保护你》(朝日新闻社)里,介绍了茨城县筑西市立下馆中的‘保护你的小队’的活动。
10年前に教師が呼びかけ、生徒が自主運営する「守り隊」ができた。生徒が隊員となり、いじめの情報収集やパトロールを始めた。やがていじめは見られなくなり、4年前にパトロールをやめても変わりはないという。
10年前在老师的号召下,成立了学生们自主运营的‘保护队’。学生们作为队员,从收集欺负的信息与巡视开始。一直持续到终于看不到欺负行为的发生,4年前取消了巡视,但据说也并没有发生欺负行为。
「いじめをしない、させない、許さない、そして君を守りたい」。この発足時のスローガンから隊の名がついた。どの学校でも可能とは言えないが、いじめの深い闇を照らす一条の光になり得ると思いたい。
‘不要,不让,不允许欺负人,我们想保护你’。从成立时的口号中取了小队的名字。虽说不可能所有学校都能采用这种方法,但希望这是欺负行为这一片黑暗中出现的一线光明。 |
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