午後五時二十分、海抜三千二百メートル。目の前に、いろいろなチベット風の家屋、店があり、遥かには、青空、雪山が見える。柔らかな風を吹かれて、その美しさは心を吸い込むように感じられた。さまざまの苦労を経てやっと到着した、その夢のような小さな町——シャングリラー！
町に来ると、ホテルを探した。ここに、ホステル（国際青年ホテル）という所があった。ベッドは一台ずつ20元だけで、環境もよかった。ホステルで、様々の旅行者に会うことができた。旅行者の中には香港人も、外国人もたくさんいるんだ。
チェック・インした時、誰が入った。
黒い服、黒い帽子、黒いギター！あいつは太一君に違いない！太一君の本名は北川太一郎で、古里は東京国立だ。今は世界一週をしている。僕らは大理、丽江で、会ったことがある。
「おい 太一君、何をするんだよ、ここで」
「えええ？またお前！もう到着だな、すごいね」
ご縁は異なものだな。
「えっ チョウさん、あの、町の人は広場でパーテーをしているよ。一緒に見にいく？」
「Let's go!」
広場は四方街という所だ。驚いたことに、そんな小さな四方街の中は、人がいっぱいだ。何千人は民族舞踊をしている。壮観だ！女の人は様々な色のドレスを着て、踊っている。70歳のお婆さんもいれば、きれいな少女もいる。僕らも一緒に踊っている。でも、なぜ僕の隣は70歳のおばあさん、太一君の隣は少女だか。残念だな！
後は、皆ホステルへ帰った。途中、シエン君は
「チョウさん、アルコールが欲しい？」と聞いた。
（シエン君は僕の道連れだ。アイルランド人だ。彼は「中国からアイルランドまで自転車を乗って家を帰ること」をしている。）
そして、たくさんビール、青稞酒を買って、ホステルの広間で飲んでいた。ビールを飲みながら、これからのプランを喋った。
ある人は「えっ、お前ら、松賛林寺のことを知っているの？とても立派な寺だよ。明日は一緒に見に行きましょう。」と進めた。
「でも、入場券は30元だよ」
この話を聞くと、シエン君は
「俺は行かない。この旅行、俺にとって、冒険だ。観光じゃないよ。俺は家へ帰るだけだ。忘れるな。」と言った。
「ハハハ、あいつ、いつもけちだ。」
……
今、皆は世界各地で自分の旅行を続いている。僕は海南で、シエン君はイランで、太一君はパキスタンで、でも、ご縁があったらまたお目にかかりましょう！ |
发表于 2006-12-14 04:49:19
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