私は日本人ですが、同じ疑問(なぜ日本の歴史上の権力者は天皇を倒して自分が皇帝にならなかったのか?という疑問)を思ったことがあります。
ですが、考えてもよくは分かりませんでした。
明治時代~2次大戦の敗北までは、「天皇は神」でしたから、神を倒すなんてことはできなかったのかもしれません。
(もっとも「天皇が神だ」という「国家神道」なんて、明治維新を担った幹部が、江戸幕府を倒しその後の新たな時代を切り開いていくために、寄せ集めて勝手に作ったみたいですが。なのでそれ以前の時代の人たちが天皇をどう思っていたのかはよくわかりません)
天皇は宗教ではありませんが、ヨーローッパでも「ローマ教皇」は倒されなかったわけで、それに似ているのかもしれません。
多分、そこまで悪評をかってまでするほど、天皇を倒すメリットがなかったんじゃないですかね。
また、日本ではトップよりも、その周りで実務を取り仕切る者の方が実際の権力を握るパターンが多いですから。江戸幕府でも将軍の徳川○×さんより、それを補佐する老中などのほうが権力を握っていたことのほうが多いわけですから。
尚、ここで書いたことは一日本人が勝手に思っていることであって、本当かどうかは分かりませんので、そのまま鵜呑みにしないでくださいね。 |