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楼主: 想吃榴莲

[商务知识] 求石材日语

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发表于 2007-6-22 11:34:12 | 显示全部楼层
空輪        くうりん        五輪塔の一番上の部分。ほとんどが二番目の風輪と一体で造られている。
楔        くさび        石のずれを止めるための補強、締め固めに差し込むもの、鳥居の貫を留める石、セットーの柄の抜け出しを止める金物など。
くされ        くされ        石材中の簡単に削り取れる程度の異質部分を指し、JISに定義されている品質上の欠点の一つ。
郡上赤石        ぐじょうあかいし        →赤石(あかいし)
鯨尺        くじらじゃく        帛布を計るのに用いられた尺度。矩の1尺2寸5分が鯨の1尺。
崩れ積み        くずれつみ        石積みで自然を表現するために、崩れかけているように積む方法。
九山八海石        くせんはっかいせき        古代インドに起こった仏教の世界観である須弥山思想に想定されている九つの山と八つの海。中央にそびえる須弥山を中心として、それを輪のようにとりまいて八つの山があり、その間に八つの海があるという。これに因んで、一石でそれを象徴したものが九山八海石で、鹿苑寺庭園(京都市)や慈照寺庭園(京都市)の池中にこの命名の石がある。
沓石        くついし        柱に束柱を受ける根元地盤に据える石。束柱、束石ともいう。角柱には角形、丸柱には丸形とし、一般には転びをつける。
沓脱石        くつぬぎいし        縁から庭へ降りる場所に、足がかりのために据えられる石。別名沓石、履脱石、沓解石、沓抜石、一番石、踏石。自然風の庭園にはなるべく人工的でないものを選ぶ。沓脱石の次ぎに据える石を順に二番石(または踏段石)、三番石という。
組積み        くみづみ        石を組み合わせて積むことの総称。切石積み、野面積み、布積み、雑割石積み、間知石積みなどがある。
鞍馬石        くらまいし        京都市左京区本町付近で産出される花崗岩。昔から庭石として有名。きめが細かく、表面に暗褐色の鉄錆を浮かべる。平板状で産出するので、沓脱ぎ石、飛び石などに利用される。現在は採取禁止。本鞍馬ともいう。
栗石        ぐりいし        基礎に使用する玉石。
繰型付        くりがたつき        小口加工の方法の1つ。出隅に繰型を付けた加工。
九輪        くりん        多宝塔、層塔、宝印塔などの上部についている九つの輪の部分。宝輪ともいう。
車目地        くるまめじ        →八つ巻(やつまき)
黒玉        くろだま        石材の主造岩鉱物の中で、複数または単独の鉱物が集まってできた黒いむら。
黒ボサ        くろぼさ        黒玉ほど極端でない石むら。白いむらを白ボサという
黒みかげ        くろみかげ        閃緑岩、はんれい岩など黒色のみかげ石。本磨きにすると本来の特質の光沢を発揮する。日本では産出していないため、南アフリカ、インド、ジンバブエ、中国などから産出し輸入している。
蹴上げ        けあげ        階段などの前面垂直の部分で階段の一段の高さ。天場を踏面という。
珪岩        けいがん        チャートまたはほとんど石英のみからなる砂岩で、細粒緻密なものから粗粒のものまである。ガラスや陶磁器の材料として使われる。
珪肺        けいはい        じん肺病のうち、粉じんによる疾病。石工がかかりやすい職業病。
蹴込み        けこみ        階段、上がり框などの立ち上がり部分で蹴上げが引っ込んだ物。
化粧積み        けしょうづみ        装飾用の石積み。
化粧目地        けしょうめじ        石と石のつなぎ合口部分のモルタルを押さえ、意匠的に仕上げた目地。
頁岩        けつがん        水成岩の一つ。粘土または泥土からなる堆積岩で層理の発達したもの。仙台石(井内石)が代表的。
結晶片岩        けっしょうへんがん        →片岩
顕彰碑        けんしょうひ        功績を表して故人を追慕する碑。碑文石ともいう。
硯石        けんせき        硯の加工に用いる石材。輝緑凝灰岩質のものと粘板岩質のものと二種類ある。雄勝石(宮城県)、赤間石(山口県)、雨畑石(山梨県)、那智黒(三重県)などが有名である。
原石        げんせき        採石場で掘り出された石材。
間知石        けんちいし        積み石用の、四角錘の割石。セメントを用いずに構築される。「いんに」(控の長さ1尺2寸)、「いんさん」(1尺3寸)などと呼ぶ。
玄能        げんのう        矢締めや石割などの作業に使う鎚。玄能は大別すると胴の部分が竹筒の形のように同じ太さになっている竹胴玄能と、ビルの解体や道路工事等に使用される矢締め玄能(ハリマワシ)の2種類がある。重さは両方とも3~7kgまである。竹胴玄能は、鏡が面取りされておらず、角で石を割ることができる。
玄能払い        げんのうばらい        玄能で石の角を払い落とすこと。表面の大きな凹凸だけを取り除いた仕上げ。
玄武岩        げんぶがん        噴出岩の一つ。斜長石、輝石、かんらん石を主成鉱物とする。結晶する時に周囲の岩体の圧力などで柱状節理をつくる。その著しく発達したものは六方石と呼ばれている。玄武岩の命名は兵庫県の玄武洞に由来。
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发表于 2007-6-22 11:34:41 | 显示全部楼层
コーキング        こーきんぐ        石材の目地、または、石材と金属部材の取り合わせ部分等の収縮しやすいすき間をパテ状の合成剤を充填して水じみを防ぐこと。
抗火石        こうかせき        東京新島で産出される石英粗面岩。灰色系、ガラス質で多孔性の軟石。比重は1以下。
格狭間        こうざま        石灯籠の基礎や受鉢(中台)の側面六面または八角の各面に装飾として彫られたもの。
香食        こうじき        仏の世界に入ったものは香りしか食べないといわれる。お墓参りの際などの線香にはこの意味と、不浄を払うという意味がある。石材用語ではないが、面白いので掲載した。
甲州鞍馬石        こうしゅうくらまいし        山梨県東山梨郡周辺から産出される花崗岩。この石は土の中から掘り出され、表面の風化を促すために、石に酸をかけて、石に含まれている鉄分を錆びさせる。色は茶褐色で飛石、沓脱石に利用される。新鞍馬とも呼ばれる。
甲州御影        こうしゅうみかげ        山梨県塩山市周辺で産出される花崗岩。濃い黒色の鉱物結晶と白色の鉱物結晶の境目がくっきりしているのが特徴。飛石に使用されることもある。塩山御影(えんざんみかげ)とも呼ばれる。
庚申塔        こうしんとう        道端などにある青面金剛(庚申)を祀る塚(庚申塚)に建つ石塔。三猿の形を刻んだものが多い。
硬度        こうど        硬さの度合い。石材の硬度は、耐圧強度、耐伸強度、耐屈強度などを総合して、判断する。1822年にドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが提案した鉱物の硬さを表す尺度であるモースの硬度計がある。天然の鉱物の中から10種類の鉱物を選び、硬さによって1から10番まで番号をつけたもの。モースの硬度は硬さの序列のみを表しており、硬度3の鉱物が硬度1の3倍の硬さであるとは限らない。これに対して1939年に考案されたヌープ硬度は、比例的な尺度で硬度を示している。大理石はモースの硬度だと3で、ヌープ硬度だと135となる。
勾配        こうばい        傾斜面の角度を示す度合い。斜面の断面の水平線を分母に、垂直線を分子におき、分数で示す。
香箱        こうばこ        墓石の頭形の一つで、香を入れる箱をいう。竿の幅の1割2分の高さが定寸。
香篭        こうろう        墓前に線香を焚く墓石の付属品。上部を笠の形にして香を焚く部分をくり抜き、線香を供える。
護岸石組        ごがんいしぐみ        池泉や流れの土留めに組まれる石組。その出来具合により庭園の景観が大きく左右される。
小口積み        こぐちづみ        レンガ状の石を積み壁を作るときの積み方の1つ。縦目地は通さない。
腰        こし        腰石。背の低い壁または立ち上がり部分の石。
五色砂利        ごしきじゃり        色の違いが五種ほど混じる砂利。装飾用撒き砂利として用いる。本来は高知市桂浜から採取される青赤白が混じった砂利だが現在は採取禁止である。現在、国内外とも良質なものは得られない。
小叩き        こたたき        石の表面仕上げの一つ。一枚刃(この工具を両刃という)で石面を2mm前後の間隔で叩き、平たんにする。のみ切り→五枚ビシャン→八枚ビシャン→両刃の小叩きの順で仕上げたものを八枚小叩きといい、最も多く行われる。百枚ビシャンをかけ小叩きしたものは百枚小叩き。さらに二、三回小叩きしたものは百枚三遍小叩きといい、最上の仕上げである。
小叩き仕上げ        こたたきしあげ        両刃小叩きを最終とした仕上げ方。機械化された現在八枚小叩きが通常となっている。
小叩き縁        こたたきべり        石仕上げの二面切り、または江戸切りの場合に、小叩きにより石の縁をくぼめて仕上げること。またその縁。
小段付        こだんつき        小口加工の方法の1つ。出隅に小段を付けた加工。
小面        こづら        小口のこと。つまり最も小さい面。
鏝        こて        モルタルなどの表面を均す左官道具。代表的なレンガ鏝には、お多福ごて、桃ごての2種類である。両方とも1番から5番まであり、番手が増すにつれ小形になる。
小端積み        こばづみ        平らな石の小口を見せる積み方。鉄平石、玄昌石、根府川石、挽き材なとを用いる。小端積み施工では、石の上口を糸に揃え、仕上げ洗いは小口はもちろん小口の上下(見出し部分)をよく清掃する。
小端磨き        こばみがき        石の小端(小口)を研磨すること、及びその専用機械。面取りを自動で研磨する専用機械もある。
五百羅漢        ごひゃくらかん        釈迦の弟子で500人の羅漢(修業して得た最高の地位)。釈迦滅後、遺教結集のため来合した姿を表わす。
互平        ごひら        矩形(長方形)のこと。
瘤出し        こぶだし        仕上げの一つ。荒石(原石)の縦横のふちをコヤスケまたは両刃で払い、表面の荒石面を瘤状に残す。
胡粉        ごふん        石灰石の粉末(白あ)。チョークなどの材料に用いる。小叩き仕上げの後、染み付き防止用に水に溶いて塗り、後に流す。
狛犬        こまいぬ        社寺の入口や社殿の前に据え獅子に似た獣の像。高麗犬、唐獅子ともいう。
小松石        こまついし        神奈川県真鶴産、輝石安山岩が有名。箱根火山の噴出溶岩が固結した石。昔は墓石に多く使われ、現在でも石碑などに使われる。
子持天端        こもちてんば        石積み用語。大小二個を一組とした天端(上部の表面)のこと。
コヤスケ        こやすけ        比較的薄い石を切り割る工具。割る石材の質、厚みによって刃口の幅を使い分ける。刃口は、25,30,35,40,50㎜の5種類がある。
五輪塔        ごりんとう        地輪、水輪、火輪、風輪、空輪の五輪から成る塔。方、円、三角、半月、団で構成され、塔身部がないのが特徴。日本独特の形で鎌倉期に定着した。
転        ころ        重量物を移動するために下に敷く堅い丸太や鉄パイプ。台枠に車輪をつけたものを修羅という。
五郎太石        ごろたいし        呉呂太石とも書く。径5~6寸(15~18㎝)位の加工していない玉石。4寸未満のものは砂利、砂となり、7寸以上のものは玉石として扱われる。良質なものに真黒(まぐろ)ゴロタ、鞍馬(くらま)ゴロタ、貴船ゴロタ、本御影ゴロタがある。やや良質なものには伊勢ゴロタ、新鞍馬ゴロタ、筑波ゴロタがある。
転石        ころびいし        岩盤から離れて流水などに押し流された岩石のこと。てんせきとも。
小割り        こわり        大割りした原石を、使用寸法に応じて割ること。
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发表于 2007-6-22 11:35:31 | 显示全部楼层
切        さい        きれとも読む。石材の大きさの単位。1切は1立方尺(1尺×1尺×1尺)。才の字を当てることもある。
砕石        さいせき        緻密な石をクラッシャーで砕いた人工の砂利・砂。テラゾ、キャストストン、現場テラゾ、人研ぎ、撒き砂利に用いる。
採石場        さいせきじょう        石を採る場所。採石方法には原石の割り出し、坑道掘り、山砕石、川砂利・海砂利・玉石の採取などがある。
竿石        さおいし        墓石の最上段で本体。灯籠の柱など垂直に立つ柱状の細長い石。
砂岩        さがん        石英、長石、各種岩石の砂粒大のものから成る堆積岩。灰色から暗色、ときに緑色を帯びる。膠状物質で固まったものは灰白色。産地が多く、比較的硬質。以前はあまり使われることが無かったが、最近は輸入材が使われるようになってきた。インド北部から輸入しているレッドサンドストーンやホワイトサンドストーンは湿気がこもるところに使うと苔が生えることがあるので要注意。
先のみ        さきのみ        文字彫り用の先の尖った握りのみ。
桜川砂利        さくらがわじゃり        →錆砂利(さびじゃり)
下げ振り        さげふり        糸の下に錘(おもり)がついたもので、垂直腺を出すために用いる。専用の錘は円錐形で、先が尖っており、この先端が糸の真下を示すようになっている。
ササラ        ささら        階段の段板を受けて、上部が段形になった登り桁。
指矩        さしがね        曲尺矩、指金とも書く。直角に曲がった金属製の物指し。→まがりがね。かねざし。表目は、長手、妻手とも1mmきざみの目盛がきざまれている。(尺相当目盛りのものもある。)裏目は角目・丸目・返し目・逆目盛等の目盛がついている。角目は曲尺独特の目盛で表目の√2倍(1.1412倍)にした目盛。丸目は表目を円周率(3.14)で割って得た目盛。返し目はτのような目盛。これはその部分がその反対側の重要な目盛部分にあたることを意味し、わざわざ曲尺をかえなさくても分かるようにつけた印。逆目盛は加工した溝の探さや隙間などの探さを計るためのもの。
雑割石        ざつわりいし        雑多に割った石、割り落とし石、半端な石など。
雑間知        ざつけんち        主に谷積み用の間知石。1㎡当たり13個前後で納まる大きさのもの。面の縦横の長さは一様ではない。
佐渡の赤石        さどのあかいし        →赤石(あかいし)
錆        さび        花崗岩中に生じる鉄分の分解したもの。黒雲母中に多く、白色部分に浸透した場合は鉄気として嫌われるが、錆石として珍重されることもある
錆石        さびいし        水酸化鉄により均等に錆色になる花崗岩。一般の石より硬度、吸水率の点では劣るが、色調が好まれる。鞍馬石や、蛭川、北木のほか、稲田石にも錆石がある。ジェットバーナー仕上げをすると赤く変色する。
錆砂利        さびじゃり        褐色系の花崗岩の砂のこと。関東地方では茨城県筑波町の桜川から取れる桜川砂利だけをいう場合もある。
錆付け        さびつけ        石材を人工的に錆石にすること。新鞍馬石、甲州鞍馬石、根府川石などの自然の錆色を強調するために行う。
サブフロレッセンス        さぶふろれっせんす        可溶性塩類を含んだ水分が石材中を移動し、水分が蒸発し、石材内部で塩類の結晶化が起こること。石表面の浮きや剥離を起こす原因となる。
皿彫り        さらぼり        字彫りで断面が皿状になる浅い彫り方。筆幅の2分の1以下の深さに彫る刻字法。稚拙な彫り方をいう場合もある。
沢石        さわいし        沢から採集する石。あまり磨滅していないので庭石に最適とされる。
三角天端        さんかくてんば        石積みに用いる表面が三角形の天端石こと。
算木積み        さんぎつみ        石垣の角の稜線を形作る角石と角脇石を井桁状に組んでいく特殊な石積方法で、大阪城などに見ることができる。
三州御影        さんしゅうみかげ        愛知県岡崎市付近で産出される花崗岩。岡崎御影とも呼ばれる。比較的軟らかく粘りがあり加工しやすいので石灯篭などの石造品の材料として利用される。
三尊石組        さんぞんいわぐみ        庭園石組の一種。大小三種の石を、三尊仏のように組んだもの。
サンドブラスト        さんどぶらすと        石面に圧搾空気と共に金剛砂を吹き付け、凹凸を付ける仕上げ。マスキングシート(保護シート)を利用し、保護された部分とそうでない部分を作り出し、模様を削り出すことが可能。金剛砂の粒サイズもいくつかあり、用途に応じて使い分ける。
三波石        さんばせき        群馬県鬼石町で産出する結晶片岩。青系、赤系、白系があるが主は青系で脈理が縞状になっていて、景石、飛び石、張り石、沓脱石として利用される。別名は鬼石(おにいし)。
三遍小叩き        さんべんこたたき        手加工最上の仕上げ法。百枚ビシャンの上に両刃で三回以上叩く。
仕上げゴテ        しあげごて        形状は中塗りごてと同じだが、中塗りごてよりもしなる。艶出しに適している左官用のこて。
仕上げ叩き        しあげたたき        石面仕上げの一つ。花崗岩、安山岩、凝灰岩の場合、荒叩き-中叩き-上叩き-心叩き-上々小叩き-極上小叩きの加工工程である。
ジェット仕上げ        じぇっとしあげ        花崗岩系石材の表面仕上げの一つ。ジェットバーナー仕上げやバーナー仕上げともいう。石の表面に水をかけ、石面を1800~2000℃の酸素プロパン混合ガスバーナーで熱し、石材結晶の熱膨張率が違うのを利用し、表面を薄く剥離させて凹凸をつくる仕上げ。
JP仕上げ        じぇーぴー        J&P(ジェットアンドポリッシュじぇっとあんどぽりっしゅ)。表面を磨いたあとに軽くバーナー処理をする上級な表面仕上げ。また、ジェットバーナーで仕上げた石面を、バフで軽く研磨した仕上げ。とても滑りにくい。
敷石        しきいし        床面に敷きつめた石。建築・土木用。外構の敷石は耐候性と耐久性にすぐれたもので割加工したものが良い。
仕切価格        しきりかかく        上代価格に対して、実際に販売取引される金額。実勢価格とも。内税か外税かという話は、どうでもよい。仕切価格÷上代価格の値を仕切(しきり)といい、仕切は通常0.4~0.8程度の値になり、じつは取引先などによって異なる。
地鏝        じごて        地面を平らに均したり、庭木を植えつけた後や、石を据えつけた後、土の表面を整えるための鏝(こて)。
自在定規        じざいじょうぎ        製図用具。棒状プラスチックの中芯に鉛板を入れたもの。自在に曲線を描くことができる。
自然石        しぜんせき        石材用語では岩石の粗材、転石、山石、野石、沢石、河石、五郎太その他の雑石をいう。
下叩き        したたたき        石面仕上げ法の一つ。花崗岩では、玄能払い-荒切り-のみ切りの三段階。安山岩では、荒切り-中切り-ムシリの順。
下端        したば        石の下面。シキヅラ。
湿式工法        しっしきこうほう        モルタルを使用する工法。床の場合、敷モルタル(バサモルタル)を30~50mm厚にならした上に、ノロ(セメントペースト)を撒き、石材をゴムハンマーで叩きながら、敷きつめる。壁の場合、躯体に石引きアンカーを打ち、ステンレス線を絡ませ止水剤などで仮留めした後、躯体と石材の間に裏込めモルタル(注ぎトロ)を充填する。全面にモルタルを充填する「全とろ」(総トロ)と水平目地部分だけ帯状に充填する「帯とろ」がある。耐震性や濡れ色の問題がある。
篠彫り        しのぼり        彫字方法の1つ。断面形状が丸い。小文字(~60mm角)で用いられた刻字法。篠竹の円い曲線を彫りに生かしつつ、篠竹を縦割りしたときの縁の鋭さを表現しようと試みられた彫り。
芝台        しばだい        墓石地盤に据える台。通常四つ合わせとする。
四半敷き        しはんじき        碁盤目を45°斜めにした張り方。古来社寺などの建築に採用された。四半張り(しはんばり)とも。
字彫り        じぼり        石に文字を彫刻すること。現在、ほとんどが機械(サンドブラスト)による。彫字(ちょうじ)のこと。
字彫りのみ        じぼりのみ        文字を彫刻するために用いるのみ。
縞        しま        鉱物が一定方向に配列した状況。縞目模様
しみ        しみ        石材の表面に他の材料の色のついたものを指し、JISに定義されている品質上の欠点の一つ。
蛇紋岩        じゃもんがん        蛇紋石を主成分とする変成岩。暗青色または淡緑色に白味の縞もようが入り、大理石と似ている。白い模様は滑石と呼ばれ柔らかくて水を吸収し膨張する性質がある。装飾用、建築、石碑、石灯籠、墓石に用いられる。
蛇紋石        じゃもんせき        酸化マグネシウム鉄の含水珪酸化合物。かんらん石から生ずる。単斜結晶系で、葉片状、繊維状、塊状をなす。色は多くは緑色。
砂利        じゃり        小磯(径O.4~1.6㎝)や、細礫(O.2~O.4㎝)などの石。裏込め、コンクリート骨材などのほか、庭の化粧石、水盤にも使われる。砂は、通常、径2mm以下、16分の1mm以上の粒子をいうが、造園業界においては径15mm位のものまで砂と呼ぶ習慣がある。
自由矩        じゆうがね        L字型の金属製定規。自由に角度を変えられるため、角度を写し取るときなどに使う。
守護石        しゅごいし        滝石組を構成する滝添石の別名。
撞木        しゅもく        石積工事に用いるT字形定規。
修羅        しゅら        巨石運搬用の木ぞり。この下に転をひいて移動させる。語源を知りたい。
ジュラストーン        じゅらすとーん        ジュラ紀という古年代に生成されたベージュ系主体の石灰岩で、ヨーロッパ各地で産出される。安価なので洋風の床乱張りに使用することが多いが、吸水率が高いため日当たりが悪いとカビが生えることがある。
寿陵        じゅりょう        生前に立てるお墓。寿像、寿堂ともいう。
鐘乳石        しょうにゅうせき        鐘乳洞の天井から乳房状またはつらら状に下がった岩石。地下水が炭酸カルシウムを溶かして流れ、したたり落ちるときに析出したもの。
上代価格        じょうだいかかく        お役所が公共工事を発注するときに設定した価格。設計価格や積算価格と同じ意味で、この価格以下での競争によって実際の取引価格が決まる。←→仕切価格
ショットブラスト        しょっとぶらすと        圧搾空気と共に吹き付けた材料が、金属粉の場合をショットブラスト、砂の場合をサンドブラストと言い分けていたらしい。
白河石        しらかわいし        福島県白河町で産出される灰黒系の安山岩。斑晶があり苔のつきが良い。石塀、切石、板石として利用される。
白川砂        しらかわすな        京都市左京区白川付近で採取される、白色の花崗岩の砂。現在では、他の地方で採れる白川砂と同じような白色の砂を新白川(しんしらかわ)あるいは白錆(しらさび)砂利と称し白川砂と同様に扱っている。
地輪        じりん        五輪塔の一番下の石。
新鞍馬        しんくらま        →甲州鞍馬石(こうしゅうくらまいし)
新小松石        しんこまついし        神奈川県足柄下郡真鶴町産の輝石安山岩。皇居(江戸城)の壕の石垣に使われているのは有名?。本小松石よりも赤っぽい。→安山岩(あんざんがん)
深成岩        しんせいがん        火成岩のうち地殻の深い所で形成された岩石。比較的粒が荒い場合が多い。花崗岩、閃緑岩、はんれい岩、かんらん岩がある。
神前灯籠        しんぜんどうろう        神社に供する灯籠。角形のものが多く、時代、地域による形の差異は少ない。
振動ドリル        しんどうどりる        5mm位の穴を開けるには、振動ドリルをつかうが、16~25mm位の穴を明ける時には、ハンマードリルを使う。また、コンプレッサーを使って鑿岩機を使用する場合もある。
神明鳥居        しんめいとりい        伊勢神宮、熱田神宮、明治神宮、靖国神社などの鳥居。笠、柱の断面は丸、貫は柱内側に納まり、額束はない。柱には転びがなく袴石はない。
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发表于 2007-6-22 11:35:54 | 显示全部楼层
水晶        すいしょう        石英の結晶。石英脈の中に産し、透明で六方晶系結晶をもつ。山梨産が著名で、印章などに用いられる。
水成岩        すいせいがん        堆積岩の一種で、破砕、分解した岩石の破片、砂、泥が水によって運ばれ、また水中に堆積してできた石。
水石        すいせき        水盤、砂、盆、台石、絹ふかんしょうとんの上などに置き観賞する石。みずいし。
水輪        すいりん        五輪塔の下から二番目の球体。
据え付け        すえつけ        定められた位置に据え納めること。据前ともいう。
据え直し        すえなおし        一度据え付けた石を据え直すこと。据えた位置が規定どうりでない場合や、位置、向きを当初の予定と変えたいときなどに行なう面倒な作業。
透し彫        すかしぼり        表から裏まで彫り通した彫刻。灯籠の火袋格子等に用いられる。
硯        すずり        墨をするために用いる用具。わが国では平安時代に、石硯が陶製にかわり登場した。
捨て石        すていし        並の石を捨てたようにさりげなく置く石。あまり小さいものは用いない。または川や海の水底工事の基礎を造った護岸用に水中に投げ入れる石。
砂決め        すなぎめ        石材をモルタルやコンクリートで固定せず、砂を敷いた上に並べていく方法。底面が平らで、厚みが比較的均一なコンクリート平板や洗い出し平板の施工に採用される。
州浜        すはま        土砂が堆積してできた曲線の出入りを持つ海浜で、庭園の景の一つ。
隅石        すみいし        出隅部に据える石。間もの石より大きい。
墨出し        すみだし        石据えの場所に、地墨、立入れ、陸墨などを出して準備をすること。工場加工において、施工図に従い、色目や柄合わせをしてスラブに裁断の線を引く作業。
スラブ        すらぶ        ブロック(原石)をガングソーなどでスライスしてできた板石。挽き板や大板ともいう。このスラブを石割り裁断し製品にする。
座り        すわり        石を据えるときの下端。または据えた後の納まり
寸法割り        すんぽうわり        原石を指定寸法に割ること。現在はバーナーを用いることが多い。
整形乱積み        せいけいらんづみ        形の違う四角いものを乱に積むこと。方形乱積み、整形乱貼り、方形乱貼りもある。
清浄石        せいじょうせき        縁先手水鉢の右、縁側寄りに据える石で、天端の平らでないものを使う。
整層積み        せいそうつみ        →布積み(ぬのつみ)
整層乱積み        せいそうらんづみ        整層積みを基本に、一層を乱積みにして重ねていく積み方。
背板        せいた        原石を挽き材にしたときの量端二枚の板。片面が挽き面、片面が荒石となる。荒石面を表にして壁面にも使用できる。
石英        せきえい        多くの石材に含まれる酸化珪素。白色、半透明。切り口は貝殻状。純粋な結晶としてある場合には、水晶と呼ばれ、独特な形をしているのですぐに判別できるが、岩石の成分としてあるときには見分けにくい。花崗岩中に石英が多く含まれていると、石材は白色、荒目となる。
石英安山岩        せきえいあんざんがん        石英を含む比較的酸性の安山岩。
石英玄武岩        せきえいげんぶがん        石英を含有する玄武岩。玄武岩の中で比較的酸性。
石棺        せきかん        古墳時代に用いられた石の棺。地中に埋められたもの、地下の石室に入れられたもの、寺院や廟内に安置されたものなどがある。構造としては自然石を用いた箱式棺、数個の石材を用いた組合わせ石棺、一石をくりぬいて造ったくりぬき棺がある。
石敢当        せきかんとう        中国に始まった魔よけの石柱。道路のつき当たりや橋のたもとに設置された。中国や台湾ではまだこの信仰があり、日本でも中国地方や九州に石敢当が残っている。
石彫        せきちょう        石を彫刻すること。
石塔        せきとう        石造りの塔。五輪塔、層塔、宝塔、多宝塔、宝篋印塔(ほうきょういんとう)、無縫塔などがあり、近世の墓石も広い意味でこれに含まれる。
石碑        せきひ        石に文字を刻み建てたもの。記念碑、歌碑、詩碑、碑文石、顕彰碑、板碑、墓石、墓誌(墓碑)などがある。石文(石碑)ともいう。
石斧        せきふ        斧の形をした石碑。別名雷斧。縄文弥生時代の工作具または農耕具。磨製と打製とがある。
石仏        せきぶつ        石造りの仏教彫刻。インドに始まりアジア全域の仏教国で広まった。日本の場合、単独の石仏と自然の岸壁に彫った磨崖仏とに分けられ、前者は鎌倉期に、後者は平安期に大いに発達した。
関守石        せきもりいし        園路の分岐点など侵入禁止を示す表示で、径15cm程度の石にシュロ縄を十文字に結んでいる。止石(とめいし)ともいう。
石理        せきり        岩石を構成する鉱物の大きさ、配列、形などの状況・組織。
瀬田石        せたいし        滋賀県大津市で生産される粘板岩。黒く光沢があって景石、飾り石として使われる。
石灰岩        せっかいがん        炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩で、建築用貼り材、テラゾ用砕石のほか、セメント、石灰の原料となる。色は白、灰、褐、黄、赤、青、緑色を帯びたものなど多様で、岩質も様々。ライムストーンとも呼ばれ、ライムは石灰の意。サンゴや貝など生物の遺骸が堆積してできた岩石で、大理石のように結晶化が進んでいないもの。磨いても艶は出ない。脆くて吸水率が高いので外装では使わないほうがよい。
石膏        せっこう        主成分は含水硫酸カルシウム。セメントを混ぜ、引き金物、ダボ止め、根石ほか安定用に使用する。熱を通し焼石膏にして用いる。
接着工法        せっちゃくこうほう        内装の壁工事で用いられる工法。接着剤で石を貼り付ける。施工スピードは速いが接着力の信頼性に欠けるため、薄い規格品石材を張るときに用いられる。また、下地の挙動による割れなどの問題がある。ボンド工法(ぼんどこうほう)とも。
截頭        せっとう        石工の使用するかなづち。ふつうのものにくらべ鏡(ノミの頭に接する部分)が広く、胴も太め。柄は鐘面に若干曲げてすえる。石工が一番良く使うハンマーはダルマ石頭であり、重さは0.2~2.5㎏の14種類ある。0.2~0.6㎏までは字彫り鏨や細い鑿で建築用板石の小端欠きをする時に使い、0.8~1.3㎏までは主に石はつりやコヤスケ等に使用される。1.3~2.5kgまでのものは、ワンボディウェッジなどの叩き込みなどに使う。石頭の柄の長さは、石頭を握って腕を曲げた時の、肘までの長さが標準とする。石槌、接頭、切頭、石刀、切刀などとも書く。
節理        せつり        火成岩が冷却し、収縮するときに出来た割れ目、またはその方向。柱状節理(六方石)、板状節理(鉄平石、玄昌石)球状節理(鞍馬石、筑波石)などはその極端なものである。
ゼネコン        ぜねこん        ゼネラルコントラクターの略。元請け業者のこと。組(くみ)とも。
銭形手洗鉢        ぜにがたちょうずばち        古銭をかたどった手水鉢。中央の四角穴を水池にし、文字の周囲を梨地にして浮き出させる。
セピオライト        せぴおらいと        白色を呈しており、又、程度は異なるが灰色、黄色、黒色も入り乱れる多孔質繊維状、或いは粘土状の含水マグネシウム珪酸塩鉱物。吸湿性、塑性が強く、水分を吸っても膨張しない。しかも、比表面積は非常に大きく特に粘土状のタイプは吸着能力が大きく、乾燥固結性と焼結性に優れているため、様々な分野で使用されている。弊社では中国から直輸入して40円/kgで販売をしている。
せりもち        せりもち        →あいもち
迫持石工法        せりもちいしこうほう        アーチ型の石組工法。石の自重で互いに迫りあって、安定的でかつ優美なものアーチを形成する。
仙台石        せんだいいし        宮城県石巻市稲井町、井内から産出する粘板岩。記念石、庭用橋石などに用いられる。
善道寺形灯籠        ぜんどうじがたとうろう        京都市木屋町二条、善造寺にあるものが本歌。珍しい形の灯籠で、竿はずん胴、受台は厚く、笠、宝球が肥大している。火袋の周囲には茶道具様のものが彫られている。
閃緑岩        せんりょくがん        火成岩の一つで深成岩。花崗岩より有色鉱物である角閃石が多く含まれている。堅い石質で耐久性・耐磨耗性に優れており、加工は花崗岩より難しいが、研磨効果はよい。一般に黒御影くろみかげと呼ばれる。
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发表于 2007-6-22 11:36:15 | 显示全部楼层
層塔        そうとう        笠を重ね上げた供養塔。三重~十三重の奇数の層がある。庭園にとり入れられ、様々な形が考案されている。
層理        そうり        石材、特に堆積岩の堆積層を「層理」(e)と呼ぶ。層理を有する石材には、切断方向によって①Naturaleing、②Faceeing、③Edgeeing、の3種類の層理と仕上げ表面の関係が考えられる。
礎石        そせき        木造建築で柱の下に置いた石。
袖形燈籠        そでがたとうろう        道しるべ形燈籠の一種で、京都修学院離宮にある。石柱をコの字形にくり抜いた部分の天井に提灯を下げる。「わに口燈籠」ともいう。
卒塔婆        そとうば        墓に立てる札。五輪塔の省略化したもの。
粗面岩        そめんがん        火山岩の一つ。成分は閃長岩と同じで、主にアルカリ長石。色は白、灰、黒。
そり        そり        石材の表面および側面における曲りのことで、JISに定義されている欠点の一つ。原石が挽き板になる際の応力開放や、切削機の問題で石表面に反りが発生する。反り。
ソルンフォーヘン        そるんふぉーへん        ドイツ南部から産出されるベージュ色の石灰岩で、洋風乱張りに使用する石の代表格。安価。
               
大口径        だいこうけい        円盤にダイヤモンドチップを溶着したφ3~3.5mの刃物を回転して切削する方法。また、切断スピードが速く少量生産に向く。主に役物の加工に使う。
太湖石        たいこせき        中国庭園において、昔から好んで用いられた石灰岩の庭石。江蘇省と浙江省の間にある、太湖の湖底や周辺から名石が産したのでこの名があり、別に湖石ともいう。
堆積岩        たいせきがん        砂・粘土・火山灰や動植物の残骸などが湖底や海岸に沈み、上からの圧力で圧縮固結した岩石で、多くの不純物を含む場合がある。水成岩とも呼ばれる。
大平形灯籠        たいへいがたとうろう        六角形で蕨手は垂直で角ばり、竿は極端に太く、上、中、下の太い節がつく。武骨で重厚。武家庭園に多い用いられる。
ダイヤモンドソー        だいやもんどそー        大型の鋸を往復させて切断する方法。刃物の先にはダイヤモンドチップがついている。
大理石        だいりせき        石灰石、方解石の結晶岩石で、鉱物学的には「結晶質石灰岩」と呼ばれる。英語名でマーブルと呼ばれ、それは「光のなかで輝く」を意味するギリシャ語に由来している。中国大理府に産出したのでその名がある。外国産が多く、イタリア、フィリピン、ポルトガル、スペインなどから建材として輸入している。国内産地では、山口県、茨城県などが有名だが、ほとんどがテラゾなどの種石用である。
滝石組        たきいしぐみ        滝口を構成する石組。水落石、滝添石、水分石(みずわけいし)などの役石で組まれる。滝添石は不動石、脇石、守護石とも呼ばれる。
滝添石        たきぞえいし        →滝石組(たきいしぐみ)
たこ        たこ        人力で上下し、地面や盛り土、あるいは基礎に敷き詰めた割栗石(ぐり)を突き固めるための道具。直径30~50cm、長さ40~60cmの樫などの堅い丸太に1m位の2~4本の引き手をしっかりと取り付けたもの。1人~3人で引き手を持って作業する。一人で使うものを「小たこ」、2~3人で使うものを「大たこ」という。また、逆さに使うと杭を打ち込む作業に使える。これを「逆だこ」という。最近は、たこに代わってエンジン駆動のタンパやランマが主流になっている。
三和土        たたき        石灰、赤土、砂利などに苦汁(ニガリ)を混ぜ、水を加えて練ったものを塗って叩き固めた土間。
立積み        たてづみ        石積みで、間知石や枡石を、面が直立するように積むこと。
太柄        だぼ        ダボ。石材を連結するため、石の合端に掘った孔(ダボ穴)に入れる棒。ステンレス製で3.2φ~5.0φ程度が普通。
多宝塔        たほうとう        宝塔と、造立趣旨も構造もほとんど同一だが、塔身の軸部が四角形で、その上に裳階(屋根)がつき、二重塔のように見える点が異なる。
玉石        たまいし        河床などにある丸くなった石のこと。一般的には径15~30㎝くらいのものをいう。
玉石積み        たまいしづみ        玉石を用いた石積み。通常矢羽根、矢筈に積む。
玉垣        たまがき        神社や墓地の外柵のこと。
玉掛け        たまがけ        一般にロープを石にかけて作業することをいう。
玉砂利        たまじゃり        玉石より小さく、砂利より大きい石。
タルク        たるく        含水ケイ酸マグネシウムが主成分で、中国、北朝鮮、アメリカ、イタリア、インド、オーストラリアが主産地である。滑石をこまかい粉にしたもので、においはほとんどない。ベビーパウダー、ファンデーションや酸化チタンのつや消しなどに使用される。
短冊石        たんざくいし        平たい長方形の石。日本庭園に玉石と混ぜて敷かれたり、単独に短冊敷きとして用いられる。
断層        だんそう        地殻の変動などにより地層、岩体などが水平または上下に食い違い、ずれている地層。
丹波石        たんばいし        →安山岩(あんざんがん)
段鼻        だんばな        階段の蹴上げと踏み面が出会う直角の部分。
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发表于 2007-6-22 11:36:33 | 显示全部楼层
チェーンブロック        ちぇーんぶろっく        鎖歯車・滑車・鎖などを組み合わせて重量物を巻き上げる機械。
地形        ぢかた        日本風建築の柱脚工程の一つ。柱下に沓石を置き、割栗石で固める割栗地形の一つ。ほかに、束石によるもの、ろうそく石を使うもの、布掘地形、コンクリート地形、布掘杭打地形、壷掘杭打型、割栗ろうそく立てなどの方法がある。
力石        ちからいし        神社の境内などにあって、若者たちが力くらべをしたり、またそれを記念するために納めた石。また、板石の裏面の接着した、荷重を支えるための石片。
地球温暖化        ちきゅうおんだんか        二酸化炭素の排出が一原因といわれている環境問題。テラゾや擬石はコンクリートなどで作られるため、その製造過程で二酸化炭素を排出している。天然石は、いかなる加工をしても二酸化炭素を排出しない(切削機械の電力は除外視)、地球に優しい材料である。
秩父青石        ちちぶあおいし        埼玉県の秩父川で産出する川石。鮮やかな青色のものと紫がかった色調のものがある。石組みや景石に用いられている。
チップ玄能        ちっぷげんのう        玄能も長時間使用すると面が丸まって石が割りにくくなる。そこで玄能に超硬質合金チップを付けた、チップ玄能が開発された。超硬玄能ともいう。
チャート        ちゃーと        古生層中に産する堆積岩の一種。板状や縞状の割れ目が発達している。ほとんど潜晶質の石英からできているので硬い。一般的には白色を呈しているが、まれに赤、茶、緑色のものが存在する。
鳥海石        ちょうかいせき        山形県遊佐町で産出される安山岩。淡灰褐色で姿、形が良く景石や飛び石として使用される。
手洗石        ちょうずいし        水鉢、たらい石、水盤ともいう。社寺の境内に置かれ、うがいや手水で身を浄める。
長石        ちょうせき        石英と同様、多くの石材の成分鉱物。ふつう不透明で、白、淡灰、淡黄、淡紅、淡青色をしている。正長石、斜長石に大別される。
丁場        ちょうば        採石場のこと。露天掘り、坑内掘りなどの採掘形態がある。転石を原石とする丁場もある。
縮緬小叩き        ちりめんこたたき        小叩き仕上げのとき、縮緬のように仕上がった状態を椰楡する言葉。
チルホール        ちるほーる        大木や石などの重量物を牽引するドイツ製の手動式ウインチ。
束石        つかいし        束柱を地盤から支える石。通し柱、縁束、床柱など。
突きのみ        つきのみ        字彫り用石工道具。手で握り、一方の手のひとさし指の脇でのみを安定させ文字内を彫刻する。
蹲踞        つくばい        茶席の入口などに置き、口をそそぎ手を清める水鉢。基本形に向鉢(むこうばち)と中鉢(なかばち)がある。役石には「手燭石(てしょくいし)」、「湯桶石(ゆおけいし)」、「前石(まえいし)」がある。向鉢:手水鉢、手燭石、湯桶石、ゴロタ石をサークル状に組み立てる形。中鉢:手燭石、湯桶石、ゴロタ石をサークル状に組み、その中に手水鉢を置く形。前石:手水を使うときに乗る石。手燭石:夜会の際に手燭を置くための石。湯桶石:寒中に暖かい湯の入った桶を置くための石。
筑波石        つくばいし        茨城県筑波山付近で産出される花崗岩。石が硬く内部に見えない割れがあり加工されることは少ない。自然石のまま、景石や石組み材料として使用される。
槌手        つちて        石工にとって右手のこと。左手をのみ手という。
突つき仕上げ        つつきしあげ        トンボで表面を突つき荒らした仕上げ。主にコンクリート表面化粧に用いる。
坪        つぼ        土砂の体積の単位。1坪=1間(約1.8m)立方。
艶粉        つやこ        石材本磨きの最終仕上げをする艶出し用の粉末。
面        つら        石や石垣の表面。石積みの表面に出る石を面石という。
吊り石        つりいし        天井や壁など上部から、吊り金物を使って荷重を支えた石。
泥岩        でいがん        主に直径0.06mm以下の泥粒からなる堆積岩。層理が発達し剥離性のあるものを「頁岩」という。ふつう黒色-暗灰色で、ときには赤色、緑色のものもある。土木用、庭石用が多い。
定尺        ていじゃく        既成寸法のこと。石材関係では定反物は軟石に多く、長さを3尺として1/10.2/10.....10/10など寸単位の標準寸法で販売される。
亭主石        ていしゅせき        役石の一つ。露地の中門の内側に置かれ、迎付(むかえつ)けのときに亭主(ていしゅ)がその上に乗って正客(しょうきゃく)に挨拶する。⇔客石(きゃくせき)
出キメズ        できめず        小口加工の方法の1つ。小口の厚み決めが不必要な隅。
出隅        でずみ        小口加工の方法の1つ。小口の厚み決めが必要な隅。
出隅トメ        でずみとめ        小口加工の方法の1つ。出隅部があり、トメ加工が必要な隅。
鉄気        てっき        岩石中にあって錆となって現れるもの。黄鉄鋼、黄銅鉱の酸化作用で発生する。
鉄平石        てっぺいせき        長野県上諏訪、佐久地方から産出する輝石安山岩。板状節理によって薄く剥がれる。鉄のような平らな石で、鉄平石と産地の人が命名した。諏訪産のものは濃緑色も均一に近いが、佐久産は赤味、青味等の変化がある。
手許        てもと        手伝い人のこと。または、1人前でない準職人を指す。
寺勾配        てらこうばい        石垣の反りの一つ。下部はゆるい勾配で、上部になるに従い垂直に近づく。寺院屋根の形をとり入れたもの。
テラゾ        てらぞ        人工大理石のことで、大理石の砕石を白セメントで固め、その表面に磨きをかけたもの。工場で予め板石状に作ったものをテラゾブロック、現場でコンクリートなどに塗り上げ磨き出したものを現場塗りテラゾという。戸外で使用した場合、雨などで腐植しやすい。
天石        てんいし        石積みにおいて、最も高いところに据えられる石。てんばいし。
天平        てんだいら        石の平らな面を上に向け、その面を水平に据える据え方。
天端        てんば        上端。石や石垣の上面。
天端石        てんばいし        石積み頂部に据えられる2面あるいは3面の見え掛け面をもつ石。
手水鉢        てみずばち        社寺などで礼拝の清め水をためる鉢。手洗鉢と混同しやすい。ちょうずばちとも。
天然石        てんねんせき        人工石と区別された自然石のこと。弊社では建材としてのみ扱っているが、もちろんダイヤモンドやオパールなどの宝石も天然石である。
墳磨        てんま        軟石磨き仕上げの方法。最終砥石をかけた後、石を熱し硫黄、ろうなど石と同色の色粉をしみ込ませ、冷え固まった後、仕上げ磨きをする。
砥石        といし        道具を研ぐ石。荒砥、中砥、仕上げ砥に分かれ、さらに天然の砥石と人造砥石がある。材質は粘板岩、砂岩、凝灰岩、石英粗面岩など。
胴石        どういし        根石と天石の中間に置かれた石。
道祖神        どうそじん        村境や峠、辻、橋のたもとにあり、外部から侵入する疫神、悪霊を防ぐとされる。旅の神、道の神でもある。性をかたどった石を道祖神の神体とする地方も多い。
塔婆立て        とうばたて        塔婆を立てるところ。通常墓石の後ろにある。
通し目地        とおしめじ        イモ目地ともいい、幾つかの石にわたる直線に近い目地をつくること。悪い石の並べ方の一つ。
十勝赤石        とかちあかいし        →赤石(あかいし)
徳大寺左兵衛        とくだいじさへい        水戸家の藩祖頼近が江戸の下屋敷に築庭のとき、京都から招いた庭師。小石川後楽園の蓬莱島の正面にある巨大な石「徳大寺石」にその名を留めている。
土台石        どだいいし        建物の最下部にあって建物を支える石の総称。
突貫工事        とっかんこうじ        引渡し納期せまって猶予のなくなった工事。一般に能率が下がり事故が増える。
飛び石        とびいし        庭の通路に置かれる石で、歩行の便と景観の二つの目的がある。直打ち(ちょくうち)、ニ連打ち(にれんうち)、二三連打ち(にさんれんうち)、三連打ち(さんれんうち)、三四連打ち(さんよんれんうち)、四連打ち(よんれんうち)、雁打ち(かりうち、かりがねうち、かりがねかけ)または雁行(がんこう)、千鳥打ち(ちどりうち)、大曲(おおまがり)、筏打ち(いかだうち)、七五三打ち(しちごさんうち)、切り石打ち(きりいしうち)などががある。
土木用材        どぼくようざい        主に外構工事用として採石される石材。間知石。雑割石、割栗石などとして使用する。
留め石        とめいし        石積み端部に据えられる大きめの石。関守石(せきもりいし)の別称。
樋石        とよいし        中央がへこみ、樋状になった石で、流れの小滝に使用される。
ドラグショベル        どらぐしょべる        ショベル系掘削機械の代表的なもので、作業機はブーム・アームの先端にバケットを取付けている硬い地盤の掘削ができ、基礎やみぞの堀削りなどに広く用いられる。機体の位置する地表より低いところの掘削に適している。旋廻装置は360度旋廻できる。バックホーともいう。
トラ縄        とらなわ        立っている物を支える綱の意。支(とら)を語源とし、トラ綱=支線(ステー)のこと。石など等重量物を三又を使って移動する場合に、三叉が倒れないように重量物の反対の方向からロープで引いておく。このロープのこと。トラ綱(とらづな)とも。
トラバーチン        とらばーちん        貝がらの化石を多量に含んでいるサンゴ石灰岩。多孔質で、手ざわりがざらざらしている。主産地はイタリア。
鳥居        とりい        神社参拝のときにくぐり抜ける構築物。笠木の下に島木のある明神系統と島木のない神明系統に大別される。
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发表于 2007-6-22 11:54:10 | 显示全部楼层
長手積み        ながてづみ        →レンガ積み
中塗りゴテ        なかぬりごて        平坦な場所で、中塗り、または仕上げで使用する左官用のこて。
梨地        なしじ        梨の肌のように荒らす石の表面加工。浮き彫り周囲の地などに用いられる。梨目ともいう。
梨地彫り        なしじぼり        彫字方法の1つ。字彫り面を先鏨(さきのみ)で打って梨地肌に仕上げた刻字法。100mm角以上の文字を円彫りした字彫り面に施されることが多い。
那智黒        なちぐろ        →那智砂利(なちじゃり)
那智砂利        なちじゃり        三重県産という説と和歌山県産という説があるが、どちらでもよい。黒色の粘板岩の破片が海岸の波に磨かれてできたもので那智黒(なちぐろ)と呼ばれる。現在本物の那智砂利は碁石用にわずかに生産されているのみで、化粧砂利としては外国産の代替品しか流通していない。
ナデ        なで        黒雲母など有色鉱物が流状に分布したもの。ナデ=掃。雲や帯ともいう。
撫付        なでつけ        和型墓石の頭部分のひとつの型。
鳴子石        なるこいし        宮城県鳴子町で産出される安山岩。暗褐色で姿・形が良く、景石、飛び石、ゴロタとして用いられる。マイナー種で、地元自治体しか積極的に使用していない。
軟石        なんせき        JIS規格によると、圧縮強さが100㎏f/c㎡以下の石。目安として、差し刃で削れる程度の砂岩、凝灰岩の類。
日本三大青石        にっぽんさんだいあおいし        伊予青石、紀州青石、秩父青石のこと。
二番        にばん        石と石の接合部で奥の部分。
二番石        にばんいし        →沓脱石(くつぬぎいし)
ニュウ        にゅう        大理石やライムストーンに見られる、細いひびにあとから貫入したカルシウム分が白く結晶化したもの。幅の広いものは「寒水」という。周囲の結晶と一体化していれば強度上の欠陥にはならない。
庭石        にわいし        庭園に使われる自然石の総称。山石、沢石、河石、海石がある。投石、飛石、組石として用いる。庭石は据えつけたときの状態で次ぎのように各部の慣用的な呼び方がある。天端(てんば):石の上面。うわば【上端】ともいう。天端が平らな面になるように据えられた石を”天端がある”という。見付き(みつき):石の表面の部分。面、表などとも呼ぶ。見こみ(みこみ):石の左右の側面。石組の際の着眼点となる。肩(かた):天端と見つき、見こみとの境界の部分。根入れ(ねいれ):石が地面に接する部分。”―が浅い””―が深い”などといい、石を据える際の重要なポイントとなる。敷き(しき):石の底面。鼻(はな):石の横方向に突き出た部分。鼻のないものもある。あご:鼻の下にくぼみがある場合、それをあごという。石の据え方によっては欠点となるので地中に埋めてしまう場合が多い。しゃくり:石面に自然にできているくぼみ。これが大きいものは2段となる。石理(せきり):石の肌の模様や節目のようなもの。みそ:大谷石などの軟石に見られるもので、風化の際にできた虫食い状の小さな穴。
布石        ぬのいし        長く連ねてすえた石。土台下などにおく石。
布積み        ぬのづみ        整層積みの一つで、同じ高さの石を横目地を通して積む。「レンガ積み」とも呼ばれる。
布乱積み        ぬのらんづみ        布積みの横線を乱して積む方法。最近は見掛けない。
濡れ色        ぬれいろ        石の裏面や目地内の水分が表面に現れたもの。雨水がほとんどの原因だが、寒冷地では裏面の結露で濡れ色が出ることもある。施工方法で防止できる。
濡鷺形灯籠        ぬれさぎがたとうろう        庭灯籠基本形の一つ。笠は厚く下部は平らで蕨手がない。六角の火袋に鷺の彫刻を施し、笠の節間は極端にくびれている。
根石        ねいし        石積み最下部に据えられ、上部の石の重量を受ける石。
猫足        ねこあし        墓石竿石の下台などに設置する飾り台。猫の足のように四本の足がついた石。猫脚とも。
猫石        ねこいし        板塀などの土台と布石の間に置く石。風抜きと、土台を雨水から護る目的を兼ねる。
捩れ        ねじれ        面の平行四辺の一対が、水平または垂直に対しずれていること。
ネット価格        ねっとかかく        NET価格。インターネット価格のことではない。利益を除いた純価格や、最低価格、最終見積価格という意味で、これ以上は下げられない価格という意味。某ゼネコンはこの価格で専門工事業者に発注することが命題らしい。
根府川石        ねぶかわいし        →安山岩(あんざんがん)
眠り目地        ねむりめじ        目を閉じて眠ったように、つきつけた目地。
粘板岩        ねんばんがん        泥板岩、頁岩、粘土岩などがさらに堅緻に固結した岩石。粘板岩も堆積岩の一種であり、一般にスレートや玄昌石と呼ばれている。非常に薄く剥がれることや耐侯性に優れたものが多いことから、床材や屋根材として昔から使用している。日本では宮城県三陸地方で古くから屋根材として使っている。最近は各国からの輸入が増えている。
野石        のいし        転石と同じ意味だが、割らずに用いる自然石。五郎太石より大きい石の総称。自然石。天石。
野石積み        のいしづみ        野石を積み上げること。自然石積みともいう。
軒内        のきうち        建物のすぐ外の軒の下の空間または建物と庭との大切な接点。茶庭では、軒内に「踏み石(躙口に最も近い場所に置く石)」、「落し石(踏み石と乗り石の中間に置く石)」、「乗り石(落し石の隣り(踏み石の反対側に設置し半分程度は軒内に置く石)」、刀掛、雨落、犬走り、躙口(にじりくち)などの役石や造作を設ける。
覗石        のぞきいし        塵穴(ちりあな)の縁に据えられる石で、塵箸(ちりばし)を立て掛ける。
野面石        のづらいし        野石を大割りにした荒面のままの石のこと。
野面積み        のづらづみ        野石積みで、特に面を重視して自然石面のよいものを選んで積むこと。仕上がりを良くするためには140%以上の数量が必要。
延び        のび        規定した寸法より延ばしておくこと。
延べ石        のべいし        縁石、布石など一列に長く延ばしてすえる石の別称。または板石の一種。規格品種形がある。
延べ壇        のべだん        長く延びた切れ目のない敷石。石面は平らで滑らないことが基本条件となる。玉石・短冊石混用のもの、挽臼を入れたもの、短冊石だけのものなど、種々の方法がある。切石のみで作った延べ段を「真(しん)の―」、切石と自然石を組合せて作ったものが「行(ぎょう)の―」、自然石のみで作ったものを「草(そう)の―」という。通し目地、四つ目、八つ巻き、同じ大きさ、同じ形の石を並べること、同じ模様を繰り返すことは避けなければならない。
のみ                たがねのみをいう。石のみとも呼んでいる。石工用は「鏨」の字を当て、大工用は「鑿」の字を当てるらしいが、そんなことはどうでもよい。石鏨(いしのみ)は、石をはつる時やコブを取る時に用い、石頭(せっとう)で鏨の頭を叩いて石を剥がすように落として行く。昔は鞴で炭素鋼の丸鋼を鍛造、整形、焼き入れして石鏨を作っていたが、近年は、タンガロイなどの超硬質合金をロウ付けしたものを使用している。
のみ切り        のみぎり        先の尖ったのみで、石面を平らに近く切り、平行溝を表す仕上げかた。ノミ切りの中にも荒ノミ仕上げ、中ノミ仕上げ、上ノミ仕上げがある。仕上げの程度が上になるほど、筋が細かい。
のみ筋        のみすじ        荒斫りを行うときの方法。のみ跡を30~40㎜の等間隔に通して筋間を斫りとる。
のみ底        のみぞこ        のみ切りの際に残った底あと。
のみだて        のみだて        石の矢割りで、長い石を玄能でたたき割るとき、割り筋にそってのみを垂直に立て強くたたくこと。
法        のり        垂直からの傾斜の角度を表す言葉。石積みなどの勾配を法勾配、法面という。
乗り出し        のりだし        石の使い方の基本の一つで、半ば覆いかぶさるように据える方法。不安定な感じを受ける一方で、強い動きを感じる。
のろ                セメントと水だけを混合したもの。よく掻き混ぜたほうがよい。
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发表于 2007-6-22 11:54:37 | 显示全部楼层
バーナー仕上げ        ばーなーしあげ        →ジェット仕上げ。花崗岩を加熱すると石英、雲母、長石が別々に膨張して表面から剥離する。この性質を利用して、機械引き仕上げを粗面に仕上げる。
バーミキュライト        ばーみきゅらいと        雲母を主成分とする蛭石(ひるいし)を700℃以上の高温で焼いたもの。製品は多孔質でしかも重量の約6倍もの吸水能力を持つことから、園芸材料として土壌改良や育苗用土、栽培用土の配合資材、挿木用土などに用いる。
パーライト        ぱーらいと        真珠岩、黒曜石などを急激に加熱膨張させたもので、軽い白色粒状物。透水性、保水性、通気性など土壌の物理性を改良するための資材。
端石        はいし        主石材を採った残りの半端な石材。一般的には端材という。
バサモルタル        ばさもるたる        石据えに使用する水分の少ないモルタル。叩き締めするとき敷きモルタルに融通性を持たせるために使用。
拝石        はいせき        礼拝のために敷く石。また墓石の前に敷く拝み石。
橋添石        はいぞえいし        →石橋(いしばし)
橋台石        はいだいいし        →石橋(いしばし)
斫る        はずる        石やコンクリート面の余分な部分をのみで削りとること。
斫り仕上げ        はずりしあげ        斫り面を仕上がり面にすること。
鉢かけ        はちかけ        植木鉢の底穴から用土が落ち出るのを防止するための目的で、置かれる数個の鉢の欠片(かけら)や大き目の石。
八幡鳥居        はちまんとりい        宇佐八幡にあるものを主とする鳥居。反りのない直線の笠と島木が明神形との違い。
白華        はっか        俗にはなたれ。可溶性塩類を含んだ水分が石材中の毛細管中を移動し、表層部分で水分が蒸発し、塩類の結晶を析出させる。塩類は炭酸塩が多く、硫酸塩を含むこともある。代表的な石材の変質現象。エフロレッセンスともいう。
八角入トメ        はっかくいりとめ        小口加工の方法の1つ。112°30′の角度をなすトメ。
八角出隅        はっかくでずみ        小口加工の方法の1つ。角度が135°の出隅。
八角出トメ        はっかくでとめ        小口加工の方法の1つ。67°30′の角度をなすトメ。
発破        はっぱ        岩石に穴をあけ、火薬を詰めて爆発させること。原石を岩盤から切り離す大割りなどに用いられる。
刃トンボ        はとんぼ        刃トンボは、石鏨を石頭で叩いて荒はつりをした後、仕上げが近づいた部分を壊さないように仕上げる、微妙な作業に入った時に使われる。
幅木        はばき        壁や柱面などの床に接する部分に設ける横板。高さは5~20㎝位で高さに規定される寸法はない
刃ビシャン        はびしゃん        ビシャンの一列分を刃型にしたもの。角の部分のビシャン加工に用いる。
羽目        はめ        周りを囲い仕切る板(石)。連続して並べる場合と、柱などで区切り断続して並べる場合とがある。
孕む        はらむ        壁貼り、石積みなどで、裏込めモルタルの圧力で押し出され、膨れること。
張り筋        はりきん        石張施工するとき、張石を結束するための鉄筋を躯体に張ること。
はん点        はんてん        石材の表面の部分的に生じた色むらを指し、JISに定義されている品質上の欠点の一つ。
斑れい岩        はんれいがん        斑れい岩は、カルシウムを含む長石・角閃石・カンラン石などで構成される塩基性の深成岩で、黒色結晶質をもち磨くと美しい黒色となるが石目は硬い。
碑        ひ        記念碑、顕彰碑、文学碑など、特定の事実を後世に伝えるため石に彫り、建てたもの。いしぶみ。
ビーズソー        びーずそー        エンドレスのワイヤーに数珠状のダイヤモンドチップが取り付けられた切削機。糸ノコの要領でブロックを曲面切断できるタイプもある。
控え        ひかえ        構築物の倒壊を防ぐために設置する据え石、控え柱、控え壁など。石積みの場合、控え石を並の石より深く差し入れる。
挽き板        ひきいた        ガングソー、ワイヤソーなどで板にした石材。加工前のものをスラブという。
引き金物        ひきかなもの        壁石張りのとき躯体張筋より石小口に明けた穴に差し込み結束する金物。全トロエ法には通常真鍮、ステンレス番線3.2φを使用。乾式工法には特殊なものが作られる。
引き込み目地        ひきこみめじ        石面より奥に入った仕上げ目地。
挽き材        ひきざい        挽き板で加工した製品の総称。
引き目地        ひきめじ        練積み擁壁の目地部分をモルタルで塗りつぶし、化粧の意味で釘様のもので筋を引いた目地。
ビシャン        びしゃん        石材の表面を叩いて平滑に仕上げるために使われる鉄槌。40㎜x40㎜前後の面を目割りし、それぞれに硬質特殊合金のピラミッド型の刃が刻まれている。五枚ビシャン(5×5=25目)、八枚ビシャン(8x8=64目)、百枚ビシャン(1Ox10=1OO目)などがある。最近は圧縮空気などを動力とする機械ビシャンを使用するようになってきた。
ビシャン仕上げ        びしゃんしあげ        ノミ切りした後びしゃんでたたき、より平に仕上げることができる。細かい点状の後が残る。最近はコンプレッサーによって動く機械びしゃんが多く用いられている。淀切り、軟石などに用いる。
比重        ひじゅう        4℃の純水の重さと、それと同じ体積の石材の重さの比。十分乾燥した石材の重量を量った見かけ比重と、石材実質の重量を量った真比重とがある。各石材の標準比重は、安山岩2.2~2.9、凝灰岩1.8~2.6、玄武岩2.7~3.2、砂岩2.2~2.7、花崗岩2.5~2.8、石灰岩2.5~2.7大理石2.5~2.9結晶片岩2.6~3.0。
日高石        ひだかいし        北海道日高町で産する角閃片岩。赤系と青系があり、硬質で石肌は粗く、景石として利用される。
火袋        ひぶくろ        石灯籠の笠と受け石の間にあり、灯の入るところ。
碑文石        ひぶんせき        記念碑の一種で由来、記録(伝記などの文を彫ったもの。
百枚ビシャン        ひゃくまいびしゃん        10×10=100目に割ったビシャン。ビシャン作業の最後にかける。
平彫り        ひらぼり        彫字方法の1つ。断面形状の底部が平たい刻字法。
蛭石        ひるいし        黒雲母の風化物で、多量の水を含み熱すると水分が放散しヒルが伸びるように延長する。国内では山梨県、福島県が産地として知られている。
ピンコロ        ぴんころ        舗石、小舗石のこと。
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发表于 2007-6-22 11:55:12 | 显示全部楼层
斑        ふ        石の面に現れる色、質などが乱れる部分。黒玉、白玉、模様の流れなど、鉱物結晶の不均一によるもの。斑によって特質を生かす石材、斑を欠点とする石材がある。
吹子        ふいご        道具直し鍛造に用いる火熾こし道具。長方形の箱のなかに気密板を入れ、そこに柄をつけて外部に出し、手で操作してそのピストン運動で風を送る。
風化        ふうか        大気、寒気、水分などの作用を受けて、本来の石質に変化をおこした状態。
風輪        ふうりん        五輪塔の上から二番目の石。
深目地        ふかめじ        目地の仕上げをせず、モルタルを見せないようにした目地。野石積み、荒石積みなどで空積みに見せるために用いる。
伏石        ふせいし        →横石(よこいし)
縁石        ふちいし        用途の違う場所の境界に並べる石。
仏像        ぶつぞう        人の姿をかたどった宗教上の礼拝像。
仏足石        ぶっそくせき        石の表に釈尊の足型を彫り、礼拝の対象とした遺跡。
不動石        ふどういし        →滝石組(たきいしぐみ)
舟形地蔵        ふながたじぞう        舟の形に似た光背をもつ肉彫りの地蔵尊。小児供養を目的としたものが多い。
踏み石        ふみいし        茶室の入口に置く自然石。沓脱石と同様のもの
踏み面        ふみづら        階段などの足で踏む上場面。飛び石、敷石など施工前に最適な面を踏み面として選ぶ。
踏別れ        ふみわかれ        →踏み分け石
踏み分け石        ふみわけいし        飛び石が二方向に分かれる時、その分岐点に置かれる大きめの石。
フランス積み        ふらんすつみ        →レンガ積み
ブルーパール        ブルーパール        ノルウェーから輸入している黒御影石。ラルビカイトという一種の閃長岩で長石が閃光を発するのが特徴で、青色や緑色の幻想的な発色をする。エメラルドパールも似たようなものである。
古田織部        ふるたおりべ        利休の弟子で、織部流を開き、諸大名に茶の湯を指導した。織部灯籠、織部焼きは有名。
ブロックごて        ぶろっくごて        細長いブロックの上にモルタルを載せやすくできている左官用のこて。
へげ石        へげいし        板状節理によって薄くはげる石。鉄平石、根府川石などがある。
へこみ        へこみ        石材の表面のくぼみのことで、JISに定義されている品質上の欠点の一つ。
ベビーサンダー        べびーさんだー        石材用電動工具でベビーサンダーやディスクグラインダーと呼ばれているグラインダー。
変入トメ        へんいりとめ        小口加工の方法の1つ。90°を超える角度で112°30′及び135°以外のトメ。
変出隅変出        へんでずみへんで        小口加工の方法の1つ。角度が90°以外の出隅。
変出トメ        へんでとめ        小口加工の方法の1つ。90°未満の角度で45°及び67°30′以外のトメ。
片岩        へんがん        結晶片岩。変成岩の一つで、はっきりと層状に剥離する。雲母を多量に含んだものは雲母片岩とよばれ、緑泥石、緑れん石、緑閃石などを含んだものは緑色片岩とよばれる。
ベントナイト        べんとないと        モンモリロナイトという鉱物を原料とする白色系の乾燥粘土で、膨潤性と粘性が非常に優れている。土木の基礎工事などで使われる。弊社では、中国から直輸入して、30円/kgで販売している。
変成岩        へんせいがん        火成岩や堆積岩が、高圧、高熱でさらに性質を著しく変え、別の岩石となったもの。火成岩から生じたものには、花崗片麻岩、はんれい岩があり、堆積岩から生じたものには片麻岩、片岩、千枚岩、大理石などがある。
片麻岩        へんまがん        片麻岩は、花崗岩が褶曲作用により強い圧力をうけ、それぞれ低圧から高圧、低温から高温という条件で、さまざまな色・模様をした岩石に変化したもの。一般的に波の打った模様になったり、彩やかな色合いであったりするが吸水率が高い。見かけは花崗岩に似ている。
ホーミングマシン        ホーミングマシーン        R加工等役物の削り出し用機械。コンピュータ制御や、型をなぞって同じ物を作るタイプの機械がある。
ボーダー        ぼーだー        縁取りの枠や縁をいい、同質の石または別材で細長に見切る。階段ボーダー等もある。
方解石        ほうかいせき        天然の炭酸カルシウム。大理石や石灰石の主成分になっているほか、砂岩や石灰質粘板岩、凝灰岩にも含まれる。犬歯のように尖った形または六角板に似た形に結晶し、結晶面に平行して菱形に割れる。無色または灰色、黄色。薄い酸によって炭酸ガスを出し溶解する。
宝篋印塔        ほうきょういんとう        本来宝篋印陀羅尼経を納める塔として建てられたが、後に供養塔、墓碑塔にまで使用されるようになった。笠に特色があり、隅飾りをつけて相輪までが段型になっている。
方形張り        ほうけいばり        定形の長方形に整形した石材を壁や床に張ること。馬目地や芋目地にする張り方がある。
方形乱積み        ほうけいらんづみ        大きさの不ぞろいな四角い割石、荒石を、芋目地をさけて積むこと。
宝珠        ほうしゅ        灯籠、宝塔などの石塔の最上部にある突起のある石。一般に擬宝珠とよばれる。
ボウズ        ぼうず        二本の柱を倒れないように引っ張っておき、柱の頭部に滑車をつけた簡易クレーンで、石灯籠や層塔などの組立てに使う。
ボウズ面取り        ぼうずめんとり        板石の小口面を半円形に面取りすること。坊主の頭の形に似ていることから呼ばれていると思われる。
宝塔        ほうとう        本来、多宝如来と釈迦如来を本尊とする塔で、笠が単層のもの。墓石にも使われる。塔身は瓶形(丸)で笠宝珠が乗る。まれに四角の塔身もある。→多宝塔
宝輪        ほうりん        →九輪
ボサ        ぼさ        石材中の有色鉱物が集まった個所で石材のキズの一つ。花崗岩中に生じる黒ボサ、白ボサ、安山岩中に生じる粘土質のものなどがある。
菩薩        ぼさつ        菩提薩の略。修行をつみ、やがては仏陀(如来)になることを約束されたものの尊号。衆生を教化、救済することにより悟りを得る。地蔵、馬頭、千手、十一面、弥勒、文殊、普賢、日光、月光。聖観音「観世音菩薩」が根本的なものとして多く造られる。
墓誌        ぼし        古くは物故者生前の事から、記録を記して棺や骨壷とともに納めたものの意。現在は墓石の脇に戒名、俗名などを彫って建てる石の意。関西では霊標ともいう。
舗石        ほせき        道路舗装の敷石のこと。
墓石        ぼせき        墓標に用いる石。庶民が墓石を建てるようになったのは江戸時代からである。位碑型の笠塔婆や板碑から変形した棹型墓石が最も多く、この形式が今日の標準型である棹型墓石となった。棹型墓石は、棹石、上段、中段、芝台、カロート、香炉、花立、水鉢などからなり、墓地にはほかに経机、塔婆立、墓誌、名刺受、墓前灯籠、物置台、外側(勾欄、玉垣)などの施設が造られる。現代の墓石の形式にはほかに五輪塔、宝篋印塔、宝塔、層塔、板碑、自然石などがあり、最近は西洋型墓石も建てられている。墓石に用いられる石は、硬質でさびの出にくい花崗岩と安山岩が一般的である。
墓前灯籠        ぼぜんどうろう        墓前で供するための灯籠。
ポップアウト        ぽっぷあうと        石材に含まれる鉱物の膨張により、表面がはじき飛ばされあばた状になる現象。硫化鉄やガラス質が原因と考えられる。水分が鉱物の膨張を引き起こすため、乾燥状態を保つことが必要であり、それらの鉱物を含まない石種を選ぶ。
ホルンフェルス        ホルンフェルス        粘板岩など泥質の堆積岩が接触変成作用で硬い岩石に変化したもの、または再結晶作用が完全に行われ、微粒状組織をなすもの。直訳は角ばった岩石の意。
本入トメ        ほんいりとめ        小口加工の方法の1つ。135°の角度をなすトメ。入りトメ(いりとめ)とも。
本出トメ        ほんでとめ        小口加工の方法の1つ。出隅が無いトメ。出トメ(でとめ)とも。
本鞍馬        ほんくらま        →鞍馬石(くらまいし)
本小松        ほんこまつ        神奈川県真鶴産輝石安山岩。安山岩中の上級品。墓碑、墓石には最上級の品を選び良材は希少で色揃いのものは非常に高価である。小田原城、江戸城に使われ、小松山周辺で産出したのが由縁で小松石と命名された。緑色の最高級品は色合わせも難しく希少であるので庵治石と並んで価格も非常に高価である。→安山岩(あんざんがん)
本磨き        ほんみがき        最終的に材質に応じた最上の光沢を出す仕上げ。
本御影        ほんみかげ        神戸市の六甲山付近で産出。概観はきれいな淡紅色で花崗岩の中で最も美しいと言われる。
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发表于 2007-6-22 11:55:37 | 显示全部楼层
マイクロクラック        まいくろくらっく        石材中に潜在するマイクロクラックは、自然の作用によるものや、採石や加工作業によっておこる。岩石中のマイクロクラックは加工時に発見できないことも多い。施工後、水分の浸入や熱膨張収縮の繰返しによって、数ヵ月後、数年後に現われることもある。
前垂れ        まえだれ        洗面台、カウンターなどの前に下げて取り付ける板。前垂石。
磨崖仏        まがいぶつ        自然の岩壁に直接彫る仏像。九州国東半島、臼杵、宇都宮大谷寺などにあるものが有名。
豆矢        まめや        石割り矢の小さいもの。石目通りに長ものを割るとき、矢穴が小さく簡単に振れ、数を多くして割り筋の曲がりを防ぐ。
丸彫り        まるぼり        字彫り方法の一つ。彫り始めの際は直角に下げ、底の隅を丸く仕上げる。
万成石        まんなりいし        岡山県万成西町周辺で産出される花崗岩。全体的に桃色がかって見える。石灯篭、石碑、板石などに加工される。
磨き仕上げ        みがきしあげ        細かいびしゃん仕上げか、機械びき仕上げをしたうえに、主に研磨機にかけて磨いた仕上げ。程度によって、粗磨き(あらみがき)、水磨き(みずみがき)、本磨き(ほんきがき)の順に平滑になる。
御影石        みかげいし        御影石という名前はもともと、兵庫県の御影地区で採れた石の総称であった。現在では、花崗岩や閃緑岩、ハンレイ岩などの硬質の深成岩の総称である。御影石は世界の国々から輸入され建築土木用の石材とて使用されている。御影石は地球の深い地殻部分でマグマが冷えて結晶化した岩石であり、それが地殻の変動によって持ち上げられ地表面に露出したものである。御影石は長石(白色不透明)、石英(灰色半透明)、黒雲母(黒色不透明)という3種類の造岩鉱物でできている。兵庫県六甲山のふもと神戸市東灘区御影町ではじめて採石されたことからその名がついた。
水揚石        みずあげいし        天端の平らな石を用い、手水鉢の斜め後方に、水汲み石よりも少し高くなるように据える。
水糸        みずいと        水平に張り、石据えや基礎工事の基準として造形などに張られる糸。
水落石        みずおちいし        →滝石組
水返し石        みずかえしいし        縁先手水鉢の蟄石(かがみいし)のこと。
水汲石        みずくみいし        飛石の様に天端の平らな石を、手水鉢に対して清浄石と反対側に据える。
水勾配        みずこうばい        水を流し去るためにとる勾配。床は水平にすることが定則であるが、外部の雨水のかかる床、水洗いを必要とする床面に最小限の勾配を施す。
水垂れ        みずだれ        石材の縁の面取り。
水抜き        みずぬき        石積み、石垣に設ける裏側より浸透する雨水などを外側に排出する施設。通常、硬質塩化ビニル管を水勾配を確実にとって設置する。
水磨き        みずみがき        石面仕上げ方の一つ。荒磨きの後、艶が出ない程度まで研磨したもの。#400、#800の砥石を掛けた程度。研磨跡が残ることもあって、本磨きよりも難しい。石種によってしなやかさや重厚さな雰囲気が出る。
水盛り        みずもり        基準となる水平(陸)を出すこと。水を見る、水を出すなどという。
水分石        みずわけいし        →滝石組(たきいしぐみ)
ミソ        みそ        泥状の夾雑物で茶色で味噌のように見える。大谷石などに多く見られる。
明神鳥居        みょうじんとりい        神明形に対する鳥居の形式。最も普通にみられる。笠木に島木をつけ、両端を反り上げ、貫、額束のある丸柱半転びのもの。神明形との混同を避けて八幡形とよぶのが一般的。
無縫塔        むほうとう        別名卵塔。鎌倉時代に禅宗とともに入ってきた墓塔。塔身が卵形で、台座はあるが、笠はない。僧侶専用の墓塔であった。坊主墓ともいわれた
むら        むら        石材の表面の部分的な色調の不揃いのことで、JISに定義されている品質上の欠点の一つ。
目荒らし        めあらし        合口の接合部分にモルタルなどの付きをよくするために目を荒す作業。
目地        めじ        石の継ぎ目。モルタル目地、洗、目地、ねむり目地、深目地、押し目地、コーキング目地などがある。目地ごてで仕上げたものを化粧目地という。
目地ゴテ        めじごて        目地にモルタルを詰めるための棒状のこて。一分(3mm)、一分五厘(4.5mm)、2分(6mm)、3分(9mm)、4分(12mm)、5分(15mm)の幅の種類があり、自分で作る場合もある。
目地割り        めじわり        長さや高さの寸法間を決める製図上の作業。
メッシュ        めっしゅ        ふるい目の大きさで、1インチ四方中の網目の数。
木喰仏        もくじきぶつ        江戸時代中期、日本全国を歩いた山梨県下部町出生の遊行僧木喰上人が作った微小仏。正当派の仏像師とは別の手法の素朴な木彫である。
もっこ        もっこ        シートの四隅に吊紐(つりひも)をつけ、土砂、剪定クズなどを盛って吊り上げる用具。
物見石        ものみいし        →額見石(がくみいし)
桃山形灯籠        ももやまがたとうろう        全体が丸形で、竿にも節をつけない単調な形の灯籠。碗を伏せたような笠に菊花紋または桃の実が浮き彫りされている。
モルタル        もるたる        セメント、砂、水を練り合わせたもの。水を最後に少しずつ加え、水を加えた後にセメントを足してはいけない。
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发表于 2007-6-22 11:55:54 | 显示全部楼层
矢        や        石を割るときに使われる道具の一つ。小さいものを利矢(ききや)、豆矢(まめや)、大きいものと飛び矢(とびや)という。近年は矢と羽根が一体になっているワンボディウェッジが開発され、石を割る時の方向を定めるのも容易になっている。
役石        やくいし        和風庭園において、任務を担って据えられる石。
役物        やくもの        一般の真物(平物)に対して形を変えたもの。隅石、小口仕上げ、真物では納まらない切欠きなどが必要となるもの、特殊な加工を施したもの。
薬研彫り        やげんぼり        字彫り手法の一つで、断面がV字形をしている。梵字に使われていた。漢方の薬種を細分する器具の薬研に断面形状が似ていることから付けられた名称。
八つ巻き        やつまき        車目地(くるまめじ)ともいい、比較的大きな石を中心に、小さな同形の石を周囲に置くこと。悪い配置である。
柳刃ゴテ        やなぎばごて        小形のこて。細かいところの仕上げに便利な左官用のこて。
山石        やまいし        山地にある自然石。野石、転石、沢石、河石のように角が磨滅していないので、石積みの作業がやりやすい。
山疵        やまきず        石が地中にある間、地殻変動や温度変化などの自然作用によって生じた割れ。
山出し        やまだし        大割り、小割りされた原石を産地加工場または駅などに運び出した状態。
山灯籠        やまどうろう        自然石を基本形のように積み重ねて、火口を彫って灯篭にしたもの。化け灯篭ともいう。
八女石灯籠        やめいしどうろう        福岡県八女市長野産の石灯籠。
遺形        やりかた        工事にかかる前に、高さ、通りを定めるための仮設物。垂木など造形杭を打ち込み、高さを決める打ち付け通りを示す。
矢割り        やわり        矢を用いて石を割る作業。一般に山出しを大割り、順次仕様寸法に割り出すのを小割りという。
雪見灯籠        ゆきみどうろう        本歌のない変化形。竿がなくかわりに三本か4本の足がある。火袋は全面火口、竿は薄手で大きく、六角形が多い。丸形、八角形もある。水に縁のある場所におかれる。これに似たものでは、1本足の蘭渓形灯篭や二本足の琴柱形灯篭がある。
柚の本形灯籠        ゆのきがたとうろう        春日神社にある灯籠のうち最古といわれるもの。春日系であるが蕨手がつかない。
洋型墓石        ようがたぼせき        従来の重ね縦型墓石に対して横型にしたもの。
横石        よこいし        立石に対して、横幅のある石を総称していうが、特に高さのないものは伏石という。
寄合端        よせあいば        三個以上の石の接合から生じる多角形の合端。
寄せ燈篭        よせとうろう        別々の石燈篭や層塔から笠、火袋、中台などを寄せ集めて作ったもので孤層蓬寄燈篭(こそうあん)などがある。
四ツ目        よつめ        石積みで目地が十字になる積み方。不良な積み方とされる。大穴ともいう。
               
ライムストーン        らいむすとーん        →石灰岩(せっかいがん)のこと。
蘭渓形灯籠        らんけいがたとうろう        変わり形灯籠の一つ。雪見灯籠の型で、竿に代わる一本の弓型の足を水辺方向に出して立つ。
乱反        らんじゃく        長さが一定でない切石のこと。積み石に多いが、加工材等にも利用される。
乱積み        らんづみ        石積みで、形の不定な切石をはめ込むように積むこと。野面積みや崩れ積みでできる形。
乱貼り        らんばり        壁や床に、乱積みと同じ形式で貼ること。丹波石、鉄平石、根府川石、挽き材、端材などが使用される。
利久形灯籠        りきゅうがたとうろう        寺院用であった石灯籠が茶室庭園用に導入された時、千利久が考案したものといわれる。笠が幅に比べ高い。
鯉魚石        りぎょせき        滝石組に組まれることのある石で、滝を登る鯉を表現したもの。
流紋岩        りゅうもんがん        流紋岩は、組成的には花崗岩と同じであるが、ガラス状の石基が含まれており、火山の熔岩が流れて固まった形跡が石模様となって見られる。色は白か淡褐色が多いが青・赤・黄を帯びているものもある。耐火性、耐熱性に優れ、伊豆諸島、天城の抗火石が有名である。
両刃        りょうば        主に小叩き仕上げに用いる工具。両端に刃を、中心の柄穴には長めに柄を付け、柄の元を膝下または太股内側に付けて安定させ、柄元を下げて押し出すように同じ間隔で叩く。ほかに角払い、削り込みに用いる。
緑色片岩        りょくしょくへんがん        緑色の結晶片岩の総称。緑泥片岩、緑色角閃岩などがある。色彩が美しいので庭石、縁石、石碑、切口(小端)積み石などに使われる。
緑泥片岩        りょくでいへんがん        緑泥石を主成分とした濃緑色の結晶片岩。剥離性に富む。秩父青石が有名。
ルートハンマー        るーとはんまー        5mm位の穴を開けるには、振動ドリルをつかうが、16~25mm位の穴を明ける時には、ハンマードリルを使う。また、コンプレッサーを使って鑿岩機を使用する場合もある。
礫岩        れきがん        火山活動によってできた直径2mm以上の火山礫からなる岩石。
レンガゴテ        れんがごて        「おかめ」とも呼ばれるかぶら形のこて。モルタルを練ったり、取ったりする場合に最も多く使用される左官用のこて。
レンガ積み        れんがつみ        レンガの代表的な積み方には、長手積み(ながてつみ)、小口積み(こぐちつみ)、イギリス積み、フランス積みがある。いずれも縦の目地を一直線に通さないようにするのが原則。
蓮華        れんげ        蓮華の花をかたどった意匠様式。石塔、灯籠、仏像台座に用いられる。
蓮弁        れんべん        はすの花弁のことで、石燈篭の部材の模様となっている。基盤に使われる模様を「蓮弁反花(れんべんかえりはな)」、中台の上向きの模様を「れんべんうけばな(蓮弁請花)」という。
陸        ろく        水平、正しいの意味。水平を調べることを陸を見る、水平度が悪いことを陸が狂う、水平を打った墨を陸墨などという。
六方石        ろっぽうせき        →玄武岩(げんぶがん)
               
鰐口燈篭        わにぐちとうろう        →袖形燈篭
割石        わりいし        任意に割って一定の形状を持たない石材。
割栗石        わりぐりいし        採石場の切り落とし、裁ち落としの半端な石を割り、栗石にしたもの。
割小端石        わりこばいし        小端積用に形を整えて割った石。積み面は切断面となり、1面割りや2面割りがある。
割り付け        わりつけ        長さ、高さの目地割りなど図面上の割り付け。目地割りと同じ意味をもつ。現場での石の配分、配置などについてもいう。
割り肌        わりはだ        割ったままの石肌。
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 楼主| 发表于 2007-7-7 11:48:24 | 显示全部楼层
上記の資料に対して 誠にありがとうございました。 
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发表于 2008-4-18 16:51:19 | 显示全部楼层
ものすごく助かりました!
ありがとう~~(*^^)v
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发表于 2008-12-29 15:55:43 | 显示全部楼层

始めましてどうぞ宜しくお願いします

皆さん、こんにちは。私も石材関係ある仕事をしています、はじめの仕事ですから、また勉強なきゃところがたくさんあります、先輩たちにいろいろ教えていただいて本当にうれしいです、絶対やり抜きすることにします、どうぞ宜しくお願いします。私のmsn はsoseiko@qq.comです。
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发表于 2009-5-17 10:10:47 | 显示全部楼层
大変な資料ですね
本当にありがとうございます
皆さますごいですね
うらやましい~
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