昔から、中国と日本の両国の文化は密接な連絡がある。言語の方面で、中国の文字は日本語に対して更に深遠な影響を生んだ。
呉方言は現代中国語の中で歴史が最も悠久な方言だと思われる。中国語の方言の中で蘇州の方言を研究することが一番早い。蘇州の話は古代漢語の特徴を保留してい、ままでずっと呉方言の代表だと見なされる。ここ百年以来、多くの蘇州話を記録、討論する著作が現れて、それらは中国語の方言を研究するについて重要な位置を占める。
日本語の漢字の読み方は音読と訓読に分ける。また、中国の違っている地方、あるいは違っている時期から伝えるために、呉音、漢音、唐宋音、近代音の4種類に分ける。日本語の1番早く取り入れたのは南北朝の時の古呉音である。その時、蘇州の地域は古代日本との交流は最も活発で、最も便利な地域である。だから、呉方言は古代の日本語の影響に対して根強いことと言える。
呉音は日本語の漢字の中で割合が高い読み方で、主に仏教の経書を読むことに用いる。別に、日常生活の用品と食品名もよく呉音を使う。《常用漢字表》から見ると、90パーセントの文字の発音はすべて漢音と呉音で、唐音と惯用音は10パーセントも足りない。
日本語はアル・タイ語族に属しているが、伝統の上で呉の方言は漢語族の中国語の部分に分けられる。しかし、最近の研究によると、呉方言がアル・タイ語族と漢語族の重なり合う部分に属するかもしれない。だから、蘇州の方言とアル・タイ語族は文法、基本語彙、発音の方面で、すべて広い関係がある。
近代百年の時、日本も中国から多くの語彙を導入して、蘇州の方言は日本語の各方面の常用語彙に引き続き影響している。特に娯楽の語彙、地方の名称と生活の語彙などの方面だ。
私達は日本語の発音と蘇州方言の関係に研究して、日本語の発音のいくつか規則を探し出して、それによって、もっと良い学習の方法を気付く。また、蘇州の話は多くの歴史の文化を積載して、私達がそれを保護しなければならない。言語を保護するので、同時に文化の多様性を保護するから。 |