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发表于 2008-3-20 08:28:26
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[八十三]“把”構文
★中国語では,ふつう動詞の後ろに目的語がくるが,“把”を使って「…を」で表される目的語を動詞の前に出すこともできる.これを“把”構文といい,語順は『“把”+目的語(O)+動詞(V)』のようになる.“把”構文は特定の目的語を強調し,その目的語になんらかの動作・処置を加えた結果を述べるときに用いられる.とくに,ある事物や人をある場所に位置づけたり,変身させたりするときによく使われる.
★「…を」だからといって,なんでも“把”が使えるわけではない.
◆ご飯を食べる/○我吃饭。/×我把饭吃。
◆あなたは何を買いましたか/○你买了什么?/×你把什么买了?
★“把”構文が使える条件――
1 “把”で前に出される目的語は話題の中心となるもので,特定のものでなくてはならないので,“这” “那”“我的”“他的”などといった修飾語を伴うことが多い.また,修飾語がなくても話し手や聞き手にとっては何をさしているかが明らかなものである.
◆きみが昨日買ったあの本,ちょっと見せてくれ/把你昨天买的那本书给我看看。
◆私は(この・その・あの)本を読み終えてしまった/我把书看完了。
2 述語動詞は単独でそのままでは使えず,プラスαが必要.最低でも“了”をつけたり,“着”“过”を添えたり,動詞を重ねたり,結果補語や方向補語・数量補語・“得”補語などをつけ加える.
◆部屋をちょっと片づけよう/我们把房间收拾收拾。
◆帽子をとりなさい/把帽子摘下来。
◆字をもう少しはっきり書いてください/请你把字写得清楚一点儿。
3 そのほか,動詞の前に数量詞・副詞・介詞フレーズ・“地”助詞を伴う連用修飾語などが置かれたり,動詞に目的語があるもの,“取消”“降低”“解散”“扩大”など動詞そのものが結果や完成・完了の意味をもつ2音節動詞の場合も,“把”構文が用いられる.
◆彼女は鉛筆を1本1本ケースの中に並べた/她把铅笔一支一支地摆在盒里面。
◆このリンゴを私に下さい/把这个苹果给我吧。
◆昨日の命令を取り消しなさい/把昨天的命令取消。
★“把”構文の注意点――
1 否定の“不”“没”や“别”,助動詞などは“把”の前に置くのが一般的.
◆私もカメラを持ってこなかった/我也没把照相机带来。
◆私たちはきっとこの仕事を仕上げられる/我们一定能把这个工作做好。
2 以下のような動詞は“把”構文の述語動詞になれない.
(1) 目的語をとれない一部の自動詞や離合詞.“游泳”“合作”“生气”“游行”.
(2) 判断・存在・所属を表す動詞.“是”“姓”“像”“有”“在”.
(3) 心理活動や精神状態を表す一部の動詞.“相信”“希望”“愿意”“以为”“觉得”.
(4) 主体性のない受動的な感覚などを表す動詞.“看见”“听见”“碰见”“遇到”“感到”.
(5) 方向を表す動詞.“来”“去”“到”“上”“下”“进”“出”“回”. |
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