環境ミニ用語集

ophelia

●環境会計システム  
　  企業等が持続可能な発展を目指して、社会との良好な関係を保ちつつ環境保全への取り組みを効率的かつ効果的に推進していくことを目的として、事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果を、可能な限り定量的（貨幣単位または物量単位で表示）に把握・分析し公表するための仕組みをいいます。  
　
●環境監査
　 ISO14001により会社が定めた環境に関する方針の遵守状況を、組織的・実証的・定期的・客観的に評価するためのものです。ISOでは環境監査規格（ISO14010）などで規定していますが、現在も見直し作業が継続されています。
　
●環境負荷  
　 人が環境に与える負担のことで、単独では環境への悪影響を及ぼさなくとも、集積することで悪影響を及ぼすものも含まれます。「環境基本法」では、環境への負荷を「人の活動により、環境に加えられる影響であって、環境の保全上で支障の原因となるおそれのあるものをいう」と規定しています。　
　
●グリーン購入法  
　 正式には「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」のことで、国や地方公共団体に環境負荷の少ない製品の優先購入を義務づけたもので、調達実績は毎年公表が義務づけられています。一般企業や国民に対しても、同様の購入に務めるよう要請しています。　  
　
●コージェネレーション  
　 これまで発電に使用した排熱は大気中に放出されていましたが、これをさらに給湯・暖房などにまで利用するエネルギー供給システムのことです。コージェネレーション方式では、最大80％までエネルギーの利用効率を高めることができます。当社をはじめとする紙パルプ産業は、コージェネレーション導入の代表的な産業です。　
　
●再生可能エネルギー  
　 地球上にて有限である石炭・石油などの化石燃料に対して、太陽，水力，風力，波力，バイオマスなどの自然現象の営みの中で得られるエネルギーをいいます。化石燃料はいずれ枯渇するうえ燃焼により炭酸ガスが放出されることから、近年、クリーンな再生可能エネルギーの技術が注目されており、ソフトエネルギーとも呼ばれているものです。パルプ産業は古くからのバイオマス利用産業であり、当社では更にバイオマスのエネルギー利用の検討を進めております。
　
●新エネルギー  
　 ハードエネルギーとも呼ばれる化石燃料や核エネルギーに対する、新しいエネルギー源や供給形態の総称です。新エネルギーには、太陽光発電，風力発電などの自然エネルギー（ソフトエネルギーとも呼ばれます） や廃棄物発電などのリサイクル型エネルギーのほか、コージェネレーション，燃料電池，メタノール，石炭 液化などの新しいエネルギーの利用形態も含まれます。当社では既にコージェネレーションを採用してお り、来年には八戸工場に廃棄物発電を導入する予定です。
　
●FSC森林認証制度
　 世界的な森林の劣化・減少の問題を背景として、「適切に管理された森林」からの木材・木材製品であ ることの要求が、グリーンコンシューマリズムと共に高まってきています。しかし、消費者にはその真偽の 判断がつきかねることから、25カ国からなる非営利の会員組織であるFSC（Forest Steward-ship Council ; 森林管理組合）が設立されました。FSCにて「適切な管理がなされてる森林」を認証し、その森林から産出 された木材・木材製品に独自のロゴマークをつけることにした制度です。当社の製品の原料となる木材チッ プは、自社植林を含めてこのFSC認証森林あるいはISO認証林から供給されていることを保証するため に、順次、認証ラベルを取得した製品の拡充に務めております。
　
●生産物認証（CoC認証）  
　 一連の森林認証のうち、「認証森林」の林産物を材料とした製品であることを認証する制度です。生産者 と消費者とをつなぐために必要となる「流通の認証」 であることから、生産物流通の認証（Chain of Custody Certification）とも呼ばれています。「適切な管 理・施業」が認められた森林からの製品にFSC森林認証ラベルを付けるには、CoC認証が合わせて必要にな ります。当社では、本報告書やティシュ製品『めぐみのもりに』などで、FSCのCoC認証ラベルが貼り付け られております。
　
●ゼロエミッション  
　 廃棄物を排出しない（廃棄物ゼロ）生産システムのことで、廃棄物の量を減らすと同時に、生産活動により発生した廃棄物をすべて資源やエネルギーとして再利用するものです。当社においても、新エネルギーの採用をはじめ資源循環システムを持続的に発展させるべく、全社をあげてゼロエミッションに取り組んでおります。
　
●熱帯林の減少  
　 熱帯林減少の直接原因は、過度の焼畑耕作、薪炭材の過剰採取、放牧地や農地への転用、不適切な商業伐採にあると指摘されていますが、焼畑耕作が全体の45%を占めており、丸太生産量の80%程度が薪炭材だと公表されています。当社では海外の放牧地や荒地を植林地として、適切に管理された森林のための植林事業の展開をおこなっております。  
　
●バイオマス・エネルギー  
　 バイオマス（生物資源）のエネルギー利用としては、燃焼して発電をおこなうほかアルコール発酵・メタン発酵などによる燃料化や、ユーカリなどの炭化水素を含む植物から石油成分を抽出する方法などがあります。従来からのパルプ製造に際して余剰物として発生する「�液」の燃料化は、バイオマスのエネルギー利用の典型的な例です。ゴミや汚泥などの廃棄物に含まれている有機分の利用の研究もされており、廃棄物処理と石油代替エネルギー化の両面から、新エネルギー法の「新エネルギー」として明確に位置付けられることになっています。
　
●マニフェスト  
　 改正「廃棄物処理法」では、産業廃棄物業者による不法投棄を防止するために産業廃棄物の排出者に有害廃棄物処理および処分場までのプロセスをチェックすることを義務づけており、排出事業者が甙

shandian2008

ありがとう

childzj

わが社が今、環境監査活動を行っております。助かりました。

どうも　ありがとう！

qingyun

ありがとう