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水処理に関する用語集

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发表于 2007-11-29 11:04:34 | 显示全部楼层 |阅读模式
圧損(あつぞん) --- 流体を、ある流路に流したとき、流路の摩擦抵抗によって流動のエネルギーが一部、熱や音の形で失われるため、出口圧力は入口圧力より低くなる。入口、出口の圧力差が、このときの圧損である。直線流路では、圧損は長さに比例し、管径の4乗に逆比例する。また、流体の粘度に比例し、流速の1乗~2乗に比例する。
圧密化(あつみつか)---  半透膜、特にRO膜の性能劣化の原因の1つで、高圧に加圧された膜が、厚み方向に圧縮されて緻密化し、水の透過速度が減少してしまう現象を言う。この場合、溶質の排除率は変わらないか、むしろ高くなる。水の透過速度の減少と加圧時間には、指数法則の成り立つことが知られている。圧密化を避けるために、必要以上の圧力を膜に加えないように注意しなければならない。
ウィルス --- 伝染性の病原体の一種。種類として肝炎ウイルス、インフルエンザウイルス、ポリオウイルスなどがある。細菌とは異なり、超顕微鏡的な大きさ(200~3000Å、0.02~0.3μm)を有し、それ自身では増殖することができず、生物に寄生し、生きた細胞内でのみ増殖する。
エンドトキシン --- グラム陰性菌の細胞壁に由来するリポ多糖体を主成分とする高分子物質。水中では分子量100万~200万の集合体で存在するが、分子量2万程度のサブユニットでも小部分存在する。従って、MF膜では除去できないが、UF膜で取り除くことができる。発熱性物質による事故の殆どはエンドトキシンによるもので、血中濃度5~50ng/L程度の微量で悪寒、発熱やショック症状を起こす。通常の殺菌法によっても活性は失活せず、250℃以上で熱分解するか、UF膜等で除去しなければならない。
外圧型(がいあつがた) --- 中空糸モジュールや管状モジュールで、外側に加圧した原液を流し、内側に透過液を集める膜ろ過方式を言う。原液に面した外側に膜の活性層がある。特に中空糸モジュールの場合、懸濁物による中空糸閉塞がなく、また、膜面に附着した汚れをフラッシングや振動で取り除きやすい特長がある。反面、原液の流れが偏って膜性能をフルに発揮できない短所がある。
化学的酸素要求量(COD)  --- 水中の酸化されやすい有機物が過マンガン酸カリウムによって酸化されるのに要する酸素量をmg/Lで表したもので、水質汚濁指標の1つ。
活性汚泥(かっせいおでい) ---下水をエアレーションしてできる吸着性や沈殿性のすぐれた汚泥のことで、有機物を栄養源として繁殖する好気性細菌、原生動物等の生物および有機や無機の非生物性汚泥の集合体で、下水を浄化する能力をもっている。
活性汚泥浮遊物質(MLSS)  --- エアレーションタンク混合液中の活性汚泥量。
活性層 --- RO膜、UF膜など不均質膜の表面に存在する0.1μm以下の極く薄い緻密な層。膜の選択透過性を決定する重要な役割を果している。活性層の表面を電子顕微鏡で2万倍程度に拡大しても孔は観察されないが、UF膜で数十Å、RO膜で10Å程度の孔径の孔が存在すると言われている。
管状モジュール --- 内径0.5~1インチ程度の支持管の内側または、外側に管状の膜を装着したモジュール。支持管には透過液を通すための穴が開いている。一般には、内側に膜を収納した内圧型が多い。モジュールがかさばる短所はあるものの、懸濁物などによる流路の閉塞がなく、スポンジボールによる膜面擦洗も可能なため、固体を含む液の処理には非常に有効である。
逆汚染 --- 無菌化システム、例えば無菌水製造装置において、原水から無菌水を製造する機能は正常に働いているにもかかわらず、無菌水取出し口から浸入した細菌が無菌水側に定着して、無菌水中に細菌が存在する場合を言う。逆汚染防止対策として特殊なバルブの採用、徐放性殺菌剤や静菌剤、紫外線殺菌灯などの装置への組み込みがなされている。
逆浸透膜(RO膜) --- 濃厚水溶液と希薄水溶液(たとえば海水と水)を半透膜で隔てて接触させると、両方の濃度が平衡に達しようとして希薄水溶液側から濃厚水溶液側に水が移動して圧力差が生じます。この圧力差が浸透圧で、濃厚水溶液側に浸透圧より大きい圧力をかけると、水が半透膜を透過して希薄水溶液側に移動し、半透膜が緻密であれば純水が取り出せます。このような現象を逆浸透と呼び、逆浸透に使用する膜を逆浸透膜と言います。逆浸透膜は、表面に10Å(0.001μm)程度の孔を持っていると言われるが、一般には食塩の排除率で膜の分離特性を表現している。海水の淡水化、超純水の製造などの水の精製、果汁の濃縮などに利用され、病院内でも無菌パイロジェンフリー純水の製造に利用されている。
逆洗 --- 通常の通液法とは逆に、液を透過液側から原液側に流して、原液側の膜表面上に形成されたファウリング層などの堆積物をはがし、膜性能を回復させる膜面洗浄法。
吸着 --- 気体あるいは液体中の特定成分が、それに接する固体物質に選択的に付着し、もとの気体または、液体中の組成比よりも高くなる現象。化学結合力による化学吸着とファンデルワールス力による物理吸着とがある。分離膜が溶液中の成分を吸着し続けると、概して透水速度が低下したり、分離性能が変化したりする。
均質膜 --- 一般のプラスチックフィルムのように均質な構造からなる膜。厳密には、プラスチックフィルムほど、緻密ではなく微細な多孔質構造であるが、厚さ方向に差がなく、均質に見える点から、こう呼ばれている。透析膜やイオン交換膜が均質膜に属する。
グラム染色法 --- 細菌の同定に必須な染色法である。グラム陽性菌は細胞の核が濃紫色(クリスタル紫)に、グラム陰性菌は淡紅色(サフラニン)に染まる。染色方法は、クリスタル紫→ルゴール液→アルコール脱色→サフラニンの順序で行う。
グラム陰性菌 --- グラム染色法のサフラニンに染まる細菌。大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌などがこれに属する。一般にエンドトキシン(内毒素)を産生する細菌群で水棲性のものが多い。
グラム陽性菌 --- グラム染色法のクリスタル紫に染まる細菌。ブドウ状球菌、連鎖状球菌、枯草菌などがこれに属する。一般に食中毒などを起こすエキソトキシン(菌体外毒素)を産生する細菌群である。
クリプトスポリジウム --- 胞子虫類に属する原虫で、ほ乳類、鳥類、および魚類を含む多くの動物の胃腸及び呼吸器官の細胞に寄生します。
クロスフローろ過方式 --- 供給水を膜面に沿って流し、膜を透過する透過水が供給水とは90°異なる方向に流れる方式です。全量ろ過方式と比べて、目詰りによるろ過速度の低下が少ない利点がある。
ゲル層 --- 膜処理時に、原液中の貧溶解性高分子溶質(蛋白質、多糖など)が、濃度分極による濃度上昇で膜面に析出してゲルになった層。ゲル層が発達すると、透過流束が圧力に殆ど依存なくなり、溶質の濃度に依存するという特徴的な現象が観察される。これは、透過流束に比例して溶液からゲル層に運ばれる溶質の量が、ゲル層から濃度勾配(濃度と流動条件で決まる)によって可逆的に戻ってくる溶質の量と見合って平衡状態になる(ゲル層モデル)ためである。類似の現象は、原液中のコロイドや微小固体などのファウリング物質が膜面に沈着して、非可逆性の抵抗層を形成した場合にも観察される。また、ファウリング物質を全く含まない実液は存在しないため、「ゲル層」は膜ろ過時の極めて普遍的な現象といえる。
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 楼主| 发表于 2007-11-29 11:05:14 | 显示全部楼层
水処理に関する用語集(2)
限外ろ過膜(UF膜) --- 精密ろ過膜(MF膜)よりもさらにふるいの目を小さくしたもので、膜に圧力をかけて水を押し出すことで分離を行います。膜表面の孔径は0.01μm以下で、分離可能な物質の大きさを分子量で示した分画分子量は1,000~300,000です。
嫌気性細菌(けんきせいさいきん) --- 生育のためのエネルギーを獲得するために、最終電子受容体として酸素を利用しない細菌をいう。すなわち、遊離酸素の存在しない条件下で生育できる細菌の総称で、酸素が存在しても生育できる通性嫌気性菌と、酸素が少しでも存在すると生育困難に陥る偏性嫌気性菌に分けられる。
好気性細菌(こうきせいさいきん) --- 酸素が存在しないところでは生育できないか、または生育が阻害される細菌をいう。酸素がないとまったく生育できないものを偏性好気性細菌、酸素が必要であっても、酸素濃度が相当低いところでよく生育するものを微好気性細菌と呼ぶ。
孔径(あなけい) --- 半透膜の分離をつかさどる部分(多くは膜の表面)にあいている孔の大きさ。MF膜では、数μm~0.1μmの穴を電子顕微鏡で観察することができる。RO膜やUF膜の孔径は、それぞれ10Å前後、数十Å程度と言われるが、実際に孔を直接観察することは、殆ど不可能で、食塩の排除率や、分画分子量で孔径を代表している。
孔径分布 --- 半透膜の孔径は、ある一定の分布を持っており、単に孔径という場合、平均孔径のことを言う。孔径分布が狭い場合、膜は鋭い分離性能を示すが、逆に広い場合は、分離の精度が落ちる。MF膜は水銀圧入法などで孔径分布が測定されるが、RO膜やUF膜では非常に難しい。
硬度 --- 水中のカルシウムイオン、マグネシウムイオン量を、これに対応する炭酸カルシウムに換算し、mg/Lで表したものである。カルシウムとマグネシウムの塩類を多く含む水を硬水、これらの含量の少ないものを軟水という。
散気式エアレーション --- 活性汚泥法において、送風機から送られた圧縮空気を微細な気泡状にして混合液中に吹き込むエアレーションの方法。吹き込まれた空気が気泡となって水面に上昇する時、攪拌・混合が行われ、酸素が供給される。
散気装置 --- エアレーションタンク内に効率よく空気を溶かし込むために用いられる気泡発生装置。
残留塩素 ---  塩素処理の結果、水中に残留した消毒に有効な塩素のことを残留塩素という。そのうち次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンを遊離型残留塩素といい、クロラミンを結合型残留塩素という。
ジアルジア --- 鞭毛虫類に属する原虫で、人および動物の腸管に寄生します。
紫外線殺菌 ---  紫外線を発生させて微生物を死滅させる殺菌法。波長253.7nmの紫外線が発生させやすく、殺菌力も強いので、良く使われる。紫外線殺菌には、作業環境の大気を殺菌するものと、水を殺菌するものとがある。飲料水、医療用水、超純水製造システムなどに流水型や浸漬型の殺菌灯が使用されているが、影の部分には効力が及ばず、また、水あかの付着による管球の汚れでも殺菌効力は低下してしまう。そのため、熱滅菌のような完全滅菌は望めない。
色度(いろど)--- 色度とは水中に含まれる類黄色ないし黄褐色の水の色の程度を数値で示したもので、精製水1L中に色度標準液中の白金1mg及びコバルト0.5mgを含むときの色相を色度1度とする。
手術用手洗水 --- 病院手術室において感染防止のため、手術前に手、指、腕部を殺菌、洗浄する際に使用する水。通常20~30Lの温水で洗う。水質的には無菌であることが要求され、種々の方式による無菌水装置が使用されている。従来は紫外線殺菌方式の装置が多かったが、この方法では、完全滅菌が極めて困難なため、最近は、膜利用の除菌方式の装置が増えている。
常水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つで、水質は水道水と殆ど同じである。水道水や井水が相当するが、水道水では、残留塩素の除去を必要とする場合がある。常水を更に処理することにより、精製水、他の高品質の水になる。
水棲細菌(すいせいさいきん) ---  水中に生棲する細菌で、特に、貧栄養なイオン交換水中にも多数生棲する。
スパイラル型モジュール --- 2枚の平膜を封筒状に接着し、内側にパッキング材を入れて開放された一端を集水管に接続し、供給水を流すスペーサーとともに中心パイプにのり巻状に巻き込んで、円筒形の膜エレメントとして収納容器に収納して膜モジュールとしたもの。大面積の膜を、比較的コンパクトに収納することができる特徴があるが、原水側流路が狭いため、流路の閉塞が起こり易く、固形分を含む液の処理には向かない。
生菌数測定 --- 生菌が全て集落を作ること、および1個の菌が1集落を作ることの2つの原則に基づき、被検液、または被検液をろ過したマイクロフィルターを無菌培地に加えて培養し、発生した集落数より生菌数を求める方法。菌数に応じて、混釈平板希釈法、メンブランフィルター法、液体培地段階希釈法などがある。
精製水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つで、常水を蒸留するか、イオン交換処理を行った純度の高い水を言う。製剤、試液の調整に用いられるが、細菌やパイロジェンを含んでおり、注射剤の製造に用いることはできない。
生物化学的酸素要求量(BOD)  --- 溶存酸素のもとで水中の分解可能性有機物質を生物学的に分解するのに必要な酸素量をmg/Lで表したもので、水質汚濁指標の一つ。
せん断速度 --- 流体の流れが壁に沿っている場合、壁との摩擦抵抗のため、流速は壁面に近いほど急激に小さくなっている。との度合い、すなわち、壁面に垂直方向の位置の違い当りの流速変化が、せん断速度である。通常、壁面で最大値をとり、離れるほど小さくなる。また流路が狭いほど大きく、流速が速いほど大きい。せん断速度が大きいほど、流れと壁面、流れの中の隣り同志で及ぼし合う力(せん断応力)が強いので、濃度分極層やゲル層を薄くする効果がある。
全量ろ過方式 --- デッドエンドろ過とも呼ばれ、供給水を循環させることなくその全量をろ過する方式です。
層流 --- 流体が滑らかな流路を小さな流速で流れている時、流体の各部が流れ方向に順序良く、隣りあった流体層が互いにすべり合って流れている流動状態をいう。流速がある限界を越えると、流れは、乱流状態に移行する。この限界は、流体のレイノルズ数を求めることにより推定できる。
疎水的吸着 --- 水との親和力が小さい物質間、より厳密に言えば、水との親和力が小さい化学構造間に働く相互作用によって起きる吸着。
濁度(だくど) ---  水の濁りの程度を数値で示したもので、精製水1L中に標準カオリン1mgを含む時の濁りを濁度1度とする。
多孔質構造 --- 多くの空孔を含有する構造。RO膜、UF膜の支持層や、MF膜に見られる多孔質構造は電子顕微鏡で観察でき、方向性のない小さな空孔が網目状に連続しているスポンジ層と、指状の大きな空孔を持つフィンガー構造とに分類される。RO膜、UF膜の活性層は、緻密で電子顕微鏡で孔は観察できないが、孔径10Å~数十Å程度の大きさに相当する通路が存在するとして分離特性が計算できるので、やはり、多孔質構造と考えて良い。
中空糸膜(ちゅくういとまく) --- 管状の半透膜で、直径が~2mm以下の糸状のもの。膜厚が一定なら、径が小さいほど、耐圧が高くなる。低圧で運転するUF膜は、0.5mm以上の内径の中空糸膜が用いられるが、高圧下で使用されるRO膜では内径が0.1mm以下と細い。中空糸膜は、膜自身が耐圧性で、支持体を必要としないこと、および、各種モジュールの中で最も充填密度高く膜を納めることができる長所を持っている。
注射用蒸留水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つ。通常は、常水をイオン交換処理などして精製した精製水を蒸留することによって製造される。細菌・発熱性物質を含まず、注射液製造、注射用薬品溶解水などに使用される。
超純水 --- 無機イオン類、有機物、微細粒子などの不純物を極めて少ないレベルまで取り除いた高純度の水。
透過水 --- 膜を透過した水。ろ過水ともいう。
透過率 --- 膜ろ過において、特定の溶質が、膜をどの程度透過するかをパーセントで示した値。100%より透過率を引いた値が排除率である。 透過率 = 透過液中の溶質濃度 / 原液中の溶質濃度 × 100
内圧型 ---  中空糸モジュールや管状モジュールで、内側に加圧した原液を流し、外側に透過してくる液を透過液とする膜ろ過方式を言う。原液に面した内側に膜の活性層がある。原液の流動条件にムラがないので、膜性能がフルに発揮できる長所がある。
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 楼主| 发表于 2007-11-29 11:05:48 | 显示全部楼层
水処理に関する用語集(3)
熱滅菌(ねつめっきん) --- 熱を加えることにより、微生物及び、芽胞を死滅させる滅菌法。
濃縮水 --- 膜を透過しないで、溶質、懸濁物質などが濃縮された水。
排除率 --- 膜ろ過において、特定の溶質が、膜によって何%阻止されるかを示す値。排除率が100%なら、膜はその溶質を全く通さないことになる。逆に、0%なら、溶質は原液濃度と同じ濃度で透過してくる。  
排除率 = 1-{透過液中の溶質濃度 / 原液中の溶質濃度} × 100
発熱性試験 --- 注射液中に含まれる発熱性物質(パイロジェン)の有無を、ウサギを用いて判定する試験。
発熱性物質 --- 発熱の原因となる外来性物質。グラム陰性菌由来のエンドトキシンが代表的な物質である。発熱性物質で汚染された薬物が注射、輸液などによって体内に投与されると、様々な生物学的反応(発熱、悪寒、嘔吐、補体結合、他)を誘発し、患者の状態や、量によっては生命の危険を招く。
半透膜 --- 溶質の大きさや性質の違いにより、膜を透過する速度が大きく異なる膜。この性質を利用して溶液の分離、精製、濃縮を行う。同じ材質で作ったフィルムに比べて溶媒保持量がけた違いに大きく一般に多孔質構造になっている。
非対称膜 --- 半透膜の分離特性、機械強度を損なわないで、透水速度を大きくするために開発された膜構造で、孔径が膜の厚み方向に変化している。溶液に接する側の膜表面付近(活性層、通常厚さ0.1μm以下)のみが分離特性に必要な孔径を持ち、残りの部分(支持層)は、孔径が大きくて透過抵抗が小さく、透過水の流路と膜強度を保持する役割を果たしている。
平膜(ひらまく) --- 平面状に製膜された半透膜。補強用の織布や不織布の上に一体形成されたものもある。
ファウリング --- 原水に含まれる難溶性成分や高分子の溶質、コロイド、微小固形物などが膜に沈着して、透過流束を低下させる現象。沈着が膜内に起こった場合は、目詰まりと言う。ファウリングは膜ろ過の時間とともに進行する。膜面洗浄によって、ファウリングからどの程度、回復できるかはファウリング物質、膜、および、洗浄法によって大きく異なる。
ファウリングインデックス(FI値) --- 膜ろ過を行おうとする液が、膜にどの程度ファウリングを起こさせるかを示す半定量的な指標の一つ。孔径0.45μmの膜を用いて、圧力2.1kg/c㎡で、検液を15分間ろ過する。初期及び15分間経過時のろ過速度(f0,f15)を測定し、次式によって算出されたFI値がファウリングインデックスである。 複合膜 --- 支持膜の上に別に膜素材で活性層を成形した半透膜。膜素材が同一ポリマーから成る非対称膜(特にRO膜)を製膜できる膜素材は限られている。そのため、UF膜の表面に、極く薄い活性層を種々の方法で形成した複合膜が開発されるようになり、バラエティーに富んだ膜素材が利用されるようになってきた。
浮遊物質(SS) --- 支持膜の上に別に膜素材で活性層を成形した半透膜。膜素材が同一ポリマーから成る非対称膜(特にRO膜)を製膜できる膜素材は限られている。そのため、UF膜の表面に、極く薄い活性層を種々の方法で形成した複合膜が開発されるようになり、バラエティーに富んだ膜素材が利用されるようになってきた。
フラッシング --- 原液または水の流速を、一時的に急激に増大させて、膜面上に形成されたファウリング層や、ゲル層などの堆積物を原液排出側へ洗い流す、膜面洗浄の一種。
プリーツモジュール --- 原水流路用にスペーサをはさみ込みながら平膜を折りたたんだモジュールで、スパイラルモジュールと殆ど同じ特徴を有する。
フロック --- 液中に分散している微細な粒子がゆるく結合し、粗大な一個の集合体を形成することをフロキュレーション(凝集)といい、生成した集合体をフロックという。フロックは、高含水率で密度が小さく、わすかの刺激で分散したり、さらに凝集したりして、形状、粒径が変化する。
分画分子量 --- 半透膜、一般にはUF膜において、膜が阻止できる最小の分子量をいう。即ち、分画分子量以上の分子量を有する溶質は、その膜で阻止される。ただし、各社のカタログなどに記載された分画分子量は、標準溶質の種類、測定条件、阻止されたとみなす排除率の値が各社で異なるため、厳密性を欠く。
膜分離 ---  半透膜を用いる分離プロセスの総称。
膜面積 ---  膜モジュールの供給水と直接接触する膜の表面積。
膜面洗浄 ---  ファウリングや溶質の吸着によって低下した膜性能を回復させるために、膜表面の堆積物などの汚れを洗い取ること。スポンジボールによる擦洗、原液や水によるフラッシング、透過水による逆洗などの物理的洗浄法と、酸、アルカリ液、次亜塩素酸などの酸化剤、界面活性剤やキレート剤を使用する薬洗による化学的洗浄法とがある。
膜ろ過 ---  溶液に圧力を加え、半透膜を介して溶媒と溶質、または、低分子溶質と高分子溶質、微粒子等を分離する方法。
無菌試験 ---  製剤・医療等で使用される材料、用具等の中に生きた微生物が存在するか否かを判定する試験。
滅菌精製水 ---  日本薬局方に定められた水の規格の1つ。精製水を滅菌した高品質の水をいう。
モジュール ---  膜分離を効率的に行うため、膜を加工し組み立てた構造体で、配管に接続すれば使用できる構造をもった使用上の単位体である。
溶存酸素(DO) ---  水中に溶解している分子状の酸素をいい、濃度はmg/Lで表される。
リムラステスト ---  エンドトキシンの最も敏感かつ確実な検出方法。カブトガニの血球抽出成分(LAL)とエンドトキシンが接触してゲル化が起こることを判定の基準とする試験法。
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发表于 2007-11-29 11:22:31 | 显示全部楼层
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发表于 2007-11-29 21:27:04 | 显示全部楼层
お疲れ様でした。
専門用語ばかりで理解しにくいですが、いい勉強になりました。
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