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发表于 2007-11-29 11:05:14
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水処理に関する用語集(2)
限外ろ過膜(UF膜) --- 精密ろ過膜(MF膜)よりもさらにふるいの目を小さくしたもので、膜に圧力をかけて水を押し出すことで分離を行います。膜表面の孔径は0.01μm以下で、分離可能な物質の大きさを分子量で示した分画分子量は1,000~300,000です。
嫌気性細菌(けんきせいさいきん) --- 生育のためのエネルギーを獲得するために、最終電子受容体として酸素を利用しない細菌をいう。すなわち、遊離酸素の存在しない条件下で生育できる細菌の総称で、酸素が存在しても生育できる通性嫌気性菌と、酸素が少しでも存在すると生育困難に陥る偏性嫌気性菌に分けられる。
好気性細菌(こうきせいさいきん) --- 酸素が存在しないところでは生育できないか、または生育が阻害される細菌をいう。酸素がないとまったく生育できないものを偏性好気性細菌、酸素が必要であっても、酸素濃度が相当低いところでよく生育するものを微好気性細菌と呼ぶ。
孔径(あなけい) --- 半透膜の分離をつかさどる部分(多くは膜の表面)にあいている孔の大きさ。MF膜では、数μm~0.1μmの穴を電子顕微鏡で観察することができる。RO膜やUF膜の孔径は、それぞれ10Å前後、数十Å程度と言われるが、実際に孔を直接観察することは、殆ど不可能で、食塩の排除率や、分画分子量で孔径を代表している。
孔径分布 --- 半透膜の孔径は、ある一定の分布を持っており、単に孔径という場合、平均孔径のことを言う。孔径分布が狭い場合、膜は鋭い分離性能を示すが、逆に広い場合は、分離の精度が落ちる。MF膜は水銀圧入法などで孔径分布が測定されるが、RO膜やUF膜では非常に難しい。
硬度 --- 水中のカルシウムイオン、マグネシウムイオン量を、これに対応する炭酸カルシウムに換算し、mg/Lで表したものである。カルシウムとマグネシウムの塩類を多く含む水を硬水、これらの含量の少ないものを軟水という。
散気式エアレーション --- 活性汚泥法において、送風機から送られた圧縮空気を微細な気泡状にして混合液中に吹き込むエアレーションの方法。吹き込まれた空気が気泡となって水面に上昇する時、攪拌・混合が行われ、酸素が供給される。
散気装置 --- エアレーションタンク内に効率よく空気を溶かし込むために用いられる気泡発生装置。
残留塩素 --- 塩素処理の結果、水中に残留した消毒に有効な塩素のことを残留塩素という。そのうち次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンを遊離型残留塩素といい、クロラミンを結合型残留塩素という。
ジアルジア --- 鞭毛虫類に属する原虫で、人および動物の腸管に寄生します。
紫外線殺菌 --- 紫外線を発生させて微生物を死滅させる殺菌法。波長253.7nmの紫外線が発生させやすく、殺菌力も強いので、良く使われる。紫外線殺菌には、作業環境の大気を殺菌するものと、水を殺菌するものとがある。飲料水、医療用水、超純水製造システムなどに流水型や浸漬型の殺菌灯が使用されているが、影の部分には効力が及ばず、また、水あかの付着による管球の汚れでも殺菌効力は低下してしまう。そのため、熱滅菌のような完全滅菌は望めない。
色度(いろど)--- 色度とは水中に含まれる類黄色ないし黄褐色の水の色の程度を数値で示したもので、精製水1L中に色度標準液中の白金1mg及びコバルト0.5mgを含むときの色相を色度1度とする。
手術用手洗水 --- 病院手術室において感染防止のため、手術前に手、指、腕部を殺菌、洗浄する際に使用する水。通常20~30Lの温水で洗う。水質的には無菌であることが要求され、種々の方式による無菌水装置が使用されている。従来は紫外線殺菌方式の装置が多かったが、この方法では、完全滅菌が極めて困難なため、最近は、膜利用の除菌方式の装置が増えている。
常水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つで、水質は水道水と殆ど同じである。水道水や井水が相当するが、水道水では、残留塩素の除去を必要とする場合がある。常水を更に処理することにより、精製水、他の高品質の水になる。
水棲細菌(すいせいさいきん) --- 水中に生棲する細菌で、特に、貧栄養なイオン交換水中にも多数生棲する。
スパイラル型モジュール --- 2枚の平膜を封筒状に接着し、内側にパッキング材を入れて開放された一端を集水管に接続し、供給水を流すスペーサーとともに中心パイプにのり巻状に巻き込んで、円筒形の膜エレメントとして収納容器に収納して膜モジュールとしたもの。大面積の膜を、比較的コンパクトに収納することができる特徴があるが、原水側流路が狭いため、流路の閉塞が起こり易く、固形分を含む液の処理には向かない。
生菌数測定 --- 生菌が全て集落を作ること、および1個の菌が1集落を作ることの2つの原則に基づき、被検液、または被検液をろ過したマイクロフィルターを無菌培地に加えて培養し、発生した集落数より生菌数を求める方法。菌数に応じて、混釈平板希釈法、メンブランフィルター法、液体培地段階希釈法などがある。
精製水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つで、常水を蒸留するか、イオン交換処理を行った純度の高い水を言う。製剤、試液の調整に用いられるが、細菌やパイロジェンを含んでおり、注射剤の製造に用いることはできない。
生物化学的酸素要求量(BOD) --- 溶存酸素のもとで水中の分解可能性有機物質を生物学的に分解するのに必要な酸素量をmg/Lで表したもので、水質汚濁指標の一つ。
せん断速度 --- 流体の流れが壁に沿っている場合、壁との摩擦抵抗のため、流速は壁面に近いほど急激に小さくなっている。との度合い、すなわち、壁面に垂直方向の位置の違い当りの流速変化が、せん断速度である。通常、壁面で最大値をとり、離れるほど小さくなる。また流路が狭いほど大きく、流速が速いほど大きい。せん断速度が大きいほど、流れと壁面、流れの中の隣り同志で及ぼし合う力(せん断応力)が強いので、濃度分極層やゲル層を薄くする効果がある。
全量ろ過方式 --- デッドエンドろ過とも呼ばれ、供給水を循環させることなくその全量をろ過する方式です。
層流 --- 流体が滑らかな流路を小さな流速で流れている時、流体の各部が流れ方向に順序良く、隣りあった流体層が互いにすべり合って流れている流動状態をいう。流速がある限界を越えると、流れは、乱流状態に移行する。この限界は、流体のレイノルズ数を求めることにより推定できる。
疎水的吸着 --- 水との親和力が小さい物質間、より厳密に言えば、水との親和力が小さい化学構造間に働く相互作用によって起きる吸着。
濁度(だくど) --- 水の濁りの程度を数値で示したもので、精製水1L中に標準カオリン1mgを含む時の濁りを濁度1度とする。
多孔質構造 --- 多くの空孔を含有する構造。RO膜、UF膜の支持層や、MF膜に見られる多孔質構造は電子顕微鏡で観察でき、方向性のない小さな空孔が網目状に連続しているスポンジ層と、指状の大きな空孔を持つフィンガー構造とに分類される。RO膜、UF膜の活性層は、緻密で電子顕微鏡で孔は観察できないが、孔径10Å~数十Å程度の大きさに相当する通路が存在するとして分離特性が計算できるので、やはり、多孔質構造と考えて良い。
中空糸膜(ちゅくういとまく) --- 管状の半透膜で、直径が~2mm以下の糸状のもの。膜厚が一定なら、径が小さいほど、耐圧が高くなる。低圧で運転するUF膜は、0.5mm以上の内径の中空糸膜が用いられるが、高圧下で使用されるRO膜では内径が0.1mm以下と細い。中空糸膜は、膜自身が耐圧性で、支持体を必要としないこと、および、各種モジュールの中で最も充填密度高く膜を納めることができる長所を持っている。
注射用蒸留水 --- 日本薬局方で示される水の規格の1つ。通常は、常水をイオン交換処理などして精製した精製水を蒸留することによって製造される。細菌・発熱性物質を含まず、注射液製造、注射用薬品溶解水などに使用される。
超純水 --- 無機イオン類、有機物、微細粒子などの不純物を極めて少ないレベルまで取り除いた高純度の水。
透過水 --- 膜を透過した水。ろ過水ともいう。
透過率 --- 膜ろ過において、特定の溶質が、膜をどの程度透過するかをパーセントで示した値。100%より透過率を引いた値が排除率である。 透過率 = 透過液中の溶質濃度 / 原液中の溶質濃度 × 100
内圧型 --- 中空糸モジュールや管状モジュールで、内側に加圧した原液を流し、外側に透過してくる液を透過液とする膜ろ過方式を言う。原液に面した内側に膜の活性層がある。原液の流動条件にムラがないので、膜性能がフルに発揮できる長所がある。 |
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