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■■ ビジネスマナーの基礎知識
■ <第200号>
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◆ 今週の問題 ◆
今週はビジネスシーンにおける携帯電話のマナーについてです。
ビジネスでも連絡手段の中心として携帯電話を用いるケースも増えてきました。
しかし残念ながら、マナーがそれに伴っているとは言いがたい状況です。
次のうち、携帯電話のマナーとして正しいものを選んでください。
1.大切な商談や会議の最中は必ずマナーモードにしておく
2.大切な電話がかかる予定があっても、電車の中ではマナーモードにする
3.外出先が騒がしい雑踏の中の場合は、相手に聞こえるように大きな声で話す
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◆ 解答と解説 ◆
正解は、2番です。
どんな状況であっても、電車やバスなどの公共の場では、
携帯電話は最低でもマナーモードのしておくのが最低限のマナーです。
どうしても大切な電話があるのであれば、電車には乗らないでおくべきです。
何が最優先事項かを考え、自己中心的な判断をしないように心掛けましょう。
もしマナーモードにすることを忘れ、電車の中で呼び出し音が鳴った場合は、
すぐに電源を切るか、とりあえずすぐに電話に出て、
「今は電車の中ですので後ほどお掛け直しいたします」と切りましょう。
1番は、マナーモードではなく電源を切っておくべきです。
バイブレーションの音も静かな場では耳障りなものです。
電源を切るか、音もバイブレーションも切った状態にしておきましょう。
3番は、まず普通に話して聞こえないような騒がしい中で電話をすること自体、
相手には失礼になるのでやめましょう。
特に大切な相手、大切な話の場合は静かなところから電話すべきです。
また誰にどこで聞かれているかわかりません。
人に聞かれて困る話、機密事項などは、公共の場で携帯電話から電話せず、
オフィスに戻ってから、人に聞かれない状況で電話するようにしましょう。
外出先での携帯電話からの通話で、情報漏洩するケースも増えてきています。
携帯電話は非常に便利なものですが、公共のマナーは必ず守りましょう。
またプライベートではなく、ビジネスで利用する場合は、周囲の状況や話の内容、
相手に与える印象等にも配慮し、利己的な利用にならないように注意しましょう。 |
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