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明治の文学

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发表于 2008-1-2 22:59:13 | 显示全部楼层 |阅读模式
 日本の文学を語る時に,明治における,近代文学の確立は、最も重要なものの一つである。

 それまでの日本の文学といえば,平安朝の王朝文学、万葉歌集、鎌倉期の合戦物、仏教説話、江戸期の戯曲文学などがあげられるが、それらの伝統をふまえつつ,西欧文学の影響を受けて,新しい日本文学の可能性を開いたのが,明治の文学である。日本の文学における大きな問題は,文語と口語の分離であった。これを日常会話の語法を使った,口語文における文学の完成を目指したのが,二葉亭四迷である。彼は代表作「浮雲」で言文一致による作品を世に示した。

 また、西欧文学における文章表現を日本文学に応用する形で、新しい文学表現を示したのが坪内逍遥である。代表作「小説神髄」は、日本近代文学の進路を示した作品とされた。

 これらの先達に続いて,ヨーロッパ自然主義の影響を受けて、人間のありのままの精神や生活を描こうとして生まれたのが,自然主義文学である。島崎藤村、田山花袋、国木田独歩、徳田秋声,長塚節などの、後世に残る小説家らが活躍し,多くの作品を残した。また、日本近代文学史上、最大の小説家とも称せられる夏目漱石,森鴎外など、明治期には,文豪と呼ばれ,現代日本においても、日本人に尊敬され,読みつづけられている大小説家が多く輩出したのである。

 小説の分野だけではない。伝統的な和歌,俳句の世界でも革新的な変革運動と作家が輩出した。近代俳句の方法を確立した正岡子規,自然主義文学の方法を和歌の分野で示した与謝野晶子、与謝野鉄幹、石川啄木…・など、明治期の日本文学界は、まさに日本の近代文学の幕開けと同時に進路を示したのである。

1-4-2 明治の芸術
 文学と同様に,絵画,彫刻といった分野でも,西欧芸術の影響を受けて,革新的な芸術運動が起きた。江戸期までの日本の伝統的な絵画芸術は、明治維新によって一時,古臭いものと否定されたが,欧米の芸術批評家達による,評価によって,新しい形で復活,発展した。

 伝統的な技法の上に,西欧的な表現を取り入れた日本画は、狩野芳崖、橋本雅邦,横山大観,下村観山,菱田春草といった、大作家を生み出した。一方,西欧絵画の移入も活発に行われ,多くの西欧画家を生んだ。高橋由一,浅井忠,黒田清輝は、日本の西洋画の先立ちとなる作品を多く残した。彫刻においては,ロダンの影響を受けた荻原守衛は,フランスから帰国すると次々に優れた作品を発表し,日本近代彫刻の道を開いた。

 同じように,絵画,彫刻の分野だけでなく,演劇,音楽の分野でも,伝統的な手法の上に西欧芸術を取り入れた新しい演劇,音楽が作られたし,西欧の演劇,音楽の移入も盛んに行われた。演劇における島村抱月の新劇創設や音楽における,滝廉太郎の「荒城の月」の作曲のような新歌謡がそれである。

コラム フェノロサ  明治の日本の芸術を語る時に忘れてならないのは,西欧芸術批評家の活躍である。明治政府の江戸時代否定政策は,それまでの,日本の伝統的芸術を古臭いものとして否定した。そのため,世界に誇れるような日本の伝統芸術とその作品が,ごみのように捨てられるといった,信じられない事態をもおこした。浮世絵は,二束三文で路上で売られたし,古寺とその仏像が破壊されたりした。これらは,外国人収集家によって,大量に海外に持ち出されたのである。

 これを救ったのが,フェノロサをはじめとする,西欧芸術批評家達である。彼らは,日本の伝統芸術のすばらしさを発見し,日本人にそれを伝え,日本の芸術家を励ましたのである。この人達の活躍がなかったならば,明治の日本の芸術の新しい出発も発展もなかったといっていいであろう。フェノロサは、日本の芸術発展のために,東京美術学校を岡倉天心らと設立した。後の東京藝術大學である。
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发表于 2008-6-9 15:32:17 | 显示全部楼层
簡単すぎじゃありませんか?
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