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世界遺産に登録されているジャイアントパンダ保護区がある中国四川省雅安市で、パンダを殺して毛皮を売ろうとした住民が逮捕された事件をめぐり、警察による「でっち上げ」疑惑が浮上している。四川省などの公安当局も調査に乗り出した。
警察の協力者が「毛皮は高値で売れる」と住民をそそのかし、密猟後に摘発する手法だ。関係者によると、国を挙げて保護しているパンダの密猟は最高で死刑もありうる重罪。摘発した警察に対する評価も高いという。
地元報道によると、昨年6月、雅安市の保護区で猟師が1頭を射殺。猟師とその知人が毛皮を買い手に渡すため車で運ぶ途中、重慶市内で警察に逮捕された。2月にも毛皮を運んでいた農婦が同市内で逮捕された。
いずれも「甘海竜」と名乗る男から「日本企業の社長が数百万円で買ってくれる。彼の工場で好待遇で働くこともできる」と誘われ、重慶まで毛皮を持って行く約束をさせられていた。
逮捕現場はいずれも同市栄昌の高速料金所周辺で、02~04年にあった同様の3事件と同じだった。さらに警察の内部資料で甘海竜と名乗る男は栄昌の警察署の協力者だったと判明。その男は姿を消しているという。
逮捕された住民の弁護士は朝日新聞の取材に「パンダの毛皮に経済的価値はなく、ヤミ市場などはない。住民は自発的にではなく、同一人物に誘われ密猟し、同じ場所で逮捕された。極めて不自然」と指摘している。
ダンボール肉まんがパンダになっただけみたい。
警察の自作自演で殺されたパンダが可愛そう。。。 |
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