助数詞はしだいに簡略化され、とくに「個」を用いる傾向が強い。自然の流れに従えばよいと思うのだが、伝統的な助数詞を知っておいて損はないだろう。それにしても、助数詞を外国人に説明するのは難しい。「本」は細長いものに用いると一応は言えるが、では、映画やホームランはなぜ「本」なのか、と聞かれたらどう答えたらいいだろう? 以下のものについて、それぞれの助数詞を考えてみて下さい。
1.臼 2.うちわ 3.かつおぶし 4.神 5.気球 6.琴 7.三味線 8.数珠
9.大砲 10.手袋 11.縄 12.羽織 13.箸 14.ようかん 15.よろい 16.ろうそく.
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