カンパチ(間八、勘八; 学名 Seriola dumerili)は、スズキ目 アジ科 ブリ属の魚。 成魚は、全長 1.5 m、体重は最大で 15 kg ほど。体に背骨に並行する形で黄色い線があるのが特徴。 日本からハワイ沿岸までの太平洋北西部および日本海の水深 100 m までの大洋に生息する。温帯域の回遊魚で、日本付近で漁獲されるものは、幼魚は春から夏に日本列島を北上し、初冬から春に南下する。 稚魚は動物性プランクトンを摂取しているが、成長に伴い魚食性が強まり、イカナゴ・マイワシ・マアジなどを捕食し、ほかにイカ類・甲殻類も食べる。 成長に適した水温は摂氏20から30度。水温が15度以下または32度以上になると成長が抑制され、13度以下では死亡する。
由来正面から見たときに、目の間に黒っぽい八の字の紋様が見えるためと言われる。この模様は幼魚期に顕著に現れるほか、興奮したり、釣り上げられ暴れている時などにも浮かぶ。
出世魚出世魚であり、大きさによって呼び名が変わる。
- 35 cm 以下の幼魚を、ショッコ (汐っ子)
- 35~60 cm のものを、シオゴ
- 60~80 cm のものを、アカハナ
- 80 cm 以上のものをカンパチと呼ぶ。
稚魚はモジャコ(藻雑魚)と呼ぶ。
食材脂が乗っており、美味。 刺身やスシ、照り焼き、塩焼きなどに調理して食べる。 アラ炊(アラ煮)にしてもおいしい。
[ 本帖最后由 天の寵児 于 2008-3-20 16:45 编辑 ] |