出典 http://www.misawa-cpa.co.jp/02/keiei17.3.htm
朝礼・終礼 或いは 朝礼・夕礼
朝礼終礼は日々の業務活動の報告、例えば前日の報告、当日の計画や予定の発表のほか、上長の指示の伝達、情報の共有、社員への動機付けなどの場となることを目的とします。
また、“3分間スピーチ”は自分の意見を言うトレーニングにもなりますのでとても効果的です。
朝礼夕礼の時間は15分を限度とし、夕礼は職種柄必要な場合に限って行うことが多いようです。
運営ルールは次のようにすると良いでしょう。
1. リーダーは輪番制
全社員での輪番制とし、朝礼に対する意識の高揚を図ります。順番は月ごとにあら
かじめ決めておくと朝礼の始まりがスムーズにいきます。
2. 社長あるいは部門長の講話を盛り込む
全社員に全体目標や部門目標また共通のテーマなどを伝達や意識付けするための
絶好の場ですから、朝礼の項目としては欠かせません。
また、社長や部門長は最新のニュースや会合・交友関係などを話すことにより、社
長や部門長の活動を全社員に伝えることができるとともに、社員に自己啓発のヒント
を与える効果もあります。
3. 全員参加
朝礼の役割の一つとして、社員の協調性やモラルアップということがあります。会社
の業務がそれぞれの部署の関わり(協調・連携・補完)の中で成り立っていることを
実感できるいい機会となります。
4. 集合朝礼とする
全社員の“顔つき”を見ることによって、職場の雰囲気や個人の調子を肌で感じるこ
とができます。これはとても貴重な情報です。
5. 参加人数が20人を超えるようであれば、全体朝礼、部門朝礼などと分ける
人数が多くなればなるほど参画意識が薄れていきます。全員の顔がお互いに見合
わせることができる人数にすることが望まれます。
≪朝礼の運営の具体例≫
1. 出欠の確認
2. 経営理念の唱和
3. スローガンの唱和
4. 社長あるいは部門長の講和
5. 前日の報告と本日の予定
6. 3分間スピーチ
7. 一口研修と営業情報
8. 連絡事項と来客の報告 |