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楼主 |
发表于 2004-10-18 18:48:44
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日本人は、以前はみんな紙と木の家の中に暮らしていました。この紙と木の家は、気配(けわいとも言います)がある家だと思います。
$ k) A. h* b0 q8 I ぼくが子どもの頃、家で勉強していると、隣の部屋で両親が、子どものじゃまにならないようにと、小さな声で話をしています。ときには議論をして、声も上げしくなるでしょう。でも子どもの勉強のじゃまをしてはいけないというので、声をひそめて話している、その気配が①伝わってくるのです。
! F! N _7 } I/ ~( f g(中略)
3 _( ?$ Y- ^6 P' G9 h1 y 二階のお姉ちゃんは、オルガンを買ってもらってうれしくてしようがありません。でも、オルガンは大きな音をたてるので、昼間しか弾いてはなりません。どうしても弾きたいので、②音を殺して小さな音で弾いています。その忍ぶような音が気配となって聞こえてきます。「ああ、お姉ちゃん、オルガンが弾きたいのだなあ。」夜は我慢してくれているから、昼間はうるさくても、お姉ちゃんにいっぱい弾いてもらおうという気持ちが育ってきます。( v6 X: P0 {! W
(③)、家族どうしが気配で感じあうだけで、おたがいの心を思いやったり、譲りあったりできたのです。我慢したり不自由なことも多いけれど、思いやったり、譲りあったりすることの喜びが、何かいいことをしたという誇らしい気持ちに変わっていきます。だから言葉を交わさなくても、気配によって家族の絆がしっかりとつくられ、保たれてきたのが、木と紙でできた家の暮らしなのです。3 X# N+ Z* y d, p( v. E; }
(大林宣彦「ぼくの瀬戸内海案内」岩波ジュニア新書より)
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$ W {; h% b/ {5 {, T, X' n( F t問1①「伝ってくる」とあるがだれに伝わるのか。; n2 z' J$ o, w6 u
1姉 2両親 3ぼく 4家族
; G. W& Z9 f# I) q! t( c2 e* a1 T Z: k, ]' O5 z- y4 U
問2②「音を殺して小さな音で弾いています」とあるが、どうしてか。
! Q" q, l$ C0 o% Q6 N4 R2 V( g 1買ったばかりのオルガンだから& B% D) k! u% J
2まだ下手だから
. @7 _ U# U% H' r 3夜は大きな音が出せないから
* u+ ^, N9 [, u0 m! u$ | 4昼間しか弾けないから' i6 S$ U& j) }9 L
# A2 j0 A8 j1 D, e/ D" P
問3(③)に入ることばは次のどれか。$ j p, a/ v9 D! E6 N
1そして 2つまり 3そのため 4しかしながら
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# b+ z1 Y2 P1 p$ q問4筆者が考える、木と紙でできた家の暮らしとはどのような暮しか。# U+ n- a, ~2 e) |9 J
1どこにいてもだれかの声が聞こえてくるので、さびしくない暮し。. V$ a! F/ g6 H9 `5 f2 y% p) Q
2譲りあったり思いやったりする気持ちが育ちにくい暮し
; e4 u6 l9 l* Z/ c6 [/ h9 y. ^* F 3話しあいによって、家族とおたがいに気持ちがわかりあえる暮し: i8 E+ o- p; J+ Z m
4我慢したり不自由なことが多いが、やさしい気持ちが育つ暮し
+ R$ v9 ^2 N" O* n; T9 G7 \/ ~
: h8 J' T8 |6 n0 S答え 3 3 2 4 |
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