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楼主: 不殆

紅楼夢について 日本語の紹介

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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                                [B]名場面集[/B]

■黛玉、悪夢を見る(第82・83回)
 黛玉のところに熙鳳、王夫人らがやってきて言いました。「林の叔父様(如海)が賈雨村様に媒酌をお頼みになり、あなたをお嫁にやられることになりました」。
 びっくりした黛玉、史太君にすがって「私は死んでも江南に参りません。こちらで召使いとなって暮らしてもかまいませんから置いてください」。ところが史太君は「今更手遅れだよ。女はいつかは嫁に行かねばならないのだから」とすげない返事。
 そこへ宝玉が現れ、にこやかに「おめでとう!」と言うではありませんか。焦ってなじる黛玉に向かって宝玉は言います。「あなたは私と縁組ができていたから屋敷にいらしたんでしょ? 行きたくないならいればいい」。そして「私の言葉が信じられないなら、この胸のうちをご覧なさい」と言うや、小刀で胸をかっさばいて何かを探し始めます。仰天した黛玉は狂ったように泣きわめき、宝玉は「心がなくなってしまった。もう生きてはいられない」と言ってひっくり返りました。
 黛玉ははっとして目が覚めました…なんとそれは一場の夢。翌朝、紫鵑は襲人から、宝玉が「心臓が痛い! 刀で胸をたち割られるようだ」と一晩大騒ぎしたことを告げられます。

■史太君、宝玉と宝釵の婚儀を取り決める(第84回)
 熙鳳は史太君に言いました。「宝玉さんの縁組なら、天のお手で結ばれた良縁があるではないですか」。続けて「一つは宝玉、一つは金の錠前、どうしてお忘れです?」。 史太君はこれを聞いて、なるほどとうなづきます。王夫人を薛未亡人の元へ遣わしてこれを伝えますが、薛蟠の逮捕という大騒動のために棚上げになります。しかし、この日より宝釵が公の場に出ることはなくなりました(結婚前は相手方の家族に会わないのがしきたりだったそうです)。
 のちに、黛玉の恋患いを知った時(第90回)も史太君は言いました。「黛玉を宝玉に娶せたくないのも、あの偏屈なところが気がかりなればこそ。身体も弱く、長生きできるたちではなさそうだ。宝釵ちゃんだけが似合いというものだろうか」。

■薛蟠、人を殺して逮捕される(第85回~)
 黛玉の誕生祝いに参席していた薛蝌と薛未亡人の元へ、薛家の者が注進に駆けつけました。「お家に大事件が出来しました。早くお戻りください」。聞けば、薛蟠が太平県で人殺しをしてしまったとのこと。ビックリした薛未亡人は、すぐに薛蝌を現地に派遣し、情状酌量を求めて邉婴丹护蓼埂
 子細はこうでした。妻に手を焼いて旅に出た薛蟠は、たまたま蒋玉函と行き会いました。酒を酌み交わしていたところ、給仕が玉函に色目を使うのを見て薛蟠はカチンときます。翌日も別の者と酒を飲みにいったのですが、昨日の件もあって給仕の対応に腹を立て、顔めがけて杯を投げつけたところ、当たり所が悪く、その給仕は死んでしまったのでした。
 裁判は薛蟠に不利に動き、薛未亡人は莫大な金を薛蝌に渡して邉婴颏丹护郡猡韦巍⑷粕显Vの際に棄却されていきます
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                           [B]名場面集[/B]

■黛玉、噂を信じて食を絶つ(第89~90回)
 雪雁が小声で紫鵑に打ち明けます。「宝玉様の婚約が整ったそうですよ」。ビックリした紫鵑が詳細を尋ねると、雪雁は「侍書さんから聞いたんですけど、王という方(王爾調)の取り持ちで一度でまとまったとか」。
 それを盗み聞いてしまった黛玉は大ショック、「今日からこの体を日一日と粗末にしていこう」と死ぬ決意をします。かくして、半月後には粥をもすすれない状態になり、とうとう絶食を始めました。望みは絶えたと諦めた紫鵑は、史太君たちを呼びに行きます。
 ところがその時、侍書が黛玉の見舞いに訪れました。黛玉はもう人事不省で知られる気遣いはあるまい、と思った雪雁は、先日の件の真偽を問います。すると侍書、「そうあっさり決まるもんですか! ご隠居様にはとうから目星をつけている方がいて、その方はこちらの園へおいでとのこと。どうしても親戚同士の結婚をまとめたいとの意向を持っていらっしゃるそうですよ」。
 聞いた雪雁は呆然。ところが当の黛玉はこれを全て聞いていました。

■金桂、薛蝌に魔手を伸ばす(第90・91回)
 薛蝌が岫烟の不遇を嘆じていた時、宝蟾が蓋物を持って彼の部屋を訪れました、「金桂からの薛蟠の件でご面倒をおかけしているお礼代わり」とのこと。ところが宝蟾が流し目をくれたり、障子から息を吹き込んだり、恨み言を言うのを聞いて疑念を起こします。
 折から金桂は義従弟の薛蝌を狙っていました。一方の宝蟾も、先にものにしてしまおうと、先程の振舞いに出たのでした。薛蝌が仱盲皮长胜い韦蛞姢啤⒈袱辖鸸黏撕韦浃橹獝{を授けます。

■宝玉、通霊玉を失う(第94~96回)
 史太君が園に来ると聞いた宝玉は、慌てて着替えて迎えに出ました。通霊宝玉も下げずにいました。襲人が気づいて尋ねると、「オンドルの上に置いたはずだ」と宝玉は言い、襲人らは必死になって探しますが見つかりません。駆けつけた探春は人を使って園内のすみずみまで探しますが、全く行方不明の有様。
「腰元たちや婆やたちの着物を脱がせて検めてみましょう」と言う李に探春は怒り、「あんなくだらぬ手合いのまねをしてはいけません。環ちゃんが嫌がらせをしているのですわ」。そこで平児が賈環に尋ねてみますが、彼も知らない様子です(賈環は怒って去り、趙氏が例によって怒鳴り込んでくるというお約束)。
 襲人は一睡もせずに泣き明かし、黛玉は「私のことで金玉の縁がぶち壊れたのかも知れないわ」と逆に喜んでいました。
 その後、宝玉は痴呆気味の症状を呈するようになり、王夫人は全てを史太君に打ち明けました。かくして、大々的に懸賞の貼り札が出されると、拾って届けた者に一万両くれるとあって、まがい物を作る輩も現れます。

■元春妃、薨去す(第95回)
 ある日賈政が涙ながらに入ってきて王夫人に言いました。「貴妃さまが急病にかかられ、痰がつまってもはや医療の力の及ぶところにないそうだ」。
 史太君と王夫人は慌てて参内します。二人が見舞うと、貴妃は痰がつまって口から涎をながし、物も言えず、涙も枯れてしまった様子。貴妃の顔色が変わってきたのを見た太監は、二人を外宮に連れ出します。やがて貴妃薨去の下達がありました。
 かねて街の者が噂していたとおり、卯年の寅の月のことでした。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                             [B]名場面集[/B]

■史太君、宝玉と宝釵の婚儀を取り決める2(第96回)
 通霊宝玉を失って白痴状態になった宝玉を救うために、史太君は宝玉と宝釵の婚儀を行うことを決めます。これをこっそり聞いた襲人は考えます。「若様の頭には林の姫様のことしかない。ここで若様に向かって宝釵様をお嫁にもらわれると打ち明けたら、命を縮める結果になるのでは?」 そこで襲人は王夫人を訪ね、跪いて、今まで宝玉が黛玉に見せた有様を隠さず申し述べました。
 王夫人はこれを史太君に報告します。溜息をつく史太君。一方の熙鳳はとある計略を考え出しました。そして言うには「まず黛ちゃんを嫁に迎えることになった、と宝玉さんに言い立てます。反応がなければよし、もし嬉しそうな顔を見せたなら…」。そして王夫人の耳元でごにょごにょごにょ…。さて「囮財布の手」とはいかに?

■黛玉、機密を知る(第96・97回)
 その日、黛玉が園内を歩いていると一人の侍女見習(馬鹿姉や)が泣いているのに出くわします。黛玉がわけを尋ねると、その馬鹿姉や、「私が一言口走っただけで珍珠姉様にぶたれたのです」。黛玉は更に「何を口走ったのよ?」と尋ねます(尋ねなきゃよかったのに…)と、馬鹿姉やは言ってしまいました。
「うちの宝の若様が薛のお嬢さまをお嫁にもらいになるということですわ」。
 さて、紫鵑が黛玉を探していると、顔面蒼白の当人がふらりふらりと歩いてきました。紫鵑は黛玉に手を貸して宝玉の元を訪ねます。顔を見合わせて馬鹿笑いをする宝玉と黛玉。出しぬけに黛玉は言いました。「あなたの病気の原因は何ですか?」 宝玉は答えます。「黛さんが原因ですよ」。
 そして黛玉は飛ぶように瀟湘館に戻ると、喀血して倒れました。


■黛玉、涙尽きて死ぬ(第97・98回)
 黛玉の容態は急激に悪化し、息も絶え絶えの状態になりました。これはいけないと見た紫鵑は、史太君のもとへ注進に馳せつけます。ところが正房も宝玉の部屋もガランとしているのに呆然とする紫鵑。墨雨(宝玉の書童)から「今晩、別室で式を挙げる」と聞いた紫鵑は歯ぎしりして悔しがり、涙をこぼしながら瀟湘館に戻ります。
 見れば黛玉は高熱で真っ赤になっていました。紫鵑は慌てて李を呼びます。李が駆けつけた時には、かの黛玉はもはや口も利けねば、涙も最後の一滴まで枯れ果てたあとでした。
 かくしてその晩、黛玉は「宝玉さん、よくも…」と叫び残し、探春・李・紫鵑に看取られて息を引き取りました。ちょうど宝玉と宝釵の婚儀が行われた時刻でした。

■宝玉、宝釵と結婚する(第97・98回)
 熙鳳の策略で、「黛さんをお嫁にもらってくださるのよ」と言われてご満悦の宝玉、幾分正気に戻り、体の方も目立ってしゃんとしてきました。 そして呙位閮xの日。新婦のかずきを取った宝玉は、彼女が宝釵であるのを見て呆然とします。しかも先程まで新婦についていた雪雁が、鶯児に入れ替わっています。
 襲人に「お嫁に迎えられたのは宝釵さまです」と言い切られ、頭の中がこんがらがった宝玉は、ついに「黛さんに会いに行く!」と言ってごね始めます。やむなく一同は、安息香を焚いて宝玉を寝かしつけました。
 翌日、賈政の見送りを終えると宝玉の病状は急激に悪化します。宝釵は意を決して宝玉に伝えました。「黛さんはもうこの世を去られましたのよ」。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                         [B]名場面集[/B]

■大観園のバケモノ騒動(第101・102回)
 姉妹たちが一人また一人と去り、めっきり寂しくなった大観園に幽霊が出るとの噂が流れました。老女たちは怖がって園内の管理もほっぽりだすようになります。
 熙鳳は実際に秦可卿の幽霊に会い、尤氏は物に憑かれて暴れ回り、賈蓉・賈珍も次々に病に倒れます。勇んで園に様子を探りに入った賈赦も、付き添った小者が「バケモノだ~!」と言ってひっくり返ったのを見て、真に受ける始末。
 やむなく賈赦は道士団を呼び、盛大に妖魔退散の法要が行われます。

■金桂、誤って毒を飲んで死ぬ(第103回)
 王夫人の元に突然薛夫人からの使いがやってきました。ところがその老女、言うことが滅茶苦茶で全然わかりません。賈が出向いたところ、金桂が毒を飲んで死んだことがわかりました。事前に食した吸い物の中に砒素が入っていたようです。
 同部屋で寝起きしていた香菱が軟禁され、彼女は死なんばかりに泣きいります。宝釵は「吸い物を作ったのは宝蟾でしょう?なら宝蟾を疑うべきでしょう」と言って、宝蟾に縄をかけます。わめきちらす宝蟾。
 賈が役場に報告に出かけた後、金桂の母親と義弟(夏三)がわめきながら駆け込んできました。詰め寄る母親を薛未亡人が押し返したのを見て、「よくも母さんに手をかけおったな!」と叫び、椅子を振り上げて暴れ出す夏三。

■栄・寧国邸の家産没収(第105・106回)
 賈政が江西糧道の任務を弾劾されて帰郷し、邸で宴を開いていた折、突然趙長官と西平郡王が仱贽zんできます。「勅旨を奉じ、賈赦の家産検めにまいった」。
 趙長官の命令で差し押えが始まり、奥は大騒ぎとなります。その時、北静郡王が沙汰を受けて遣わされ、長官に賈赦を連れてさっさと引き上げるよう申し渡しました。西平郡王は趙長官を恨み、「王が勅旨を伝達にお越しくださらなかったら、こちらは大変な目にあっていましたよ」と申されます。
 結局、賈珍と賈赦は罪をおかした角で逮捕(世襲職は剥奪)され、寧国邸と賈赦分の財産は官に没収されることになりました。賈の部屋は最初に飛び込んだ長官の部下たちに荒らされ、熙鳳が貯め込んでいた巨万の財宝が跡形もなく持ち去られたばかりか、高利貸ししていた証文が証拠品として押収されることになりました。

■宝玉、黛玉を偲ぶ(第108・109回)
 宝釵の誕生祝を抜け出した宝玉は、引き留める襲人を制して大観園に入りました。老女たちに「こちらでは林のお姫様が亡くなったあと、いつも泣き声がするんです」と聞かされた宝玉、ぽたぽた涙を流して言います。
「黛さん、あなたを殺したのは私だ! でも私が裏切ったのではないのですよ」。襲人は慌てて宝玉を園から引っぱり出しました。
 その晩、「私が園に出かけたので、黛さんは夢の中で会ってくれるかもしれないぞ」と考えた宝玉は、表の間で寝ることにします。ところが爆睡して夢も何も見ずじまい。奥の宝釵はまんじりともせずに一夜を送りました。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                            [B]名場面集[/B]

■迎春、孫勝祖にいびり殺される(第108・109回)
 父・賈赦の一存で孫家に嫁いだ迎春でしたが、夫の紹祖はたちまち本性をむき出し、迎春を虐待し始めます。冬でも薄着しか着せず、食事もろくにあたえず、従ってきた侍女を追い出します。
 賈家の家産没収の折にも「お前の実家は貧乏神を背負いこんでいるから、お前の体に染み込んだら事だ」と言って里帰りを許さない孫紹祖。賈政が世襲職を継いでようやく帰省を許された迎春でしたが、数日後にはさっさと帰ってくるよう催促されます。「再びお会いする機会はないでしょう」と言って迎春はどっと涙を流しました。
 その後、一悶着あって一晩泣き明かした迎春は痰が詰まるまでになりますが、夫は医者も呼びません。その翌日、迎春はあっけなく亡くなります。嫁いでわずか一年有余でした。

■鴛鴦、史太君に殉じる(第110・111回)
 胃のもたれから大病を患った史太君は、家族の見守る中、83歳で亡くなります。鴛鴦は柩の前で泣きながら考えました。「私たちみたいな人間は誰が妾として部屋に入れられ、誰が小者に連れ添わされるかわからない。それなら死んでしまったほうがまだよい」。そう決めてぼんやり歩いていると、戸口で誰かが首をくくろうとしている様子。鴛鴦が近づくと、その姿はかき消えました。
 「そうだあれは東屋敷の蓉様の前の奥様(可卿)。私に死に方を教えてくれたに違いない」。そう合点すると鴛鴦は梁に腰帯をかけ、首を差し入れました。

■妙玉、強盗に拐かされる(第111・112回)
 史太君の葬送で屋敷の男連中が留守にしている隙をつき、伽我晃钉稳ㄖ苋黏瘟x子)の手引きで栄国邸に強盗に押し入ります。その晩、妙玉はたまたま惜春を見舞いに訪れ、碁を打っていました。惜春の部屋をのぞき込んだ伽稀⒚钣瘠蚊烂菠艘膜蚱黏长筏铺い咿zもうとしますが、包勇に打ちかかられて退却します。
 ところがその伽厦钣瘠蛑Bめ切れず、再び翠庵に忍び込んで悶香を焚きます。伽蟿婴堡胜胜盲棵钣瘠虮池摛ぁ⒊情Tを抜け出して、他の一味と共に落ちのびていきました。

■熙鳳、巧姐を託して逝く(第113・114回)
 気丈だった熙鳳も物語後半は病に伏せることが多くなり、栄国邸に強盗が入った後は起きあがることも出来なくなりました。周囲ももはや本復は難しいものと見ています。
 尤二姐の亡霊や物の怪にうなされる毎日。そんな時、劉婆さんが史太君の悲報を聞いて悔やみに訪れます。かつて幽鬼の類を鼻で笑っていた熙鳳が、劉婆さんが願掛けをしてくれることに最後の望みを託します。熙鳳はまた「巧姐もあなたに預けます」と劉婆さんに述べます。かつて平児にも「私の亡きあと、巧姐を育ててほしい」と言っていました(第106回)。それが間もなく現実のものとなります。
 その晩、熙鳳死去。享年26歳でした。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                                   [B]名場面集[/B]

■宝玉、再び太虚幻境を訪れる(第116回)
 かさ頭の僧から通霊宝玉を受け取って正気に戻った宝玉でしたが、麝月の一言を聞いてバッタリ意識を失います。いつしか宝玉の霊魂は僧について幻境の前まで来ていました。
 宝玉は再び金陵十二釵を読みます。ところが、幻境の仙女たち(鴛鴦・熙鳳・晴・可卿・迎春・尤三姐・黛玉)は宝玉を冷たくあしらった上、妖怪変化に姿を変えて宝玉を襲いました。かさ頭の僧はそれを祓った後、「俗世の情縁というものは、ああした魔障に過ぎぬのだ」と諭して蘇生させます。
 数日の後、再び現れた僧との問答で宝玉はついに自分の素性を看破し、俗縁を断って出家することを決意しました。

■巧姐、外藩の王に売られそうになる(第118・119回)
 外藩の王が側妾を買い入れようとしているのを聞き込んだ徳全・王仁・賈環・賈芸は、巧姐を嫁がせて一儲けしようと企みます。折から賈は賈赦の見舞いに出かけて留守にしており、夫人を丸め込んで3日後に輿入れというところまでこぎつけました。
 これを聞いて驚く巧姐と平児。そこへひょっこり現れた劉婆さん、「私どもの村へいらせられませ」と提案します。さっそく車を手配し、巧姐を青児(劉婆さんの孫娘)に扮させて仱护蓼埂F絻工猡长欷蛩亭瓿訾工栅辘颏筏栖嚖孙wび仱辍压·蛲殉訾筏骑Lのように走り去りました。

■宝玉、受験後に失踪(第119・120回)
 科挙受験に出向くにあたり、宝玉と賈蘭は奥に挨拶にあがりました。宝玉は王夫人と李に向かって「必ず及第します」と述べると、宝釵の前に進み出て、丁寧に揖礼をします。一同はどうしてそんなまねをするのか、と奇異の念を覚えます。その時、宝釵の目から涙がどっと溢れ出しました(これが二人の今生の別れになりました)。
 宝玉は受験後に行方不明となりました。一方、史太君の柩を守って金陵まで出かけていた賈政は、毘陵という所まで来た時、雪の中で自分に向かって拝礼をしている者の姿を見ます。坊主頭に裸足、猩猩緋のケットのマントに身を包んでいます。
「宝玉ではないか?」と問う賈政に、嬉しそうな悲しそうな表情を返す宝玉。
「俗縁は終わったのだ、さあ参ろう」と僧と道士とに引っ立てられるようにして背を向ける宝玉。賈政は必死に後を追いますが、彼ら3人の姿は煙のように消えてしまいました。


■襲人、蒋玉函に嫁ぐ(第119・120回)
 宝玉の失踪後、「部屋の者全てに暇を取らせましょう」との話を盗み聞いた襲人は死なんばかりに泣きいって昏倒します。親戚の取り持ちで蒋家との縁談がまとまると、自害することばかりを考えて泣きどおしでしたが、周囲の好意を無にできず、死ぬことができぬまま蒋家に嫁ぎました。
 衣装櫃に緋色の腰帯を見て、彼女が襲人だと知った婿殿は、かつて宝玉と交換した腰帯を襲人に見せます。彼こそは宝玉と親交のあった蒋玉函でした。ここに襲人は前世からの因縁を信じるに至り、心事を玉函に打ち明けます。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
                           [B]紅楼夢アイテム事典[/B]

(1)恋愛にまつわったアイテム
■通霊宝玉(第1回~)
 賈宝玉が生まれた時に口に含んでいた五色の透き通った美しい玉(赤ん坊の口から怪しげな石が出てきたのにめでたい!珍しい!と喜んでいていいのでしょうか…)。雀の卵ほどの大きさで、茫茫大士の手による「莫失莫忘、仙寿恒昌」の8字が刻まれています。もちろん、大荒山は青峯のふもとに捨てられていた荒岩の仮の姿。
 宝玉はこれを常に頸から下げていましたが、婚儀前に紛失し、宝玉は白痴状態に陥ります。俗事の禍を避けるために茫茫大士が持ち去ったということですが、石頭記は「通霊玉が自分の目で見たもの」を記したはず。この間の記述は想像で書いたのでしょうか…

■黄金の首飾り(第8回~)
 宝釵が身につけている錠前型の首飾り。茫茫大士が「必ずともに黄金造りの佩げ物に彫りつけておくように」と「不離不棄、芳齢永継」の8字を授けました。これを受けて作られた珠宝と黄金でつくった佩げ物。
 この8字は通霊宝玉の文句と対になっており、「金玉縁」により宝玉と宝釵は結ばれる呙摔ⅳ辘蓼筏浚ǹ激à皮撙毪让C4笫郡瑒偈证私鹩窨Fを作ったのでは?)。

■風月宝鑑(第12回)
 太虚幻境の空霊殿から出たもので、警幻仙姑の手づくりの品。渺渺真人が宝鑑を賈瑞に渡す際に「邪思妄動の症状をいやし、済世保生の功徳を授ける」と言っています。裏面は真(真実の姿)、正面は仮(夢想・願望の世界?)を写し、裏面を3日見続ければ本復できるとされました。
 賈瑞が覗くと裏には髑髏の立ち姿、表には手招きをする熙鳳の姿が映っていました。賈瑞は表の世界に浸って精気を使い果たし、息絶えています。

■金麒麟(第29回~)
 史湘雲が宮中製の組み紐で下げている頸飾り。一方で宝玉は張道士から別の金麒麟をもらい、2つの麒麟は第31回で対面します。
 一説には2つの麒麟はもともと対で、一個は史家に伝わって湘雲に渡り、一個は張道士(史太君が贈った?)から宝玉に渡りました。曹雪芹の遺稿ではこの麒麟はのち宝玉から衛若蘭に渡り、若蘭と湘雲がこの縁により結ばれたそうです。

■茜香羅(せんこうら)(第28回)
 蒋玉函が北静郡王から賜った緋色の腰帯。茜香国(どこ?)の女王からの献上品で、夏に締めると肌からよい香が出て一つも汗をかかないといいます(どういう原理だろう?)。蒋玉函が宝玉と初対面した時、記念の品として進呈しました。一方、宝玉が代わりに差出した海老茶色の腰帯は実は襲人のもので、部屋に帰った宝玉はこれを襲人に渡します(結果的に蒋玉函と襲人が腰帯を交換したことになります)。
 襲人が蒋玉函が嫁いだ時、お互いこれを見せ合い、因縁が前世から定められていたことを信じるに至りました。

■玉頂金豆(第34回)
 賈薔が齢官に買ってきた小鳥。銀子で一両八銭也。エサをやると小鳥が舞台をぐるぐる廻ったり、鬼の面やノボリをくわえたりします。齢官は「(屋敷に閉じこめられ、くだらぬ稽古をさせられている)私どもに当てつけているんですわ」とお冠。
 これを聞いて賈薔は大慌てで小鳥を放し、鳥护蜻丹瓑菠筏皮筏蓼い蓼筏俊YZ薔と齢官の恋はこの後、進展せずに終わったようです。

■仏手柑(第39・41回)
 探春の部屋の飾り物。紫壇の台上に大観窯の大盤があり、数十個の大仏手柑が盛られています。板児(劉婆さんの孫)がおもちゃにして遊んでいると、大姐(巧姐)がそれを見て、欲しいといって泣き出し、大姐の柚子と板児の仏手柑を交換しました。
 雪芹の遺稿では、板児と巧姐が将来結婚することになり、ここでそれを暗示させたそうです。

■雀金裘(じゃくきんきゅう)(第52回)
 史太君が宝玉に与えた烏雲豹のコート。オロシア国の特産で孔雀の毛を糸によって織り上げたもの。
 宝玉は後ろ襟のところにうっかり焦げ穴を作ってしまい、仕立屋も材料が分からずに直せない有様………裁縫に秀でた晴は病をおして徹夜でこれを繕いましたが、これが元で病が悪化してゆき、その若い命を落とすことになります。

■鴛鴦剣(第66回)
 柳湘蓮が肌身放さず持ち歩いていた剣。表に龍とキ(想像上の動物)が格闘している彫刻が施され、宝石が散りばめられた劉家伝来の遺品。湘蓮が尤三姐との結納の品として納めました。
 が、湘蓮は尤三姐が寧国邸に連なる人物と聞いて「あっちの人間は汚れ者、誰が結婚なんかするかぁ!」てな事で婚約を破棄、これを見た尤三姐は鴛鴦剣で自分の頸を刎ねてしまいました。そのあとこの剣はどうなったんでしょう?

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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
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(2)薬関係
■冷香丸(第6回)
 宝釵の持病(熱病の一種で咳が出るらしい)の薬。茫茫大士が処方(海上方)を伝え、それは次のような気の遠くなるものでした(しかも他の薬が一切効かないそうですから厄介)。
 「春咲きの白牡丹、夏咲きの百蓮、秋咲きの白芙蓉、冬咲きの白梅の花蕊を12両ずつ用意し、春分の日に日なたで乾し、粉薬と混ぜてひいておきます。雨水の日の雨、白露の日の露、霜降の日の霜、小雪の日の雪を12銭分ずつ集めた水を薬と混ぜます。12銭の蜂蜜と白砂糖を加えて丸薬にしてできあがり。甕に詰めて花の根元に埋めておきます」

■薔薇硝(そうびしょう)(第60回)
 杏斑癬(きょうはんせん)という湿疹につける薬。蕊官からの贈り物として芳官に届けられた時、たまたま居合わせた賈環が「半分分けてよ」とせがみます。芳官は茉莉粉を替わりに包んで渡しましたが、それを知った趙氏、「小娘が、うちの子をペテンにかけおって!」と怡紅院に怒鳴り込んでいきます。

■茯苓霜(ぶくりょうそう)(第60回)
 粤東(広東省東部)の千年松の根本に生えるマツホドのエキスを採って薬と調合して粉にしたもの。母乳(または牛乳か白湯)で練って毎朝一杯飲むと精がつくとのこと。門番をしている柳五児の伯父が粤東の役員から頂戴しました(ホントは茯苓の産地は雲南だそうですけど)。
 五児は茯苓霜を芳官にお裾分けするため怡紅院を訪ねましたが、帰りに林之孝の女房に愫悉铯护筏蓼埂U郅橥醴蛉摔尾课荬枪迓钉娛Г工胧录黏长盲皮い郡郡帷⑽鍍工系沥撙我嗓い颏堡椁欷埔粫娷浗丹欷蓼筏俊
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(3)アクセサリー
■脊苓香念珠(せきれいこうねんじゅ)(第15回)
 香木で作った数珠。北静郡王が陛下から賜ったもので、宝玉に初対面の引き出物として進呈しました。のちに宝玉はこれを黛玉に贈ろうとしますが、黛玉は「臭い男の持っていた物など欲しくありません」と言って投げ捨てます(そんな…)。

■紅麝の串(こうじゃのうでわ)(第28回)
 元春妃が宝玉と宝釵らに端午の節句の祝い物として賜った麝香煉りの数珠状の赤い腕輪。宝釵に腕輪を見せてくれと頼んだ宝玉でしたが、彼は宝釵が腕輪を外す様を眺めるうち、ぼうっと彼女の美しさに見取れていました。それを見た黛玉が宝玉にハンカチを投げつけます(こう書くと黛玉が嫉妬したような印象があるなぁ…)。

■蝦鬚(かしゅたく)(第52回)
 平児の腕輪。蟹を食べる宴が開かれた時に、平児がちょっと外して置いたのを墜児(宝玉の侍女見習)が盗み出しました。宋婆さんが見つけて熙鳳の所へ報告に来ます(幸い熙鳳が不在で平児が取り次ぎました)。
 これを盗み聞いた宝玉から晴に話が伝わり、カッとなった晴は墜児を屋敷から追い出してしまいます。

■絲金鳳(るいしきんぽう)(第73回)
 真珠を連ねた迎春の釵(かんざし)。乳母の王婆さんがバクチの質種にかすめ取ったことが分かりました。折から王婆さんがバクチの大胴元として摘発され、罰を受けることになり、息子嫁が迎春に取りなしを頼みに来ます。
 「まずはルイ金鳳を返してからの話にしましょうよ」と言い切る繍橘(これは正論)に対し、「どこだってうまいことをやってない乳母はいないわよ。私たちだけが悪いっていうの?」と開き直る王住児の女房(おいおい)。

■繍春嚢(しゅうしゅんのう)(第73・74回)
 築山の裏手で馬鹿姉やが拾った五色の縫取りを施した春画の香袋。夫人から王夫人に渡り、彼女は熙鳳に嫌疑をかけますが、熙鳳は潔白を証言しました。この犯人をつきとめるために大観園内の大抄検が行われることになります。実は司棋が持ち込んだものでした。
○アクセサリーじゃないですけど、便宜上ここに入れました。
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 楼主| 发表于 2003-12-11 23:00:00 | 显示全部楼层
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(4)その他
■護官符(第4回)
 省内の豪族高官などの顔役連中の姓名を記した書抜き。その家に関する言い伝え、先祖の爵位、分派の順序まで細かに書き記してあります。各省ごとにあるようです。
 雨村が見た応天府のものには賈家(栄・寧)、史家、薛家、王家について記されていました。

■羣芳髄・千紅一窟・万艶同杯(第5回)
 いずれも太虚幻境の品。
 「羣芳髄」はお香。諸方の名山勝景で採れた初生りの珍草のエキスに、様々な珍木の油を調合してこしらえたもの。
 「千紅一窟」はお茶。放春山の遣香洞で採れた茶葉を仙人霊葉にむすんだ朝露で沸かしたもの。
 「万艶同杯」は酒。百花の蕊と万木の汁に麒麟の髄のもろみと鳳凰の乳の麹とを合わせて醸したもの。

■玉簪花棒(ぎょくしんかぼう)(第44回)
 紫茉莉花の種子を粉にひき、香料を混ぜてこしらえた白粉(おしろい)。平児が怡紅院に来た時、宝玉が(自分の找猡卧^として)彼女に渡しました。一緒に渡した紅は、しぼった油を澄ませておりを取り、化粧水を配合して蒸留したものとのこと。

■慧紋(けいもん)(第53回)
 姑蘇の女子、慧娘の作で屏風の上に花と詩句を縫い取ったもの。その風雅なデザインと草書体の見事さから天下に名声が知れ渡っていましたが、彼女がその技術を売り物にする気がなかった上に、18歳で夭折したことから、所有する者はまれであるといいます。
 賈邸でも三点あるばかりでしたが、宮中に二点献上したので、史太君は残る一点を非常に珍重していました。宗祠の祭で使われています。

■大観園の図(第82回)
 もともとは劉婆さんが「この園を絵に描いてくださる人はいませんでしょうか」と言ったのを受けて、史太君が惜春に描くよう命じたもの(第40回)。その後の経過をたどってみると
○園だけ描く予定だったのに、「人間もそっくり描くように」と史太君が命じました。宝釵が必要な材料を提言し(なんでこんなに詳しい?)、惜春は詩会に1年の休みをもらって描き始めます(第42回)。
○姉妹たちが香菱を連れて絵を見に来ると、三分かたできたところでした(第48回)。
○史太君が絵を見に来て「暮れまでに描いておくれ」と言います。そして「琴ちゃん(宝琴)と女の子と梅の花を急いで描き加えなさい」との注文に困り果てる惜春(第50回)。
○絵が完成し、湘雲と探春が絵の品評をしています(第82回)。
…こうして見ると史太君のわがままに惜春が振り回されているような気がするのは私だけでしょうか?(そして出来た絵はその後どうなったのだろう?)

■漢宮春暁・置き時計・母珠・鮫帳(第92回)
 馮紫英が栄国邸に売りに来た舶来の品。4つで銀子2万両とのことでしたが、賈家にはそんな金銭的余裕はありませんでした。
 「漢宮春暁」は24枚物の屏風で、総紫壇に彫り物を施したもの。宮女の装いをした女子が1枚に50、60人描かれています。
 「置時計」は高さ三尺余りのからくり時計。時刻になると牌を持った童が現れ、10個の人形が音楽を奏でるというもの。
 「母珠」は竜眼くらいの珠で、小さなたくさんの珠を盆にあけ、母珠を真ん中に置くと小珠がみんな母珠にくっついてしまいます(磁石でしょうね)。
 「鮫ショウ帳」は鮫糸で織った藍色の紗。たたんだ時はちっぽけなのに、広げると余程大きな部屋でないと張りきれない大きさになります(でもただの蚊帳)。
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发表于 2012-3-23 20:59:51 | 显示全部楼层
好可惜,没了~
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发表于 2012-3-31 15:48:08 | 显示全部楼层
很好啊,收藏了 thx
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