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新年に神社やお寺に参拝し、一年の無事を祈ることを初詣といいます。昔は初詣に行くのは元旦だけでしたが、今は「松の内」に行けばいいようです。神社にお参りする人は、まず入口の近くにある「手水」で手や口を清めます。それから心を落ち着けて、神様の前に行き、お参りします。去年が無事に過ぎたお礼を言ったり、新しい年がよい年であるようにお願いしたりします。日本人にとって、お正月はあらゆるものが新しく始まるときで、初詣で気持ちを新たにするのです。
最近は、初詣に行く人が全国的に有名な神社やお寺などに集中する傾向があるそうです。東京の明治神宮、大阪の住吉大社などには何百万人もの人が訪れ、ごった返します。新年をお寺や神社で迎える人もいるので、12月31日には電車が終夜運転となります。しかし、このような混雑を避けて、近所の小さな神社やお寺に行く人もたくさんいます。 |
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