二、人口
人口統計 2000年末現在、総人口は4164.47万人。
人口増加率 人口の自然増加率は0.98%。
平均寿命 68.3歳(2000年末現在)
民族の分
布と人口
の比例 江西省には38の民族がある。そのうち漢族の人口がもっとも多く、総人口の99%以上を占める。人口の多い少数民族は回族、シェー族、チワン族、満州族、ミャオ族、ヤオ族、蒙古族、トン族、朝鮮族、トウチャ族、プイ族などである。そのなかで回族とシェー族の人口がもっとも多い。そのほかにペー族、イー族、リー族、高山族、チベット族、シュイ族、タイ族、マオナン族、ナシ族、シポ族、トウ族、ハニ族、チャン族、モーラオ族、ウイグル族、リースー族、ダオール族、コーラオ族、ユイグー族、ジン族、トーロン族、ラフ族、ジンプォ族、プーラン族、ロシア族とジヌオ族の人も住んでいる。
少数民族の中のシェー族の人たちは鉛山太源のシェー族郷と貴渓樟坪シェー族郷および永豊、吉安、興国、武寧、徳安、資渓、宜黄、楽安などの市や県の30以上のシェー族の村に集中して住んでいる。ヤオ族の一部も全南瑶山、喇叭山に集中して住んでいる。他の少数民族はいずれも分散して住んでいる。
人口の密度は一キロあたり259人である。
三、経済
国内総生産(GDP) 2001年における国内総生産は2176億元である。
第一次産業、第二次産業、第三次産業の国民経済に占める比率はそれぞれ 24.2%、35.0%、40.8%
財政収入 2001年に財政総収入は200.1億元で、前年より16.6%増加し、このうち地方財政収入は111.55億元で、6.1%増加した。
工業生産額と伸び率 2000年の省全体の工業増加額は539.78億元で、前年比6.1%増。そのうち、国有工業企業および年間販売額が500万元を上回る非国有工業企業の増加額は269.81億元に達し、7.4%増。
農業生産額と成長率 2000年の省全体の農業総生産額は760億元で、前年比2.8%増。
対外貿易
の状況 省全体の輸出品は58種類、1193の品種に達し、153の国や地域に輸出されている。2000年は対外貿易の面で輸出と輸入が同時に伸びることになった。一年を通じての税関統計における輸出入貿易総額は16億2399万ドルに達し、23.36%増えた。そのうち、輸出総額は11億9736万ドルで、前年より32.1%増えた。輸入総額は4億2663万ドルに達し、4.6%増えた。
外資利用
の状況 2001年に実際に利用した外資は5.5億ドルに達し、前年より68%増えた。年内に新規契約した外資利用プロジェクトは274に達し、9.6%増。外資利用金額は2億6568万ドルに達し、30.3%減少した。
年内に省全域で新規登録した「三資」企業は247社で、すべてが外国投資者の独資企業である。年末までのところ「三資」企業は2246社に達した。対外の工事請負、労務輸出入、設計諮問の新規契約金額は9503万ドルで、前年より18%減少し、実際達成した営業額は1億949万ドルで、28%増。
貧困人口および貧困支援計画 貧困人口の人数は89.5万人(2000年末現在)
2002年1月10日に江西省貧困支援開発指導グループの会議で今後の貧困支援計画と貧困支援資金の管理使用原則を確立した。
1、 1997年~1999年の3年間に一人あたりの農民の平均収入が1300元以下の563の郷(鎮)を同省の貧困支援の重点郷とする。
2、 「第10次5カ年計画」期に563の貧困支援重点郷の中で1200の村を重点的に扶助する。21の国家貧困支援開発重点県の中で720の村を重点的に扶助する。非重点県の中で480の村を重点的に扶助する。
3、 貧困支援資金の80%を重点村に用いる。そのうち60%の資金は重点県の重点村に用いる。40%の資金は非重点県の重点村に用いる。主に基本的生産生活条件の改善とインフラ整備に用いる。
4、 貧困支援資金の中の10%を科学技術による貧困支援に用いる。そのうち、5%は科学技術による貧困支援モデル基地に用いる。5%を科学技術のトレーニングと科学技術の推進に用いる。
5、 必要があれば、貧困支援資金のうち、10%を機動的にふりわける。
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