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旅というのは一般的に見れば人間の空間的な移動であるが、空間移動と時間移動の間に一つの類推をたててみた場合、例えば東京から仙台まで移動するのが旅であるように、少年期から老年期までの時間経過も一つの旅と考えることができよう。人が目的地に向かって旅する時、必ずたどるものは道であり、我々日本人はしばしば 生きる態度そのものを「道」に託する。花道、茶道、書道、柔道という言葉も、単なる技能としてとらえられたものではなく、それらの技能の習得を通して、我々日本人が日々、それぞれ生きる「道」を求めて行こうとしていることを表す言葉なのである。 (加藤秀俊「新旅行用心集」)
*託する:たとえる。 習得:習って自分のものにすること。 日々:毎日の生活の中で。
問:「生きる態度そのものを「道」に託する」とはどういうことか。
1. 道徳的に正しく生きるように心掛けようとする。
2. 何を目指すのかはっきり決めて歩こうとする。
3. 人生の目的はいろいろな技能を習得することだと考える。
4. 人生を一日一日の積み重ねとしてとらえる。
正确是4,是没错,可是3也没错啊!!晕。。。。3到底错在哪? |
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