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アネコって言う日本ドラマを見るたび、奈央子さんに感心される気持ちが溢れてくる
以下は奈央子さんが友達の結婚披露宴で発言させた言葉であり、心を込めれば読むと感動せずにはいられない
え~っと~。
私はですね、長い間、白馬の王子を必死に追いかけてきました。
あの人かな、この人かな、とそれはもう大変な騒ぎで。
34年間の時間とエネルギーを全てそこに費やしてきたと言っても
過言ではありません。
でもある時、ある人が私に言ったんです。
結婚はゴールじゃない。逃げ道でもない。
まぁ、OLというものは楽じゃありません。
代わり映えのしない毎日の中で、独身男はどんどん消えていき、
後輩達にも先を越され、仕事をしっかりやってても、
寂しい女と思われはしないかって、
心の中で、じたばたじたばた、焦って戦っているんですよね。
そこから脱出する一縷の望みは、合コンと、結婚だけだ!
なんつって。
ある日気がつくと、私は、何もかも無くして
本当に一人ぼっちになっていました。
でもそんな時、別のある人が私に言ったんです。
ゆっくりとした時間の中で、今日するべきことをする。
それが幸せだって。
出口の見えないトンネルを、息切れしながら走っていた
私の毎日に、風が吹きました。
その時やっとわかったんです。
幸せは、がむしゃらに追いかけるものではない。
ましてや、戦って勝ち取るものでもない。
それは多分、自分のすぐそばにある。
そんな、そこにある幸せに、私は、気づいていないだけでした。
そういう一瞬一瞬を分かち合える人がいることが、
本当に幸せですよね。
だからやっぱり、ものすごーく羨ましいです。
立花さん、加奈さん、いつまでも仲良く、お幸せに。」 |
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