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楼主 |
发表于 2011-1-31 11:49:33
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教師と生徒のあいだではよく『信頼関係』という言葉が使われます。中学生も携帯電話を持つことが当たり前になった頃から時々、私の携帯にも、死にたいとか、生きてる理由がわからないというメールが届くようになりました。大抵が夜中の二時三時で、そんな非常識な時間に届くメールなんて無視してやろうかと思うこともあるのですが、そういうわけにもいきません。悪質なケースもありました。若い男性の先生のもとにクラスの女子生徒から「先生助けて、友だちが大変なの」というメールが届き、ラブホテルの前に呼び出されました。場所が場所なだけに、その先生も少し警戒するべきだったのですが、とにかく急いで駆けつけました。そこを写真に撮られたのです。翌日、保護者が学校に乗り込んできました。警察に訴えると大騒ぎです。しかし、私たち教員はすぐにこれが狂言だとわかりました。その先生は外見の性と内面の性が違っていたからです。こんな狂言のために性同一性障害のことを公表する必要はない、と私たちは止めたのですが、その先生は教師としてのプライドを守りたいと保護者と生徒に真実を公表しました。授業中のおしゃべりを注意され、なんで私だけと腹が立ってやった。こんなくだらないことが原因でした。「処分?」ありません。情緒不安定な年頃の子供たちの担任に、オカマだのシングルマザーだのいったいこの学校はどうなっているんだ!自分の娘のとった行動は棚にあげ、あくまで学校を糾弾する保護者に結局は負けてしまったことになるのでしょうか。教育の現場で勝ち負けというのもおかしな話ですが……。「その先生ですか?」昨年転勤され、別の中学校で女性教師として活躍されていますよ。
極端な例をあげてしまいましたが、これが別の男性教員でしたら無実を証明するのは難しかったかもしれません。それ以後、S中学校では、たとえ自分のクラスの生徒でも呼び出した相手が異性の場合、別の同性の先生に連絡を取って行ってもらうことになっています。全学年四クラスですが、どの学年の担任も男女二名ずつになっているのは、そういったケースに対処しやすいようにするためです。このクラスの男の子が私を呼び出した場合、私はA組の戸倉先生に連絡を取り、代わりに行ってもらうことになります。逆に、A組の女の子に何かあった場合は私が行きます。「知らなかった?」知らせていませんから。「戸倉先生が来るくらいなら、本当にピンチのときでもメールできない?」長谷川くん、体育の時間に何か悪いことでもしましたか?今、長谷川くんは本当にピンチのときと言いましたが、中にはそんなメールもあります。でもそれは私の判断で申し訳ないのですが、年に数回あるかないかです。もちろんメールを送った本人はそのとき本当に死にたいと思っていたり、生きている意味が分からないと行き場のない思いを抱えていたのかもしれません。自分のことだけで精一杯だったのかもしれません。それはそれでかまいませんが、せめてメールを送る相手が何をしているか、そんな細かな心配りくらいはできるようになってほしいものです。しかし、それでもメールが届くうちはまだいいのかもしれません。本当に深く陰湿な思いを抱いている生徒は教師なんかにメールを送るわけないのですから。
メールに依存していたのは、むしろ、私の方だったのです。
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