咖啡日语论坛

 找回密码
 注~册
搜索
查看: 895|回复: 1

[天声人语] 天声人语 20110212 沉睡南极百年的威士忌

[复制链接]
发表于 2011-2-14 15:52:20 | 显示全部楼层 |阅读模式
本帖最后由 reiuka2 于 2011-2-14 16:21 编辑

沉睡南极百年的威士忌
2011年2月12日(土)付
 まいど東京暮らしの寝言ながら、靴底ほどでも積もると雪の煩わしさを痛感する。そして雪国にわびながら、白魔を味方に熟す雪中酒を思う。風土と時だけが醸す味といえば、南極にて100年を経た「氷中酒」の記事があった。
       尽管积雪对于生活在东京的我们来说简直是像是梦话一样,但当雪积到鞋底的厚度时总会深刻体会到下雪带来的不方便。心中一边觉得对不起多雪的地区,一边想起要在大雪中酿熟的雪中酒。说起要经过风霜时日才能酿出的味道,刚好有一则在南极沉睡了100年的“冰中酒”的报道。
   20世紀初めに英国の探検隊が残したウイスキーである。小屋の床下、ブランデーと共に五つの木箱で眠っていた。スコッチの中の氷は見飽きたが、氷中のスコッチは初耳だ。
       那是20世纪初英国探险队留下的威士忌。它们跟白兰地一起,一共五个木箱沉睡在小屋的地板下。在苏格兰威士忌放冰块我们见多了,但放在冰里的威士忌还是第一次听说。
   隊長のアーネスト・シャクルトンは、南極に挑み続けた猛者。その酒は、人類初の南極点到達までわずかに迫った旅の品らしい。11本がニュージーランドで解凍され、一部が分析のため英国に里帰りした。
       探险队的队长欧内斯特・沙克尔顿是位屡屡向南极探险发起挑战的勇士。这些酒,似乎是那次离人类首次到达南极点只有一步之遥的旅行时携带的行李。11瓶酒在新西兰解冻后,其中一部分已送回故乡英国做分析。
   アムンゼンやスコットに先を越されたシャクルトンは、次に南極横断を企てる。氷海で船を失うものの、2年近い苦難の末に28人全員が生還を果たし、英雄になった。死闘を記した『エンデュアランス号漂流記』(中公文庫)にも、遭難前、船中のクリスマスをウオツカやラムで祝う場面がある。厳しい極地行に酒は必携だった。
       被阿蒙森和斯科特爬了头的沙克尔顿接下来试图横跨南极。尽管在冰海中失去了船只,但经过近两年的磨难,28名队员全部生还,成为英雄。在记述了这次殊死战斗的《持久号漂流记》(中公文库)当中,也描述了遇难前队员在船上喝伏特加和朗姆酒庆祝圣诞的情景。自然条件极为恶劣的极地之行,酒是必携品。
   リーダーシップに防寒衣を着せたような探検家である。いずれ皆で乾杯すべく埋めたのではないか。夢はかなわず、47歳での探検途上、不帰の客となった。「ライオンとして死ぬより、ロバとして生きたい」の言葉が残る。
       沙克尔顿是位穿着防寒衣的领导才能卓著的探险家。他埋下这些酒一定是准备大家干杯庆祝胜利时用的。然而没等梦想实现,47岁的他就在探险途中魂归天国。留下“与其像狮子那样死去,不如像毛驴那样活下去”的字句。
   オーロラの下で価値を蓄えた希代の蒸留酒。売れば1本10万ドル(約830万円)という。琥珀(こはく)色の液体は、ロバに徹した男の自負や嫉妬のすべてを溶かし込み、香(かぐわ)しく揺れる。封を解くのが誰であれ、喜々として氷と戯れよう。
       这些在极光下不断增值的珍贵的蒸馏酒,据说如果出售的话价格将高达10万美金一瓶(约合830万日元)。这些琥珀色的液体,把自诩为毛驴的男人的所有自负与嫉妒都溶解在里面,散发出浓烈的芳香。不管开封的是谁,应该都会喜孜孜地跟冰嬉戏一下吧。
回复

使用道具 举报

发表于 2011-2-14 16:44:27 | 显示全部楼层
そして雪国にわびながら
一边对多雪地区感到抱歉  

アムンゼンやスコットに先を越された
被阿蒙森和斯科特占先  

琥珀(こはく)色の液体は、ロバに徹した男の自負や嫉妬のすべてを溶かし込み、香(かぐわ)しく揺れる。
这些琥珀色的液体,溶入了自诩为毛驴的男人其所有自负与嫉妒,散发出馥郁芬芳。
回复 支持 反对

使用道具 举报

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注~册

本版积分规则

小黑屋|手机版|咖啡日语

GMT+8, 2024-5-4 05:28

Powered by Discuz! X3.4

© 2001-2017 Comsenz Inc.

快速回复 返回顶部 返回列表