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楼主: reiuka2

[其他翻译] 日中对照 畅销悬疑小说《告白》连载四

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 楼主| 发表于 2011-5-30 10:08:01 | 显示全部楼层
本帖最后由 reiuka2 于 2011-5-30 10:08 编辑

这段开始描写直树对维特和美月来家访的看法。很显然,他认为这是是阴谋。

翻译方面,前半部分有些错误,后半部分翻得不错。

1 病院に行って以来、外に出ることはできなくなったけれど、僕は家の中で穏やかに暮らしていた。
从去医院以后我就没法出门了。我想在家中过着平静的生活。

这句话没有把转折意思翻译出来,而且后半句意思不对,没有“想”这个意思。

去了医院以后,我虽然没法出门了,但在家中过的生活还是很平静的。


2 僕は毎日、インターネットで漫画を読んだり、その漫画の続きのストーリーを勝手に考えて、母さんが買ってくれた日記帳に書いたりして楽しんでいた。
我每天在网路上看漫画,自己想象漫画的后续情节,用妈妈替我买的日记本写日记。

后半句翻译有问题。是把漫画的后续情节写在日记本上。这个意思没有表达出来。

我每天在网上看漫画,或者自己想象漫画的后续情节,写在妈妈替我买的日记本上消磨时光。
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 楼主| 发表于 2011-5-31 09:36:41 | 显示全部楼层
 「この、無神経なババア、余計なことしゃべんなよ」
 機嫌よく部屋に上がってきた母さんに、僕は声を荒げ、辞書を投げつけた。母さんは呆然としていた。こんな反抗的な態度を取ったのは初めてだった。ドアを閉めると、涙が流れてきた。でも、僕はこれ以外に、自分を守る方法を思いつかなかった。
 寺田は週に一度、美月ちゃんと一緒にやってくる。そのたびに、僕は恐怖に取りつかれていた。母さんはあいつらを家の中に通すことはしなくなったけれど、来るなとは言わない。いったいつまで続くのだろう。
 部屋から出ることが怖かった。部屋にいても、ドアの外に森口や寺田や美月ちゃん、おまけにテニス部の顧問の戸倉までが立っているような気がして、怖くて何も手につかなかった。
 みんな、僕を殺そうとしている。
 インターネットで漫画を読んでいるのがバレたら、それこそ、殺されてしまう。森口なら、僕がインターネットでどこにアクセスしてるかくらい、すぐに突き止められるんじゃないか。もしも寺田が、居間に盗聴器でも仕掛けていたらどうしよう。ごはんを「おいしい」なんて言いながら食べる僕を、森口は許してくれるはずがない。
 僕は見張られている。
 何もできない。自分の部屋に閉じこもり、ぼんやりと壁を眺めていると、白い壁に、あの事件の映像が浮かび上がってくるようになった。目をそらしたいのに、それすらも許されないような気がした。
 きっと、これは森口の怨念だ。
 一日中、壁を眺めるだけの生活。日付も時間もわからない。食事の味すらわからない。死ぬことが怖いのに、生きている実感もなかった。
 果たして、僕はまだ生きているのだろうか。
 久しぶりに自分の姿を鏡に映してみる。みすぼらしく不潔な姿。しかし、そこには「生」があった。髪が伸びている。爪が伸びている。皮膚の表面には垢だって浮いている。僕はまだ生きている。涙が流れてきた。溢れて止まらない。
 僕は生きている、生きている、生きている!
 伸びた髪と爪、そして汚れていくからだが、僕の生きている証だ。目や耳を覆ってしまった髪は、僕の表情w隠してくれる、僕をあいつらから守ってくれる、そして、まだ生きていることを教えてくれる。
 心臓じゃない。髪こそが命の源なのだ。
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 楼主| 发表于 2011-5-31 09:38:30 | 显示全部楼层
  “没神经的臭老太婆,不要随便胡说八道!”
     妈妈很高兴地到我房间来,我对她大吼还拿字典丢她。妈妈完全愣住了。我第一次用这种反抗的态度对她。关上门我哭了。但是除此之外我想不出该怎么保护自己。
     寺田每个星期都跟美月一起来。每次我都陷入恐惧之中。妈妈没再让他们进家里来,但也没叫他们不要来。这到底要持续到什么时候呢!
     我害怕离开房间。就算关在房间里,我也觉得森口、寺田、美月,甚至连网球社的顾问户仓都站在外面,吓得我魂不守舍。
     大家都想杀掉我。
     要是我在网路上看漫画被发现了,就会被杀。要是森口的话,八成可以立刻逮到我在哪里上网吧!要是寺田在客厅装了窃听器该怎么办!森口绝对不会原谅一面说“好吃”一面吃饭的我。
     我被监视了。
     什么事也不能做。我关在自己的房间里,茫然望着墙壁。白色的墙壁上映出那次事件的影像。虽然想别开视线,但好像有人不允许。
     这一定是森口的怨恨作祟。
     整天望着墙壁的生活。星期几、现在几点都搞不清楚。吃东西也都没有味道。虽然害怕死亡,却没有活着的感觉。
     我到底是不是还活着呢?
     在镜中看见很久不见的自己。不忍卒睹的肮脏样子。但这是“活着”的证明。头发在长长。指甲在长长。污垢堆积在皮肤表面。我还活着。眼泪流出来了。停不下来。
     我还活着、我还活着、我还活着!
     长头发跟长指甲,以及肮脏的样子,就是我活着的证明。遮住眼睛耳朵的头发也遮住了我的表情、替我抵挡了那些家伙,然后告诉我,我还活着。
     生命的源头不是心脏,而是头发。
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 楼主| 发表于 2011-5-31 09:47:53 | 显示全部楼层
这段描写看出,直树已经开始精神错乱了。应该属于被害妄想一类吧。也交待了他为什么后来被妈妈剪了头发后发狂的原因。

翻译貌似没什么大问题。
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 楼主| 发表于 2011-6-1 08:22:26 | 显示全部楼层
本帖最后由 reiuka2 于 2011-6-1 08:22 编辑

    黒い塊を呆然と眺めている少年。――復讐から、約四ヶ月後。
 
 からだが沈み込んでいくような眠りから目を覚ますと、枕元には、黒い塊が撒き散らされていた。
 何だ?これは……。
 重い頭を振りながら、僕はそれを手に取ってみる。指でこすると、パラパラと糸状になって落ちていく。おそるおそる頭を触ると、耳に直接手が触れた。
 髪がない……。これは、僕の、髪だ。僕の、命!命!命!
 沼の底が溶け始め、ズブズブとからだが沈んでいく。目に耳に鼻に口に泥が流れ込んでくる。苦しい、苦しい、息ができない。
 死、死、死、死、死、死、死、死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死……。
 死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……。
 嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い……。
 誰か、助けて……。
 僕が目覚めた場所は天国ではなかった。すっかり荒れてはいるけれど、まぎれもなく僕の部屋だった。まだ生きている。息をしている。手足を動かすことができる。いや、本当に生きているのか?
 部屋を出て、下に降りると、居間で母さんが机に伏せたまま眠っていた。やっぱりここは僕の家だ。風呂場に向かい、洗面台の鏡に自分の姿を映してみる。
 そうか。死に切れていないのは、まだ、生の証が残っているからだ。
 引き出しから、小学生の頃使っていた電気バリカンを取り出す。中学生になるまで、散髪はいつも母さんがしてくれていた。脂ぎった髪が刃にひっかかり、ほんのわずかな固まりが、足元に落ちる。と同時に、僕の中からわずかに、何かが消えた。そういうことか。生の証が死の恐怖だったんだ。それなら、泥沼から這い出す方法はただ一つ……。
 バリカンを今度は強く押し当て動かした。静かな音は、僕のからだから、命がはがれ落ちていく音のように聞こえた。
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 楼主| 发表于 2011-6-1 08:26:19 | 显示全部楼层
   茫然望着黑色物体的少年。——复仇之后约四个月

     我从全身动弹不得般的睡眠中醒来,枕头旁边散落着黑色物体。
     这是什么啊?……
     我晃晃沉重的头,伸手拿起来看。黑色物体用手一搓就散开成丝状掉落。我恐惧地摸上自己的头,手直接碰到耳朵。
     头发没了……。这是我的头发。我的头发,我的命!我的命!我的命!
     泥沼的底部开始溶解。我的身体慢慢沉下去。泥浆灌进我的眼睛鼻子嘴巴。好难受、好难受、无法呼吸。
     死、死、死、死、死、死、死、死、死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死……。
     我不想死、我不想死、我不想死、我不想死我不想死我不想死我不想死……。
     不要、不要、不要、不要、不要不要好可怕好可怕好可怕好可怕好可怕好可怕……。
     谁来救我啊……。
     我醒来的地方不是天堂。虽然到处一团糟,但的确是我的房间没错。我还活着。我还在呼吸。我的手脚都可以动。不,我真的还活着吗?
     离开房间下楼,妈妈趴在桌上睡着了。这里果然是我家。我进入浴室,盥洗台上方的镜子映出我的身影。
     原来如此。我之所以没有死是因为活着的证据还留着。
     我从抽屉里拿出从小学时代就开始用的电剃刀。直到上中学前头发都是妈妈帮我剃的。我按下开关,剃刀发出闷闷的嗡嗡声。我把剃刀轻轻抵在前额上。刀刃下一点的油腻头发落在脚边。在此同时我心中也消失了一点什么。原来如此。活着的证据就是死亡的恐惧。这样的话爬出泥沼的方法只有一个……。
     这次我用力压下剃刀。静静的震动在我听来就像是生命从我身上流失的声音。
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 楼主| 发表于 2011-6-1 08:51:58 | 显示全部楼层
这段描写了直树被妈妈剪了头发后的心理反应。看来这时他已经接近崩溃了。

这段的翻译还是很不错的,那种绝望的情绪也传达出来了。

バリカン这个词翻译成电剃刀,觉得不太准确,应该是推剪,给小孩子理发的那种。
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 楼主| 发表于 2011-6-2 09:33:55 | 显示全部楼层
 髪を刈り落とすと、次は爪を切った。そして、からだ中の垢を落とすために、シャワーを浴びた。タオルに石鹸を何度も付け直し、繰り返しこすり続ける。そのたびに、消しゴムのカスのような垢がボロボロとはがれ落ちていった。生の証は排水溝へと流れ込んでいく。
 どうして、死なないんだ?
 生の証をすべてからだから引き離したにもかかわらず、まだ息をしていることに、僕は戸惑いを覚えた。ふと、数ヶ月前に見たビデオを思い出す。
 ああ、そうか、ゾンビになったんだ。殺されても殺されても死なないゾンビ。おまけに、僕の血は生物兵器だ。それなら、町中の人たちをゾンビにしていけば、おもしろいかな。
 コンビニの棚に陳列された商品を、一つずつ触っていく。僕の手が触れたところには、赤い血がべったりとついている。
 生物武器、完成だ。
 僕はスタンプでも押していくように、おにぎりや弁当やペットボトルの蓋を触っていった。
 みんな、みんな、僕と同じ恐怖を味わえばいい。
 肩を叩かれた。アルバイトっぽい茶髪の店員だ。ものすごくイヤそうな目で僕の右手を見ている。僕も自分の手を見た。ポケットに忍ばせておいた剃刀の刃で切った手のひらからは、真っ赤な血が溢れ出している。
 血、血、血、赤く流れる血……。
 今までなんでもなかったのに、傷口を眺めているうちに、じんじんと脈打つような痛みを感じ始める。僕は、とっさに売る物の包帯の包みを開け、手に巻いた。
 迎えにきてくれたのは母さんだった。母さんはコンビニの店員と店長に、何度も何度も頭を下げて謝った。そして、僕の血がついた商品をすべて買い取った。
 帰り道、太陽はまだ低い位置にあるにもかかわらず、日差しは刺すように強かった。まぶしさに目を細め、顔に浮かんだ汗をぬぐいながらあるいているうちに、死の恐怖も生の証も、どうでもいいことのように思えてきた。包帯をぐるぐる巻きにした手がうずくし、おなかもすいていた。
とても、とても、疲れた……。
 隣を歩いている母さんをそっと見る。母さんは化粧をしていなかった。服も昨日と同じ。参観日のとき、母さんは自分が歳をとっていることを気にしていたけれど、僕はそんなことまったく気にならなかった。母さんは誰よりも綺麗にしていたからだ。それなのに、化粧をせずに外に出た母さんを見たのは初めだ。両手に二つずつコンビニのビニール袋を持っているから、鼻の頭に浮いた汗をぬぐうこともできない。僕はこぼれ落ちそうになる涙を必死でこらえた。
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 楼主| 发表于 2011-6-2 09:42:01 | 显示全部楼层
  我把头发剃光,接着是剪指甲,然后淋浴把身上的污垢洗掉。我重复用肥皂跟浴巾擦洗,污垢像橡皮擦屑一样掉下来。活着的证据从排水沟流掉了。
     我怎么还没死呢?
     活着的证据全部离开了我的身体,但我还在呼吸。我不知道到底是怎么回事。然后我突然想起了几个月以前看过的影片。
     啊,原来如此。我变成僵尸了。杀也杀不死的僵尸。而且我的血还是生物兵器。这样的话把镇上的人都变成僵尸的话,一定很好玩。
     我用手一个一个摸便利商店架子上陈列的商品。我的手碰到的地方都染上了鲜红的血。
     血、血、血、鲜红的血……
     我本来毫无感觉的,望着伤口的时候突然开始感到悸痛。我随手用店里卖的绷带把手包起来。
     来接我的是妈妈。妈妈对便利商店的店长和店员不停低头道歉,然后把沾到我的血的商品全买下了。
     回家的路上太阳已经西下,但阳光还是强烈得刺眼。我眯起眼睛,一面走一面擦拭脸上的汗水。我觉得死亡的恐惧跟活着的证明都不重要了。卷着绷带的手又痒又痛,肚子也饿了。
     真的、真的、好累……。
     我瞥向旁边的妈妈。她没有化妆,衣服也跟昨天一样。家长参观日的时候妈妈很在意自己老了,我根本一点都不觉得。妈妈比谁都漂亮。但这是我第一次看见妈妈没化妆。她两手分别提着两个便利商店的袋子,没办法擦拭鼻尖的汗。我死命忍住即将夺眶而出的泪水。
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 楼主| 发表于 2011-6-2 11:28:09 | 显示全部楼层
这段描写的是直树为什么要去便利店把货品都沾上自己的血。原来他认为自己是僵尸。直树的思维已经完全混乱了。

翻译里有一整段漏掉了。
 みんな、みんな、僕と同じ恐怖を味わえばいい。
 肩を叩かれた。アルバイトっぽい茶髪の店員だ。ものすごくイヤそうな目で僕の右手を見ている。僕も自分の手を見た。ポケットに忍ばせておいた剃刀の刃で切った手のひらからは、真っ赤な血が溢れ出している。

  让所有人都来感受一下我的恐惧好了。
  有人拍我肩膀。是个染黄头发的店员,看上去是兼职的。他用一付极其厌恶的眼神看着我的右手。我也看了下我的手。只见鲜红的血正从被藏在衣袋中的剃刀片割破的手掌汩汩流出。
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 楼主| 发表于 2011-6-2 11:34:49 | 显示全部楼层
还有两个小地方。

1 僕は、とっさに売る物の包帯の包みを開け、手に巻いた。
我随手用店里卖的绷带把手包起来。

とっさ不是随手,而是迅速、立即的意思。

2 母さんは誰よりも綺麗にしていたからだ。
妈妈比谁都漂亮。

妈妈打扮得比谁都漂亮。
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发表于 2011-6-2 17:29:31 | 显示全部楼层
回复 reiuka2 的帖子

生物武器、完成だ。
 僕はスタンプでも押していくように、おにぎりや弁当やペットボトルの蓋を触っていった。

貌似上面一句也没翻译哈

“生物武器,制造完成。
  我向贴邮票一样,开始触摸饭团、便当以及饮料瓶的盖子”

呵呵我翻译不行,仅供参考。
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 楼主| 发表于 2011-6-3 15:39:27 | 显示全部楼层
回复 此站幸福佳 的帖子

哦,是的,漏了好多呢。

你翻得很不错啊。不过 スタンプでも押して 不是 贴邮票,而是盖纪念戳的意思。
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 楼主| 发表于 2011-6-3 15:41:08 | 显示全部楼层
本帖最后由 reiuka2 于 2011-6-3 15:44 编辑

 僕は母さんのことを誤解していた。自分の理想に反した子供なんて、受け入れてくれないと思っていた。でも、母さんは、ゾンビになってしまった僕ですら、受け入れてくれている。
 本当のことを打ち明けよう。そして、ちゃんと警・察に連れて行ってもらおう。母さんが待っていてくれるなら、少しくらいつらい罰を受けることになっても、きっと我慢できる。人殺しになってしまった僕でも、母さんがいてくれれば、もう一度、やり直すことができる。
 でも、僕は今の気持ちを、どんなふうに伝えればいいのかわからなかった。正直に言えばいいのだろうけれど、見捨てられたらどうしよう、という不安はほんの数パーセント残っていた。
 うっそ、ぴよよ~ん。
 いざとなったとき、そんなふうに言える逃げ道がほしかった。だから、僕は自分の犯した罪を、ゾンビのフリをしたまま、母さんに打ち明けることにした。
 母さんに森口から受けた復讐のことを打ち明けながら、僕は重大なことに気付いた。
 感染しているかどうかなんて、まだ、わからないじゃないか。それに、感染していたとしても、発病するかどうかだってわからない。いったい僕は何に怯え続けて来たのだろう。
 沼の水が徐々に透明になっていく。
 僕はそんな解放感に浸りながら、森口の子を故意に殺したことを、母さんに打ち明けた。あの日プールで感じた優越感が、僕の中に再び湧き上がってきた。
 僕の告白を聞いた母さんは、相当なショックを受けた様子で、「警・察に行こう」とすぐには言ってくれなかった。でも、僕を突き放すようなこともしなかった。ほんの数パーセントの不安も消え、僕はうれしくてたまらなかった。
 「目を覚ましたのに、プールに投げ込んだのは、怖かったからでしょ?」
 母さんは何度も僕にそう訊ねた。「そうじゃない」と僕は心の中で答える。母さんの理想に限りなく近いヤツが失敗したことを、成功させたかったんだ。とは、さすがに言えなかった。
 僕は、母さんを心配させないように、甘えるように、警・察に行く覚悟があることをアピールし続けた。
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 楼主| 发表于 2011-6-3 15:48:19 | 显示全部楼层
  我误会妈妈了。我以为她不会接受不符合她理想的孩子。但是妈妈连变成僵尸的我都接受了。
     跟她说实话吧。然后让她带我去警・察局。要是妈妈等我的话,就算处罚有点难受我一定都能忍耐。变成杀人凶手的我只要有妈妈在,一定可以重新来过。
     但是我不知道该怎样表达现在的心情。直接说出来就好了,但要是被抛弃了怎么办呢?我还是有点不安。
     骗——人。
     要是情况不妙,我希望能这样说了就跑。所以我打算就以僵尸的样子跟妈妈坦白自己犯的罪行。
     我跟妈妈说被森口报复之事的时候,有了重大发现。
     到底有没有感染其实还不知道啊!就算感染了,什么时候会发病也不知道啊!我到底一直在怕什么呢?
     泥沼的水渐渐清澈起来了。
     我沉浸在解放感中,告诉妈妈我故意杀了森口的女儿。那天在游泳池畔感觉到的优越感又回来了。
     妈妈听到我的告白,显得相当震惊,没有说:“我们去警・察局吧。”但是她也没有排斥我。那一点点的不安也消失了,我好高兴。
     “小孩醒了你还把她丢进去,是因为很害怕吧?”
     妈妈反复问我。“不是那样的。”我在心中回答。几乎是妈妈理想的那个家伙做失败的事我成功了。这点我果然还是说不出。
     我为了不让妈妈担心,用撒娇的语气不停告诉她我已经准备好要去警・察局了。
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