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天声人语 7.8 日本核电站的托和黑话

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发表于 2011-7-8 09:41:20 | 显示全部楼层 |阅读模式
7.8   日本核电站的「托」和黑话
「サクラ」の語源ははっきりしないらしい。春に咲くサクラではない。客を装って品物をほめたり、高く買ったりして購買心をあおるサクラのことだ。露天商の隠語から広まったらしいと手元の辞典にはある。
「sakura」的起源似乎没有明确的说法。这里的「sakura」所指的并非春天肆意开放的樱花。而是那些冒充顾客,通过一味地夸赞商品或是刻意花高价购买的方式,来引诱他人购买的「托」。翻查了一下手头的字典,好像是从露天市场卖家的行业黑话中引申过来的用法。さて、電力会社にはどんな隠語があるのだろう。玄海原発の運転再開をめぐる県民向け説明会に絡み、九州電力の幹部が再開賛成の「サクラメール」を送るよう子会社などに指示していたことが露見した。会社思いの幹部の「単独犯行」と思う人は、まずいまい。
不过话说回来,在电力公司行业里是否也有着类似的黑话呢。联想到围绕玄海核电站再次启动的市民说明会,九州电力的高层向旗下子公司发送要求支持再次启动的「电托邮件」的行为遭到了曝光。看到这样的消息,大概没有人会认为这只是热爱公司的高层的“个人行为”吧。
企業の「文化」か、あうんの呼吸の上意下達か。社長の謝罪会見も奇態だった。「責任は私に」と言いつつ、関与を聞かれるとはぐらかした。押し問答が続き、途中でメモを渡されて「指示はしていません」。虚実と損得を天秤(てんびん)に掛けたのが丸見えだ。
这是一种企业的「文化」,抑或是一种亦步亦趋的上传下达呢。公司社长的道歉记者会也着实是一道奇观。一边说着“责任在我”,一边面对是否与此事有关的问题却又支支吾吾打太极。就在问责争论的过程中,台下有人传来纸条,继而又改口称“没有做任何指示。”浑然赤裸裸的避重就轻和权衡利弊。ものごとの倒錯を表すのに、足を削って靴に合わせる愚の例えがある。原発は事実を曲げ、真実を隠して「神話」という靴をはいてきた。そのうえ世論をゆがめる企てときては、欺瞞(ぎまん)はいよいよ深い。
为了颠倒是非而削足适履的愚蠢行为,于电力公司已有先例。在事件之初,核电站歪曲事实隐藏真相,给事件本身套上了一双叫做「神话」的鞋子。到了如今,为了误导社会舆论,对公众的欺瞒愈演愈烈。原発の怖さは放射能だけではない。反原発を貫いた故高木仁三郎氏の一冊から拝借すれば、こういうことだ。〈ひとつの原発の建設は、その他の選択肢をすべて圧殺してしまう。巨大な資本が投入され、地域経済も支配される。巨大権力集中型のエネルギー社会を否応(いやおう)なしに生み出していく〉。
核电的恐怖之处不仅仅在于其放射性。拜读了坚持反核的已故核能专家高木仁三郎的作品,就会明白这样一个道理。“一个核电站的建设,会将区域发展其他的选择统统扼杀。核电站有着巨大的资金投入,同时又可以支配当地的地区经济。不管愿意与否,核电建设最终都将衍生出了一个巨大权力集中化的能源社会。”聞けば海江田経産相も辞意を固めたそうだ。地震列島にこの政治、この電力会社。信ずべきものがいよいよ見つからない。
据闻,经济产业部海江田部长辞意已决。存在于地震带岛国中的一切,无论是国家政治,还是国家电力公司,都越来越让人无法信任。
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发表于 2011-7-8 10:36:23 | 显示全部楼层
素晴しい訳文でした。とても勉強になります。
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