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发表于 2012-9-14 12:08:08
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2012年9月 、世の中が多少騒がしい時期なのでこのスレッドにも少し書いておきたく思いました。
隣り合った国どうしが必ず嫌いあうと、単純には言えないんじゃないでしょうか。
隣にいれば相手の良い部分だけでなく悪い部分も良く見えます。家族や夫婦の関係と似ているかもしれません。相手の嫌な面に我慢できなくて小さな喧嘩をすることも少なくないでしょう。
でも「遠くの親戚より近くの他人」という日本の諺があるように21世紀の現在、大規模な自然災害が起きたときなどに一番頼りになるのは近隣諸国です
四川の地震でも日本の東北大地震でも被災した人々は他国の親切を見にしみて感じたと思います。
それからちょっと話を広げますが「国民どうしがお互いを嫌いあったから戦争が起きる」なんていうのはあまりに幼稚な発想じゃないですか。
例えば中国三国時代に魏、呉、蜀は絶え間なく戦争しました。あれは三国のそれぞれの国民が憎しみあったから起きた戦争でしょうか。絶対違いますね。その時代の一部の統治者だけが相手の土地や財産を欲しがったために起きたんです。三国演義を読むと、戦争の発端はほとんど曹操の権力への野望から始まってることがわかります。
古代じゃなくてちょっと近代の話もしましょうか。例えば日清戦争(中国では甲午戦争ですね)。この戦争も国民どうしが嫌いあったから起きたんでしょうか。全然違うでしょ。
あれは朝鮮も含めた各国の大資本家や皇帝、絶対君主のグループがさながら今のコンピュータゲームのように領土の獲得競争をしたから起こったんです。決して人民の総意ではありません。兵士として戦争に行かされ死んだほとんどの人々は最後まで理由を知らなかったでしょう。
権力者が戦争を起こしたい時に一番良く使う言い訳は「国益」です。政府はこの言葉で戦争が国民全体の利益につながるという嘘をつきます。でもちょっと調べればわかることですが21世紀の現代でさえ社会の富の90%以上をわずか1%の富裕層が所有しています。この比率はどこの国でもあまり差がないようですね。
ですから、例えば戦争によって新しく領土や資源を手に入れて、そこから利益を得られたとしても、おそらくその利益の大部分は1%の富裕層が独占するでしょう。あとの90%の国民は残ったわずかな収穫を分配するだけです。
そんな不公平なことはないはずだ、と思うかもしれませんが富裕層と権力者グループは財力と権力で当然のようにマスコミや報道機関を支配しています。自分たちに不利な報道は許しませんから、永遠に一般人民は真理を知ることができません。
さあ、戦争だ!というとき、政府はマスコミを利用して大キャンペーンです、新聞は敵国非難記事で埋め尽くされて、有名歌手は愛国歌を歌い、国民が喜んで戦争に協力するように脚本が書かれます。
最後に。20世紀以降、確かな事がひとつあります。それは「民主主義が実現している国どうしの戦争は一度もなかった」ということです。どちらか片方が独裁国家なら戦争は起きたことがあります。それはヒットラーのドイツが起こした第二次世界大戦がそうですね。
たとえば良い例はフランスとイギリス。両国は中世の時代に何百年にわたって戦争を続けましたが共に議会制民主主義が実現してから一切の戦争がなくなりました。
私は以前民間企業に勤めていましたが、自社の製品を宣伝するということは要するに客の頭の中を洗脳する、という事にほかなりません。
もし私が政府の一員になれば当然国民を洗脳するでしょう。洗脳されている人は通常、自分が洗脳されているとは決して感じないものです。
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