|
本帖最后由 nomimi 于 2016-2-1 22:20 编辑
【旅程】 郑愁予
对我说 微温的夕阳 如怀孕的妻的吻
私にとって、温もりの夕日はまるで妊娠している妻のキスのようだ。
在去年 我们穷过 在许多友人家 借了宿
去年、貧乏な私達は転々と多くの友人のところへ仮住まいの生活を送った。
可是 总得有个巢才行
しかし、絶対にいつかは自分達の家を持たなくちゃと思った。
在明春雪溶后 香椿芽儿 那么地 会短暂地被喜爱
来たる雪解けの春先に芽生えてくる青々しいチャンチンの新芽みたいに暫くは好かれよう。
而今年 我们沿着铁道走 靠许多电杆木休息
だが、今年に私達は鉄道に沿って歩いたり、電柱に背を持たせかけて休んだりした。
(真像背标子) 挤扬旗柱熬更 (多想吃那复叶)
(標識を背負っているように)掲揚柱を一斉に立てて夜明けを待つ(あの葉をどんなに食べたがろう)
而先 病虫害量的我们
でも、虫害を受けた私たちは
在两个城市之间 夕阳又照着了
二つの町間を歩き、夕日がまた照らしてきた。
可是 妻 妻 被黄昏的列车辗死了
しかし、妻が 妻が 夕方の列車に轢かれて死んでしまった。
~咳
就让那婴儿 像流星那么胎殒罢
お腹の赤ちゃんを流れ星のように散ってしまってもらおう
别惦着姓氏 与乎存嗣
苗字さえを忘れてしまえよう 跡継ぎを構ずにいよう
反正 大荒年以后 还要谈战争
どうせ 大凶作の年が過ぎた後又戦争がやって来る
我不如仍去当佣兵(我不如仍去当佣 兵)
俺はまた傭兵に行った方がましだ(俺はまた傭兵に行った方がましだ)
我曾夫过 父过 也几乎走到过
俺はかつて妻を持つ夫であった お父になる手前までいっていた。 |
|