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DJ巡警
2013-6-7
そのK札官はネット上で「DJポリス」と名付けられた。サッカーの日本代表がW杯一番乗りを決めた4日夜。東京の渋谷駅前交差点を埋めたファンを、指揮車の上から誘導し、喝采を浴びた。
互联网上,这名警员被称为“DJ巡警”。他在日本国家足球队率先拿到世界杯入场券的6月4号晚上,在指引车上引导聚集在东京涉谷站前路口的球迷,赢得一片喝彩。
「警備にあたっている怖い顔をしたお巡りさんも、皆さんと気持ちは同じです。皆さんのチームメートです。チームメートの言うことを聞いて下さい」「お互い気持ちよく、きょうという日をお祝いできるよう、ルールとマナーを守りましょう」。
“我们巡警全副武装,看上去可怕,其实心情跟大家一样,是大家的队友。请大家听一听队友说的话。”“让我们遵守规则和礼仪,让大家都能开开心心地庆祝今天这个日子。”
騒然とする若者らへの呼びかけが傑作だ。映像で見ると、路上から驚きの声や笑いが起こり、「お巡りさん!」コールが広がった。「声援もうれしいですが、皆さんが歩道に上がってくれる方がうれしいです」と返すDJ。こんな光景は珍しい。
这种向正处于兴奋状态的年轻人喊的话效果非常好。看回放录像,马路上响起一阵惊诧之音和笑声,“巡警先生”的欢呼此起彼伏。“大家支持我很高兴,如果大家能走到人行道上来我会更高兴的。”DJ回应道。这样的情景实属罕见。
集う人々を警備の対象としてだけ見るのではない。喜びと高揚をともに感じている同じ人間として、協力を求める。そこに当意即妙の才がのぞく。理より情への訴えが、共鳴を呼び起こしたとも思える。
将聚集的人群不单是当作防备的对象,而是与自己同样感觉喜悦与兴奋的人看待,呼吁他们合作。从这个做法可以看出这名警员随机应变的才能。也可以说他是不是以理,而是以情动人,唤起了大家的共鸣。
DJは20代の機動隊員だ。警視庁によると、当日の言葉はすべて自分で考えた。「人の心に響く。琴線に触れる」を心がけ、現場の状況や人々の年齢に合わせて柔軟にアレンジしたという。力量のある前線が信頼されて働く姿は気持ちがいい。
DJ是一名20多岁的机动队员。据警视厅介绍,当天说的话都是他本人自己想出来的。这名队员本着“触动人心”的想法,根据现场的情况和人群的年龄灵活地做出了对应。有能力的第一线警员开展工作能够受到充分信任,这种情形让人高兴。
劇的なPKを決めた本田圭佑(けいすけ)選手が5日の記者会見で言った。「どうやって自立した選手になって『個』を高められるか」。たぶんDJもそんな気概の持ち主だろう。若い人たちにいいものを見せてもらった。
在戏剧性的PK赛中射入决定一球的球员本田圭佑在5号的记者见面会上说道:“该如何成为一名自立的球员,提升‘个人品质’呢?”。大概这位DJ巡警也是拥有这种坚强品格的人。这一次,年轻人给我们展示了他们优秀的一面。
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