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本帖最后由 syouhaihai 于 2014-6-28 23:36 编辑
住宅街を無差別テロが突然襲った。本紙の初報は「ナゾの有毒ガス 7人死亡」の見出しで衝撃と不気味さを伝えた。松本サリン事件が起きたのは、20年前のきのうの深夜だった。オウム真理教の狂気の仕業とわかるのは後のことだ
无区别恐怖行动突然袭击了住宅区,本报的初次报道以《不明有毒气体 造成7人死亡》为标题传递了此次事件带来的精神打击与恐怖感。松本沙林毒气事件就发生在20年前的昨日深夜,判明那是奥姆真理教干出得丧心病狂的勾当是之后的事情。
▼あの記憶を風化させるわけにはいかない。くむべき教訓は尽きない。報じる側にいる者としては何より、事件の第1通報者であり被害者でもある河野義行さんを、犯人扱いしたことが痛恨事である。本紙がおわび記事を載せたのは翌年だった不能让那段记忆淡化,从中该汲取的教训无穷无尽。作为报道方人员,没有比把事件第一发现者也是被害者的河野義行,当做犯人对待更让人痛心的事情。本报对此刊登的道歉报道,已是在第二年了。
▼河野さんは最近の講演でこう語っている。「マスコミは大事件や特異な事件になると、バランスを崩していく特性を持つ」。厳しい指摘をいまも否定しきれないのが悔しい。事実の確認を重ねる。予断を捨てる。改めて肝に銘じたい
河野在最近的讲演中这样说到:“当有大事件或异常事件发生时,媒体就会突显有失偏颇的特性。”现在都还不能完全否定那严厉的指责,真是让人懊恼。反复确认事实,摒弃事先判断,要再次铭记于心。
▼発生の当初、河野さんの自宅には嫌がらせの電話が殺到し、脅迫状が舞い込んだ。「私は社会の敵にされた」と、本紙への以前の寄稿で述懐している。メディアのあやまちが無実の人を追い込んだ发生事件当初,打往河野住所的刁难电话源源不断,还收到了恐吓信。他在以前的投稿中向本报表述心声:“我已被视为社会的敌人”。媒体的过失报道,逼迫了这个清白之人。
▼「排除の構造」。特定の対象に不特定多数が敵意を向ける社会の姿を河野さんはそう呼ぶ。自分が苦しんだのと同じ仕打ちを、いままさに受けている人々がいると去年知った。ヘイトスピーチで罵﹝ののし﹞られる在日コリアンだ
“排斥机制”,河野把不特定多数人对特定对象表达敌意的社会现象如上称呼。他去年得知,现在有些人正遭受着跟自己当年相同痛苦的对待,他们就是在恶意言论中被丑诋的在日朝鲜人。
▼人類差別に対抗しようと有識者らが結成したグループ「のりこえねっと」の共同代表になった。ねっとの近著のなかで、排除の理不尽さを訴えている。あの事件はいまなお日本社会の現在を映す鏡であり続ける。为了想要对抗人类歧视,河野成为了有识之士组成的“跨越联盟”团体的共同代表。在联盟的最近著作中,控诉了排斥行为的不讲理之处。那次事件,现在仍然持续作为反应日本社会现状的一面镜子。 |
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