北京の地元紙によると、中国国内の有名サイトの掲示板が発起した、〇四年度ネットワーク流行語が投票によって選出された。六万九千三百六十一票の中で「做人要厚道」(人付き合いはまじめに)、「沙发」(ソファー)が上位二位を占めた。しかし、これらの言葉はよくインターネットに接続しチャットをしない人には何のことやらわからないものが多い。
「做人要厚道」とは、映画「手機」の中の台詞で、新しいスレッドは立てるが、その後の書き込みに対してはまったく発言をしないで、自分の考えを明らかさない管理者。「沙发」(ソファー)とは、新しいスレッドが立つと、まず始めに書き込みをする人。三位の「汗或寒」には、「汗」と「寒」の二つの意味があり、「汗」は「敬服する」の意味で、「寒」は文字通り寒い書き込み。四位の「百度一下」は「サーチエンジンで検索する」、五位の「潜水」は「掲示板の書き込みを見るだけで書き込みをしない」、六位の「頂」は「支持する」、七位の「出来混、遅早都是要還的」(出てこい、遅かれ早かれ自分に返ってくるぞ)は、映画「無間道」の台詞で「報い」の意味。十位の「FB」(腐敗)「みんなで参加しよう」は、腐敗役人が、公金を使ってみんなで食事に行くことから来ている。 |