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[其他翻译] 「ダンスダンスダンス」の翻訳(334)

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发表于 2017-10-31 20:17:44 | 显示全部楼层 |阅读模式
39(7)
五反田君はビールを一口飲み、紙ナプキンでくちもとを拭った。
「僕のマンションの部屋に彼女を連れてくるわけにはいかない。そんなことしたらあっという間に週刊誌にばれちゃう。本当だよ。あいつらはそういうことってすぐに嗅ぎつけるんだ。どうしてかはわからないけど、わかっちゃうんだ。二人で何処かに旅行するってわけにもいかない。そんなまとまった時間はとれない。だいいちどこに行ったってすぐに顔が割れる。僕らはプライバシーの切り売りをしているようなものだからね。結局どっかの安っぽいモーテルに行くしかないんだ。まったくこんなのってさ……」五反田君はそこで話しやめて僕の顔を見た。そして微笑んだ。「また愚痴だ」
「構わないよ。愚痴だろうが何だろうが、話したいだけ話せばいいよ。僕はずっと聞いてる。今日のところ、僕は喋るより聞いてる方が楽だから」
「いや、今日だけじゃないさ。君はいつも僕の愚痴を聞いている。僕は君の愚痴を聞いたことがない。他人の話を聞く人間ってあまりいないんだよ。みんな話したがる。たいした話もないくせにね。僕もその一人だけど」
ディキシーランドのバンドは『ハロー?ドリー』を演奏していた。僕と五反田君はしばらくそれに耳を傾けていた。
「ねえ、もっとピッツァを食べないか?」と五反田君が僕に訊いた。「あと半分ずつなら食ベられるだろう。どういうわけか、今日はやけに腹が減ってる」
「いいよ、僕もまだ腹が減ってる」
彼がカウンターに行ってアンチョビのピッツァを注文してきた。そしてピッツァが焼きあがると僕らはまた何も言わずに黙々と、そのアンチョビのピッッァを半分ずつ食べた。学生の団体はまだ大声で騒いでいた。やがてパンドが最後のステージを終えた。バンジョーやトランペットやトロンボーンがそれぞれのケースに仕舞いこまれ、ミュージシャンたちは舞台から消えていった。あとにはアップライト?ピアノが一台残っているだけだった。
ピッツァを食べ終えたあとでも、僕らはしばらく何も言わずに空っぽのステージをじっと眺めていた。音楽が消えると、人々の話し声が奇妙な硬質さを帯びたように感じられた。それは漠然とした硬質さだった。実体が柔らかいのに、存在の状況が硬質なのだ。そばに来るまではとても固そうに見える。でも体に当たると柔らかく砕けてしまう。それは波のように僕の意識を打っていた。ゆっくりとやってきて意識を打ち、そしてひいていった。それが何度も何度も繰り返された。僕はしばらくその波の音に耳を澄ませていた。僕の意識は僕自身から離れてひどく遠くにあった。遠い波が、遠い意識を打っていた。
「どうしてキキを殺したの?」と僕は五反田君に訊いてみた。訊こうと思って訊いたわけではない。それはふと口をついて出てしまったのだ。
彼はずっと遠くにある何かを見るような視線で僕の顔を見た。唇が少し開いて、その間から白い綺麗な歯が見えた。長い間、彼は僕の顔をじっと見ていた。喧騒が僕の頭の中で大きくなったり小さくなったりした。まるで現実との接触が近づいたり離れたりしているみたいに。彼の端正な十本の指がテーブルの上にきちんと組み合わされていたのを覚えている。現実との接触が遠く離れると、それは精巧な細工みたいに見えた。
それから彼は微笑んだ。とても静かな微笑みだった。

五反田喝了一口啤酒,用纸巾擦了一下嘴角。
“不能把她带到我的公寓房间。若是那样做了很快就会在周刊上暴露。真的。那帮家伙对那样的事马上就会闻到。虽然不明白怎么做的,但肯定会明白。两人也不能到什么地方去旅行。没法找到那么可以充足的时间。首先一到哪里马上就会暴露面容。我们就像零售隐私那样。所以只能去便宜的汽车旅行旅馆去。几乎所有都这样……”五反田讲到这里停下来看我的脸。接着微笑。“还是发牢骚。”
“很好呀。发牢骚也罢其它什么也罢,能把想说的话讲出来就好。我一直在听着。今天这个地方,与我讲相比我还是听着更快乐。”
“不,不仅仅是今天吧。你总是听我发牢骚。我没有听过你的牢骚。听别人讲话的人几乎没有。大家都只想说。因为也没有什么很重要的话。我也是那样一个人。”
    ディキシーランド的乐队在演奏“ドリー”。我和五反田倾听了一会儿演奏。
“那个,还不再想吃比萨饼吗?”五反田问我。“还能再吃半个饼吧。不知什么原因,今天特别的饿。”
“是的,我也还在饿着。”
他到柜台点了アンチョビ比萨饼。等到做好把饼送上来,我们还是什么也不说默默地吃完那半个アンチョビ饼。学生团体还在那样大声地喊着。过会儿乐队维持了最后的舞台。最后演奏了バンジョー、トランペット、トロンボーン等各种各样的小曲,ミュージシャン他们从舞台上消失了。之后只剩下一架アップライト钢琴。
吃完比萨饼之后,我们还是什么也不说一直看着那空空的舞台。等到音乐结束之后,感觉到人们说话的声音带有奇妙的硬质感。那是很模糊的硬质感。尽管实体是轻柔的,但现在状况却是硬质的。到达旁边时感到非常的坚硬,可是碰到身体时却轻柔地细碎下来。那就像波浪那样打到了我的意识。慢慢地走来打到了意识,然后再转移走。就那样在几次几次反复操作。我被那波浪的声音把耳朵澄清。我的意识从我的身体脱离开走到远远的地方去。遥远的波浪在打着遥远的意识。
“为什么把奇奇杀了?”我试着问了一下五反田。本想问却又不能问。那句话突然就从嘴里说了出来。
他像是在用看远处的什么东西那样的视线在看我的脸。嘴唇稍微张开一点,从那缝隙间露出了白色的美丽的牙齿。在很长时间里,他一直看着我的脸。喧嚣在我的头脑中一会变大一会变小。就像是和现实的接触勿近勿远那样。记得他那端正的十个手指在桌子上整齐地交叉着。与现实的接触远离之后,那是很精巧的工艺品。
然后他微笑起来。那是非常安静的微笑。
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 楼主| 发表于 2017-10-31 20:19:18 | 显示全部楼层
五反田笑得很自然。他能承认吗?
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