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[其他翻译] 「ダンスダンスダンス」の翻訳(362)

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发表于 2017-12-27 23:21:51 | 显示全部楼层 |阅读模式
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「違うよ、そうじゃない」と僕は言った。そして適当な言葉を探した。でも適当な言葉なんてもちろんなかった。「なんて言えばいいんだろうな?それは決まっていることなんだよ。僕は一度もそれを疑ったことはない。君は僕と寝るんだ、最初からそう思っていた。でも最初の時はそれができなかった。そうするのが不適当だったからだよ。だからぐるっと一回りするまで待った。一回りした。今は不適当じゃない」
「だから今私はあなたと寝るべきだって言うの?」
「論理的には確かに短絡していると思う。説得の方法としては最悪だろうと思う。それは認める。でも正直に言おうとするとこうなってしまうんだよ。そうとしか表現のしようがない。ねえ、僕だって普通の状況ならもっとちゃんと手順を踏んで君を口説くよ。僕だってそれくらいのやり方は知ってる。その結果が上手く行くか行かないかはともかく、方法的にはもっとちゃんと人並みに口説ける。でもこれはそうじゃないんだ。これはもっと単純なことなんだ。わかりきってることなんだ。だからこれはこういう風にしか表現できないんだよ。上手くやるとかやらないとかの問題じゃないんだ。僕と君は寝るんだよ。決まってるんだ。決まっていることを僕はこねくりまわしたくないんだ。そんなことをしたら、そこにある大事ものが壊れてしまうからだよ。本当だよ。嘘じゃない」
ユミヨシさんはテーブルの上に置いた自分の時計をしばらく眺めていた。「あまりまともとは言えないわね」と彼女は言った。それから溜め息をついてブラウスのボタンを外し始めた。
「見ないで」と彼女は言った。
僕はベッドに寝転んで天井の隅を見ていた。あそこには別の世界がある、と僕は思った。でも僕は今ここにいる。彼女はゆっくりと服を脱いでいった。小さなきぬずれの音が続いていた。彼女はひとつ服を脱ぐと、それを畳んできちんとどこかに置いているようだった。眼鏡をテーブルの上に置くかたんという立目も聞こえた。とてもセクシーな音だった。それから彼女がやってきた。彼女は枕もとのライトを消し、僕のベッドの中に入ってきた。するりと、とても静かに彼女は僕の隣に潜りこんできた。ドアのすきまから部屋に入る時と同じように。
僕は手を伸ばして彼女の体を抱いた。彼女の肌と僕の肌が触れた。とても滑らかだ、と僕は思った。そしてそこには何かしら重みがある。現実だ。メイとは違う。彼女の体は夢のように素晴らしかった。でも彼女は幻想の中にいたのだ。彼女自身の幻想と、彼女を含む幻想の、二重の幻想の中に。かっこう。でもユミヨシさんの体は現実の世界に存在していた。その温かみや重みや震えは本当に現実のものだった。僕は彼女の体を撫でながらそう思った。キキを愛撫する五反田君の指も幻想の中に存在していた。それは演技であり、画面の上の光の動きであり、ひとつの世界からもう一つの世界へとすりぬけていく影だった。でもこれは違う。これは現実なのだ。かっこう。僕の現実の指がユミヨシさんの現実の肌を撫でているのだ。
「現実だ」と僕は言った。

“不对,并不是那样。”我说。然后寻找合适的语言。但是怎么找也找不到合适的。“怎么说为好呢?那是已经决定了的事。我一次也没有怀疑过那样的事。你最初想的是:你可以和我睡觉。可是最初却并不能实现。那样做并不合适。等待一圈转完之后。一圈转完了。现在并不是不合适。”
“所以说,现在我应该和你睡觉了。”
“理论地的确是武断中。作为最有说服力的方法那是最差劲的。认同这一点。可是真要那么说了还变成那样。那只是表现的方法。那么,我假如处在普通的状态,我可以按程序向你求爱。我也知道那样的一些做法。其结果是否顺利,其方法是正式的非常普通的求爱。但是这是最单纯的事情。是很清楚的事。但是这事只能用这样的方式表现。是否顺利做成,这并不是问题。我和你睡觉了。这是决定了的事。我并不想搬弄转移已经决定了的事。若真那样做了,就会破坏那里重要的事。的确是那样,并不是假话。”
    ユミヨシ看了一会儿放在桌子上的自己的手表。“不要那么正规地说。”她说。然后喘了一口气,开始解衣服的扣子。
“不要看。”她说。
我躺在床上望着天棚的一角。那里是另一个世界。而我现在却在这里。她在慢慢地脱衣服。轻弱的衣服磨擦声音在连续着。她每脱一件衣服,都要叠好整齐地放到一个地方。也能听到把眼镜放到桌子上的声音。特别有性感的声音。然后她终于走了过来。她把枕头旁边的灯关掉,钻进我的被窝中。快速地非常安静地钻到我的旁边。就像从门缝中钻进房间似的。
我把手伸出去抱住她的身体。让她的肌肉和我的肌肉接触。非常光滑。然后在那里有什么重量。很现实。和メイ不同。她的身体就像梦那样是绝佳的。可是她是在幻想之中。是她自身的幻想和包含她的幻想,在这二重幻想之中。太好了!可是ユミヨシ的身体存在于现实的世界之中。其温暖、重量和震动都是真实的现实的东西。我一边抚摩着她的身体就这样想。爱抚奇奇的五反田的手指存在于幻想之中。那是演技,是映幕上的光的移动,是从一个世界向另一个世界穿越的影子。但是这个却不同。这是现实的。太好了!我的现实的手指却在抚摩ユミヨシ现实的肌肉。
“太现实了。”我说。
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 楼主| 发表于 2017-12-27 23:22:27 | 显示全部楼层
幸福美好的夜晚。
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