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[其他翻译] 「ダンスダンスダンス」の翻訳(365)

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发表于 2017-12-30 20:11:00 | 显示全部楼层 |阅读模式
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「ここに君が泊まりに来ることは僕は全然構わない。でも君にとっては危険が大きすぎるんじゃないかな。だって、ばれたら君はクビになるかもしれないよ。それよりは君のアパートか、それとも別のホテルに泊まった方がいいんじゃないかな?その方が気が楽だろう?」
ユミヨシさんは首を振った。「いいえ、ここがいいの。私はこの場所が好きなの。ここはあなたの場所であると同時に私の場所でもあるの。私はここであなたに抱かれたいの。あなたさえよければ」
「僕はどこだって構わない。君の好きなようにすればいい」
「じゃあ今日の夕方にね。ここで」と彼女は言った。そしてドアを小さく開け、外の様子をうかがってから、すっと身をくねらせるようにして消えていった。

僕は髭を剃り、シャワーを浴びてから、外に出て朝の街を散歩し、それからまたダンキン?ドーナッツに入ってドーナッツを食べ、コーヒーを二杯飲んだ。
街は出勤をする人々で溢れていた。そういう光景を眺めていると、僕もまた仕事を始めなくてはという気持ちになった。ユキが勉強を始めたように、僕も仕事を始めなくてはならない。現実的になるのだ。札幌で仕事を見つけることになるのだろうか?それも悪くない、と僕は思った。そしてユミヨシさんと一緒に暮らすのだ。ユミヨシさんはホテルに働きにでかけ、僕は僕の仕事をするのだ。何の仕事だ?まあいいさ、何かあるだろう。たとえすぐに仕事がみつからなくても、まだ何カ月かは食べていける。
何か物を書くのも悪くないな、と僕は思った。僕は文章を書くことは嫌いではないのだ。ほぼ三年間切れ目なく雪かき仕事をやってきたあとで、僕は何か自分の為に文章を書きたいというような気持ちになっていた。
そう、僕はそれを求めているのだ。
ただの文章。詩でも小説でも自叙伝でも手紙でもない自分の為のただの文章。注文も締切もないただの文章。
悪くない。
それから僕はまたユミヨシさんの体のことを思い出した。僕は彼女の体の隅から隅までを覚えていた。僕がそれを確かめ、封印したのだ。僕は幸せな気分で初夏の街を歩き、美味い昼食を食べてビールを飲み、ホテルのロビーに座って植木の陰からフロントでユミヨシさんが働いている姿を少し眺めた。

“你住到这里,对我完全可以。可是对你来说那危险不是很大吗?一旦被发现了你也许被开除了。与其这样,在你的公寓或者到别的宾馆住不是更好吗?那样会更快乐。”
    ユミヨシ摇了摇头。“不,还是这里好。我就喜欢这个地方。这是你的地方,同时也是我的地方。我喜欢在这里被你拥抱。除非你回避开。”
“在什么地方我都无所谓。只要你喜欢就好。”
“那么,今天傍晚,在这里。”她说。然后把门打开小缝,偷偷看看外面的情况,轻快地弯着身子消失了。

我刮完胡子,淋浴之后,到外面在早上大街上散步。然后又到面包店吃面包,喝了两杯咖啡。
大街上满是上班的人。看到这祥的光景之后,我有一种重新工作的欲望。就像雪开始学习那样,我也必须开始工作。那是非常现实的。是不是可以在札幌找到工作呢?这样也并不错。那样的话就可以和ユミヨシ一起生活了。ユミヨシ在宾馆工作,我做我的工作。那是什么工作呢?好了,能有什么的吧。即使是不能马上找到工作,空吃几个月也是可以的。
若是能写什么的话也是不错的。我这样想。我并不讨厌写文章。在间断了三年中做了些铲雪似的杂活,我倒是有了为自己写些什么文章的想法。
好了,我来寻找那样的工作。
只是文章。并不是诗、小说、自叙传记以及信那样的自己的文章。不是预定货物单不是截稿的文章。
这并不错。
然后我又想起了ユミヨシ的身体。我记得她身体的每一个角落。我确认之后给封印上了。我以一种幸福的心情逛着初夏的大街,吃着美味的午餐喝着啤酒,坐在宾馆大厅树阴下不时地望着ユミヨシ工作的身影。
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 楼主| 发表于 2017-12-30 20:13:05 | 显示全部楼层
主人公开始了在北海道美好的生活。
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