朝日新聞にこんな記事が載っていました。
「中国の日系企業 離職率は欧米系企業の2.5倍」
中国に進出した日系企業の従業員の離職率が欧米系の2.5倍もあり、優秀な人材を確保できないのは、トップの報酬で5倍の開きがあるなど人材登用の仕組みに問題があるからだ――。日本貿易振興機構(ジェトロ)が欧米系企業40社と日本企業の実態を比較して、こんな調査をまとめた。もっとも、中国では欧米で学んだ学生が欧米系企業を好む傾向が強いだけに、即効性のある対策を取るのは難しそうだ。
ジェトロなどの集計によると、05年に離職した労働者の比率(離職率)は、日系の15.1%に対して欧米系は6.3%だった。理由として(1)日系の現地化の遅れ(2)日系の責任者は3、4年で代わり、中国人スタッフとうまくいかない(3)トップを含め管理職の給与が欧米系より低い――などを挙げている。
また、日系企業のトップは中国人か日本人の二者択一だが、欧米系は香港、シンガポールなどの華僑出身者を現地の幹部に送り込んでいる。
中国人学生の就職希望先ランキング上位50社のうち3分の2を外資系企業が占めている。日系のランク入りはソニー(22位)と松下電器産業(42位)のみで人気が低い。
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私も以前は(在日の)欧米系の会社で働いていました。欧米の会社は能力主義で、自由なところもありますが、業績
には本当にシビア(厳格)です。もちろん社員に対しての要求も厳しい。すぐに警告通知が来ます。
何事も一長一短だと思いますが。 |