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大村藩の歴史と共に伝わる"角ずし"は500年の伝統の味・郷土料理を全国の人々にご賞味頂くため、長崎県・大村市・大村商工会議所・長崎県物産振興協会・全国有名デパートのご後援を得て、北海道から鹿児島、国外ではハワイ・シンガポールまで普及宣伝してまいりました。皇太子殿下・同妃殿下をはじめ各宮様にご賞味賜る光栄に浴しました。 長崎空港2階売店ではお土産として、また機内でのお食事として大変喜ばれております。これも皆様方の暖かいご支援とご協力のおかげと、心より感謝申し上げます。
これからも伝統を守り続けてまいりますので、なお一層のご指導・ご鞭撻の程を宜敷お願い申し上げます。
今から約500年前の戦国時代、文明6年のことでございます。ときの大村藩主、大村純伊公は、島原半島の有馬貴純勢に攻撃を受け萱瀬村の中岳の戦いに敗れ、唐津沖の加々良島に逃れました。7年もの長い間、領地を奪い返す時をうかがっておりましたが、文明12年、援軍を得て大村領を回復して宿願を果たしました。この時大村の領民たちは大いに喜び、もろぶたに炊きたてのご飯をひろげ、その上に魚の切身や野菜のみじん切りなどをのせ、押しずしにして、領主をはじめ将兵の食前に供しました。脇差でこれを四角に切ったことが角ずしといわれるゆえんです。この時に踊られた栌护趣趣猡 |
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