【天声人語】
2005年09月24日(土曜日)付
盲荬つ故紊悉恕⒁幻钉螚@の葉が載っている。もうしっかりと黄色に染まって、気の早い桜だ。線香の煙が漂ってくる。秋の彼岸の中日に、東京都港区の都青山霊園に足を向けた。
在黑黑的墓碑上,落了一片樱树的叶子。叶子已完全变黄了,真是棵心急的樱树。扫墓烧香的烟气在四周飘荡着。秋分之日,我来到了東京都港区的都青山墓园。
大久保利通、乃木希典、犬養毅、志賀直哉……。広い敷地には、日本の近、現代史に登場する人物の墓が点在している。
大久保利通、乃木希典、犬養毅、志賀直哉……。在偌大的墓地中,零星分布着一些载入了日本近、现代史的人物的墓冢。
そこここに、小さな白い看板の立つ墓がある。「10月までに使用者が申し出なければ、無縁仏として改葬します」。霊園の再生計画を進める都が、墓の権利関係を整理するために立てたという。看板は、著名人の墓の前ではあまり見受けないが、万を超す区画の中には、長く使用者との連絡がつかない墓もあるようだ。
不时可以看到一些墓冢前竖着一块小小的白色牌子,上面写着:“如果到10月份为止使用人不提出申请,该墓将作为无主墓进行改葬。”据说这是东京都为推进墓园再利用计划,重新整理墓冢的归属权而立的。这些牌子在名人的墓前很少看到,但在为数过万的这类墓冢当中,似乎也有一些是长期联络不上使用者的。
小さな看板が林立する一角があった。外国人墓地だ。明治の文明開化のころから日本に西洋文明を伝え、故国に戻ることなく日本の土となった人たちが多く眠っている。
有一处插满了小牌子,那是外国人的墓地,里面沉睡着许多在明治的文明开化时期起把西洋文明传到日本,而最终没有回去故国而是成为了日本国土一部分的外国人。
紙幣の印刷を指導したイタリア人キヨッソーネの墓のように、手入れが行き届いているものもあるが、白い看板が立てられた墓が並んでいる。しかし都では、外国人墓地は歴史的な価値が高いので、原則として現状のまま残すという。この外国人墓地からほど近い区画に眠る斎藤茂吉の歌集「ともしび」に、こんな一首があった。〈ならび立つ墓石(はかいし)のひまにマリガレツといふ少女(をとめ)の墓も心ひきたり〉。
墓园里也有像指导了日本纸币印刷的意大利人奇偌索涅的墓那样管理得很好的,但竖着小白牌的外国人的墓还是很多。然而听说由于外国人的墓地有较高的历史价值,在东京都规定原则上是要保持原状的。就在离这个外国人墓地不远处长眠着的诗人齐藤茂吉的和歌集《烛火》里,有这样一首和歌:“林立的墓碑的间隙中,少女玛丽格里茨的墓也让我动容。”
そう大きくはない簡素な茂吉の墓には「茂吉之墓」とのみ刻まれている。供えられた花は、まだ新しい。白菊とリンドウの間から白ユリが首を伸ばし、秋分の空に向かって開きかけていた。
在并不太大的、简朴的茂吉的墓碑上只刻着“茂吉之墓”四个字。供奉在墓前的花还很新鲜。在白菊和龙胆之间,白色百合探出头来,向着秋分的天空绽放。 |