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孙过庭《书谱》原文、汉译文、日译文(19)
【原文】
代有《笔阵图》七行,中画执笔三手,图貌乖舛,点画湮讹。顷见南北流传,疑是右军所制。虽则未详真伪,尚可发启童蒙。既常俗所存,不藉编录。至于诸家势评,多涉浮华,莫不外状其形,内迷其理,今之所撰,亦无取焉。
【汉译文】
世上流传的《笔阵图》七行,中间画有三种执笔的手势,图象错乱文字谬误。近来见南北各地流传,推测为王羲之所作。虽然未能辨其真伪,但还可以启发初学儿童。既然为一般人收存,也就不必编录。至于以往诸家的论著,大多是华而不实,莫不从表面上描绘形态,阐述不出内涵的真理。而今我的撰述,不取这种作法。
【日译文】
世に七行の『筆陣図』と呼ばれる書論が伝わっている。その中には、執筆についての三種の技法が図解されているが、図は正確でなく、文章も間違っている。最近、江南や江北に流布していて、王羲之が作ったものかどうか、真偽ほどは定かでないが、一応初心者の手引きとしては役に立つものである。しかし世にありふれたものであり、取り上げて書き留めるまでもない。ほかに六朝の諸家の筆勢についての評論は、多くは美辞麗句を並べただけのもので、外側の形状について述べるだけで、内容について混乱している。本書を撰述するに当たってはほとんど役立たなかった。 |
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