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故郷
「故人 西のかた 黄鶴樓を 辭し,
煙花 三月 揚州に 下る。
孤帆の 遠影 碧空に 盡き,
惟(た)だ見る 長江の 天際に流るるを。」
皆さんは大詩人李白書いた名詩「黄鶴樓にて孟浩然の広隣にゆくを送る」,ご存知でしょう。私の故郷――揚州は春秋時代に呉王の夫差がこの地に築町したことから始また,悠々の歴史を持っている。昔から,交通の要衝地として栄えた都市であり,内外から大変多くの文化人、僧侶、商人あるいは政治家が揚州に集まってきた。
また,揚州は江南の吆婴虼恧工氪髩滹L光明媚な場所であり,特に痩西湖とか、大明寺とか、個園とか(揚州人は「痩大個」と略称する ),花の咲く、万物復活した春あるいは月が明るく、色鮮やかな秋,多くの観光客が国の内外から揚州を訪れる。
痩西湖は六朝以来の景勝地で,杭州の西湖のように美しく,また河のように細長いことから「痩西湖」という名が付けられました。天然の景勝に恵れた揚州での独特の庭園であります。園内は全長五キロの遊歩道が続き,清の乾隆帝が好んで名園として知られた。見所は,白塔とかその近くの五亭橋とか,いろいろある。特に,五亭橋と二十四橋風景区は一番有名だ。五亭橋は空から見て,湖の中の蓮の花のように直立する,だから「蓮花橋」とも呼ばれ,世界に一つしかない貴重なものだ。橋の下はアーチが連なり,満月の夜は特に詩情に富む観月の名勝である。二十四橋風景区は有名な唐詩に詠われている。「二十四橋明月の夜,玉人何處にか簫を吹か敎む?」,本当に景色がいい観光地だ。
また,南北朝代,南朝大明年間に創建された,唐の時代鑑真和尚が住職を勤めた大明寺;園内に多くの竹が植えられ,四季の景色を表した個園など,たくさんある。
私の故郷は本当に観光資源の豊富な都市だから,皆さん,ぜひ,遊びにきてね! |
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